水戸芸術館現代美術ギャラリー/現代美術センター(水戸芸術館美術部門)
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ARCHIGRAM -- Experimental Architecture 1961-1974
「アーキグラムの実験建築 1961-1974」

2005年 1月22日(土)〜 3月27日(日)
月曜休館、ただし 3月21日(月・祝)は開館。翌、3月22日(火)休館。

アーキグラムとは、1960年代から1970年代初頭にかけて活躍したイギリスの建築家グループの名称であり彼らが出版していた雑誌のタイトルです。

ピーター・クック(1936-)ら、6人の建築家がメンバーだったアーキグラムは、詩と建築、デザインなどの分野を自在に横断し、消費社会における新しい建築や都市の姿を、当時のSFコミックスや広告などのイメージを引用しながら、ポップなグラフィックやコラージュで表現しました。
巨大な都市に昆虫のような脚がついており、居住者が希望する場所へ移動する「ウォーキング・シティ」や、着脱可能な空間ユニットを集合住居やオフィス、店舗など多様な用途にあわせて組み立てた「プラグイン・シティ」など、彼らの奇抜なアイデアは『アーキグラム』誌上での実験に留まり、実際に施工されたものはありません。

しかし建築界のビートルズとも呼ばれる前衛的かつユーモアにあふれた姿勢はレム・コールハウスやザハ・ハディッドなどの建築家だけでなく、ポール・スミスなどのデザイナーにも影響を与えました。

2002年には建築界で最も栄誉ある賞とされる英国王立建築家協会(RIBA)のゴールドメダルを受賞するなど、今日彼らの先見の明が注目を浴び、再評価されています。 その彼らの回顧展である「アーキグラムの実験建築 1961−1974」展が、1994年にウィーンのクンストハレを皮切りにパリのポンピドゥセンター、ロンドンのデザインミュージアムと欧米アジア諸国を巡回し、11年を経てようやく日本で開催されるはこびとなりました。
アーキグラムのメンバー自らの展示デザインによって、300点以上のドローイングや、コラージュ、模型で、日本で初めてアーキグラムの全貌が公開されるとともに、当時の生き生きとした雰囲気が再現されます。

*日本では、水戸芸術館だけの開催となります。

「プラグイン・シティ」1964
ピーター・クック(アーキグラム)
Images: Archigram Archives
「ウォーキング・シティ・イン・ニューヨーク」1964
ロン・ヘロン(アーキグラム)
Images: Archigram Archives
「エレクトロニック・トマト」1969
ウォーレン・チョーク、デヴィッド・グリーン(アーキグラム)
Images: Archigram Archives




「アーキグラム 4号表紙 」1964
Images: Archigram Archives
展覧会概要
展覧会名:アーキグラムの実験建築 1961-1974
ARCHIGRAM -- Experimental Architecture 1961-1974
会期:2005年1月22日(土)〜3月27日(日) 
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー
開館時間: 9時30分〜18時 (入場は17時30分まで)
休館日:月曜日 *3月21日(月・祝)は開館。翌、3月22日(火)は休館
入場料:一般800円、前売・団体(20名以上)600円
中学生以下・65歳以上・各種障害者手帳をお持ちの方は無料
一年間有効パス:H.T.P.→対象15歳以上20歳未満1,000円、
おとなのパス→対象20歳以上2,500円
チケット発売:水戸芸術館エントランスホールチケットカウンター
*「おとなのパス」は水戸芸術館チケットカウンターのみの発売となります。
主催:財団法人水戸市芸術振興財団
助成:財団法人ポーラ美術振興財団、大和日英基金、ブリティッシュ・カウンシル
協賛:アサヒビール株式会社
協力:Paul Smith Ltd., 有限会社アップリンク、日本オセ株式会社、株式会社創夢
企画:水戸芸術館現代美術センター
キュレーター:デニス・クロンプトン(Archigram Archives)
展覧会担当:高橋瑞木(水戸芸術館現代美術センター学芸員)



アーキグラム・プロフィール
1961年から1970年までロンドンで出版された雑誌『アーキグラム』を活動の中心とした建築家集団。
1961年にピーター・クック、デヴィッド・グリーン、マイケル・ウェブが1枚のシートからなる『アーキグラム』創刊号を発行し、1962年にはウォーレン・チョーク、デニス・クロンプトン、ロン・ヘロンが参加し第2号が発行されました。
SFコミックや広告のイメージを引用しながら、消費社会における都市や建築の新しいあり方を提唱した雑誌『アーキグラム』は、1970年の第9号まで断続的に発行されました。 1974年にアーキグラムのオフィスを閉めた後、メンバーはそれぞれ建築家や研究者として大学や研究機関で活躍し、レム・コールハースやザハ・ハディッドらが指導をうけました。
2002年に英国王立建築家協会ゴールドメダルを受賞。

ロン・ヘロン (1930-1994) ロンドン生まれ
ブリクストン・スクール・オブ・ビルディング、リージェント・ストリート・ポリテクニックで建築を学ぶ。
1965年から1993年まで AAスクール (Architectural Association School of Architecture, London) で教職をつとめ、1981年に息子のアンドリューとサイモンと共にヘロン・アソシエイツを設立。1994年に逝去。

デヴィッド・グリーン (1937-) ノッティンガム生まれ
建築を学ぶ。
現在はロンドンのウエストミンスター大学の教授をつとめながら、カーサ・ヴェルデのペンネームで執筆活動と理論的プロジェクトを展開させている。

デニス・クロンプトン (1935-) ブラックプール生まれ
マンチェスター大学で建築を学ぶ。 AAスクールに勤める傍ら、教職や、大学での多くの出版活動に携わる。
ロンドン大学のバートレット校で修士の学生を教えている。

ピーター・クック (1936-) サウスエンド・オン・シー生まれ
ボーンマス・スクール・オブ・アートとロンドンの AAスクールで学ぶ。
現在はロンドン大学バートレット校で建築を指導している。
2003年にはコリン・フォルニエールと共に、オーストリアのグラーツにてクンストハウスの設計を完成させた。 2004年のベニスの建築ビエンナーレでは英国パビリオンのキュレーターをつとめた。

ウォーレン・チョーク (1927-1987) ロンドン生まれ
マンチェスター・スクール・オブ・アートで学ぶ。
主に北米やイギリスの AAスクールで執筆と教職活動を続けた。1987年に逝去。

マイケル・ウェブ (1937-) ヘンリー・オン・テームズ生まれ
ロンドンのリージェント・ストリート・ポリテクニックで建築を学ぶ。
長年ニューヨークに住み、クーパーユニオン、コロンビア、バーナード、プリンストンの各大学で教鞭をとり、欧米で多くの展覧会を開催している。



「モンテカルロ・プロジェクト」1969
ピーター・クック、デニス・クロンプトン、ロン・ヘロン(アーキグラム)
Images: Archigram Archives
アーキグラム来日のお知らせ
本展開催あたり、アーキグラムのメンバー4人、ピーター・クック、マイケル・ウェブ、デニス・クロンプトン、デヴィッド・グリーンが来日します。


関連事業 1 アーキグラムによるギャラリーガイド
アーキグラムのメンバーが作品解説をおこないます。(通訳付)
日時:2005年 1月22日(土)14時〜15時30分 *通訳付
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー
入場:当日有効の展覧会入場券が必要です。

関連事業 2 レクチャー&シンポジウム「カウンターカルチャーと建築」
パネリスト:ピーター・クック、デニス・クロンプトン、デヴィッド・グリーン、マイケル・ウェブ(以上 アーキグラム)、磯崎新(建築家)
モデレーター:五十嵐太郎(評論家)
日時:2005年 1月23日(日)13時〜16時(開場12時30分)*同時通訳付
会場:水戸芸術館会議場  
料金:1,000円
定員:100名 下記までお電話でご予約ください。
水戸芸術館チケット予約センター Tel.029-225-3555
ご予約受付開始日:2004年12月22日(水)9時30分〜
*展覧会入場料は、別途必要です 。

関連事業 3 「ピーター・バラカンが聴いたロンドン」
アーキグラムが活躍した60〜70年代音楽とともに、ピーター・バラカンが、当時のロンドンの文化を紹介します。
日時:1月29日(土)14時〜15時30分(開場13時30分)
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー内ワークショップ室
料金:500円
定員:80名 下記までお電話でご予約ください。
水戸芸術館チケット予約センター Tel.029-225-3555
ご予約受付開始日:2004年12月22日(水)9時30分〜
*展覧会入場料は、別途必要です 。

関連事業 4 Traveling Cow Books & 出張お茶サービス社
60・70年代の良書をそろえた移動式古書店 Traveling Cow Books と、移動式カフェ出張お茶サービス社が広場にやってきます。
日時:2005年 3月26日(土)、27日(日)10時〜16時 *雨天中止 
会場:水戸芸術館広場

書籍の刊行 展覧会記念書籍『アーキグラムの実験建築 1961-1974』
PIE BOOKSから3月上旬に刊行。
収録内容:磯崎新によるピーター・クックへの最新インタビュー/五十嵐太郎によるテキスト/ポール・スミス、ニール・ディナーリ、伊東豊雄らによる書き下ろしコメントなど。



クリテリオム

クリテリオム62 磯邉一郎 Isobe Ichiro
会期:2005年1月22日(土)〜3月27日(日)
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー第9室
企画担当:窪田研二(水戸芸術館現代美術センター学芸員)
*入場料は「アーキグラムの実験建築 1961-1974」展に含まれます。
*ラテン語で「基準」を意味する「クルテリオム」は、若手作家の新作を中心に紹介する意欲的な企画展です。



ウィークエンド・ギャラリートーク
2005年 2月 5日(土)〜 3月27日(日)毎土・日曜日、各日14時30分〜(約40分)
CACギャラリートーカーとともに展覧会を鑑賞します。
参加ご希望の方は、ギャラリー入口にお集まりください。
*都合により中止になる場合がありますのであらかじめご了承ください


託児付ギャラリートーク
2005年 2月26日(土)14時30分〜
展覧会をごゆっくりご観賞いただくために、託児ボランティアがお子さまをお預かりいたします。
定員:先着15名(必ずお電話でお申し込みください。Tel. 029-227-8120)
託児料金:500円
お申し込み締切:2005年 2月10日(木)
お申し込み・お問い合わせ:水戸芸術館現代美術センター Tel.029-227-8120



高校生ウィーク
毎年恒例の高校生のための展覧会無料招待期間。
期間:2005年2月22日(火)〜3月21日(月・祝)
対象:高校生、または15歳〜18歳までの方
*期間中、ギャラリー内に、「アーキグラムの実験建築 1961-1974」展ご入場のお客様すべてにご利用いただける喫茶室が開設されます。
喫茶室をご利用いただける時間:15時〜18時



次回企画展のお知らせ
「造形集団海洋堂の軌跡」2005年 4月 9日(土)〜 6月 5日(日)
企画担当:浅井俊裕(水戸芸術館現代美術センター学芸員)



おとなのパス   
© Hiroko Ichihara
20歳以上の方を対象としたパス、好評発売中です。パスのデザインは、ことばのアーティスト、イチハラヒロコ。 「現代美術も楽勝よ」のロゴが入っています。
ご購入の日から1年間、現代美術ギャラリーの企画展に何度でもご入場いただけます。
価格2,500円。水戸芸術館チケットカウンターにて取り扱っております。



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