cafe168 顛末記
cafe168 はどこへ行ったのか? 疑問に思っている方が多いのではないでしょうか。実は私たちもそうなのです。開店準備中に経営者に逃げられてしまった従業員一同、呆然自失していたのが私たちの姿でした。まあ、これは冗談としても、cafe168 構想の推進者であった黒沢学芸員の突然の退職は私たちにとって大きな痛手でした。もともと、構想の実現に向けての第一歩で予算化できず、cafe168 の目玉であった皆さんとの具体的な交流の場を持つことは絶望的でしたが、彼の不在はそれを決定付けました
カフェのような場所こそ得られませんでしたが 、cafe168 がどこかへ行った訳ではありません。前号の特集「cafe168 を探そう」に見られるように水戸芸術館の全部門では、出版物を通じて皆さんとの交流を求めています。この「168」もその一つですが、さらに私たちにはギャラリートークという強力な手段があります。今号の特集にあるように、このギャラリートークは皆さんとの対話で成り立っており、その形は千差万別・変幻自在です。ギャラリーだけでなく、そのあとでコーヒーラウンジに席を移して対話が続けば、そこが cafe168 となるでしょう
cafe168 をめぐっては白熱の議論が繰り返されましたが、これは私たちの財産です。cafe168 は私たちの心に住みつきました。そしてcafe168 を求める皆さんの心にも仲間を増やそうとしています。(鶴野)
*本ページの内容は、1998年3月31日発行当時のものです。
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