水戸芸術館ACM劇場(水戸芸術館演劇部門)

財団法人水戸市芸術振興財団
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使い捨てコンタクトのセールスマン・牧村真吾が、古本屋で手に入れた「紙芝居集成」の中の、気がかりな一枚の絵。 にごった世界に一本だけ、涼しげな道をつくって、誰かが去って行く影が描かれているその絵は、見開きページの片方が千切れてどこかに消えている。 さらに説明書きには、<題名不詳、作者、作画不詳>とだけあった・・・。

ところはひしゃげた老人アパート。<題名不詳>のその絵と作者を求めて牧村は、往年の英雄、紙芝居屋の情夜涙子(じょうやるいこ)の部屋に通いつめ、コンタクトを付け替えてあげていた。 一日一膳のホカ弁代もままならないのに、それさえも半分残して、何者かを扶養している情夜。

-- あたしにはもう描けない。でもこの一枚瞳のコンタクトが、今見ているものを映し取った、あんたらへのプレゼント、小さな絵だよ --

ホカ弁屋の染井るいこが拾ったベニイロ玉のリング<夜の目>が物語を縫う鍵となり、舞台上に次々と、紙芝居の名作「夜の目」、「白い牙」を呼び出し始める。
「次をめくれば身辺(あたり)が変わる。抜くな、めくるな、 ホカ弁屋、恐ろしいことのページが待つ」
お弁当箱の太鼓も鳴って、今、ページは引き抜かれ、黄金バットが金歯を鳴らして高笑う・・・!

紙芝居の絵の町が、ひっそりとした眠りの底から目を覚まし、現実との境界線を越えて来る!!

2006年度、読売演劇大賞芸術栄誉賞受賞した唐十郎が放つ新作!!

劇団唐組 <新作> 水戸公演 『紙芝居の絵の町で』


2006年 5月19日(金)19:00開演
2006年 5月20日(土)19:00開演
2006年 5月21日(日)19:00開演

水戸芸術館広場特設紅テント(雨天決行)

作・演出:唐十郎

出演:唐十郎、鳥山昌克、久保井研、辻孝彦、稲荷卓央、藤井由紀、赤松由美、丸山厚人、多田亜由美、高木宏、植野正士、岡田悟一、気田睦、野村千絵、新堀航(劇団唐ゼミ★)

絵:高畠華宵/宣伝美術:合田佐和子/作曲:大貫誉/舞台美術:劇団唐組
制作:劇団唐組制作部/協力:(株)文化印刷
主催:財団法人水戸市芸術振興財団

全席自由 一般 3,000円/団体(10名様以上) 2,700円/学生 1,500円

チケット好評発売中


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