日本の芸術 1960s
水戸芸術館では、1997年 8月2日(土)より11月23日(日)まで、日本の1960年代の
芸術に焦点をあて、美術、音楽、演劇、映像などを横断的に紹介する「日本の芸術1960s」を開催します。
この時代は、回顧展というかたちで国内でもいろいろなところで紹介されてきました。
それらに比べて、今回の企画には、これまでの回顧展には見られなかった大きな二つの
特徴があります。
そのひとつは、水戸芸術館の音楽、演劇、美術の各部門が協力共同して取り組む企画
だということです。60年代のこの時期は、日本の芸術が解体と総合の熱気に包まれて、
芸術諸分野がそれぞれ領域を越えて接近しあった時期でした。美術、音楽から、舞踏、
演劇そして写真へと、60年代を通じてその熱気は波及拡大し、芸術諸分野が往還したの
です。「日本の芸術1960s」では、現代美術ギャラリーを核とし、ACM劇場、コンサー
トホールATM、広場、エントランスホールなど、水戸芸術館全館を活用して総合的に企画を展開していきます。
もうひとつの特徴は、今回の企画を、単なる歴史的な回顧とするのではなく、60年代
に生まれたさまざまな芸術活動の今日的意義を問うところにあります。ネオダダイズ
ム・オルガナイザーなどをはじめとする前衛美術運動、ジョン・ケージの「偶然性の音
楽」、ジャンルを超えたアーティスト寺山修司による戯曲など、60年代という時代が拓
いた新たな芸術は、今なお失われることなく私たちの前に存在しています。私たちはそ
こから何を受け取り、また、そこを越えて何をつくりあげていくことができるのかを、
この企画を通じて考えていきたいと思います。
日本の芸術1960s
- 会期:
- 1997年8月2日(土)〜11月23日(日)
- 休館日は、毎週月曜日および 9月16日(火)、11月4日(火)です。
- ただし、9月15日、11月3日は開館します。
- *会期の最終日は11月24日(月・祝)とお知らせしてきましたが、都合により、11月23日(日)に変更させていただきます。ご了承ください。
- 会場:
- 水戸芸術館
- 主催:
- 水戸市芸術振興財団
- 企画監修:
- 磯崎新
- お問い合わせ:
- 水戸市芸術振興財団 広報係
- TEL:029-227-8111(代表)
- 〒310 茨城県水戸市五軒町1-6-8 水戸芸術館
日本の芸術 1960s 開催企画
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