編 集 後 記


今回の168の編集に携わってみて、今更ながら自分の文才のなさに呆れてしまいました。現代美術の作品を通して自分なりの思いや考えたことを、文章で表現することの難しさをいつも感じています。そのことは、自分にとって現在進行形の課題として、自分なりに努力しているつもりですが…。 (奥野)

アンケートには、日本全国、札幌から沖縄まで、実に沢山の方々が「遠くから来て良かった」と書かれていました。遠くの方も近所の方も「来てよかった」と感じて下さるよう、ギャラリートーク等で、私達も微力ながらお手伝いさせていただけたら幸せです。 (小野)

専門家には書けそうもない、くだけた内容にしようとの試みだったのですが、紙面の都合で生原稿の約6割を掲載しました。ダイエットしたスリムな、レポートのような仕上がり具合となりました。また取材に応じて頂いた川村美術館の担当者の方にはたいへんお世話になりました。感謝の気持ちを表明いたします。 (所)

ギャラリートークのボランティアをしているおかげで、ここで出会うアーチストは曲がりなりにも深く知るようになるが、特に「168」の特集にあたれば、なお深入りする。そして得るものも多い。そうなのです、ボランティアは何よりも自分のためなのです。 (鶴野)

この原稿を書いていた頃、阪神大震災が起こりました。無料でお好み焼を配る露天商の方、路上でペットたちを診察する神奈川の獣医さん、コップ一杯の水で洗髪できるセットをもって駆けつけた美容師さん。それぞれができることをしに現場に集まっている姿をテレビで観ながら、こんな時アーティストあるいはアートに関わる自分のような人間にできることは何だろうか、それとも非常時にアートはいらないと言われてしまうのか、考えてしまいました。 (林口)

*本ページの内容は、1995年3月1日発行当時のものです。



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