現代美術ギャラリー/現代美術センター(水戸芸術館美術部門)
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お客さまからのご感想
「YES オノ・ヨーコ」展 について
2003年10月25日(土)〜 2004年1月12日(月・祝)
ここに掲載させていただきましたご感想は、展覧会場でお配りしているアンケート用紙にご来場のお客さまがお書き込みくださったりメールでお送りくださったりしたもので、同時に掲載のご同意もいただきましたものです。
アンケート用紙へのお書き込みはもちろん、ご感想はいつでもお気軽にお寄せください(メールでしたらページ掲載の館アドレスまでご遠慮なくどうぞ)。スタッフ一同、いつも楽しみにお待ち申し上げております。
ずっとオノ・ヨーコの展覧会をやらないかな?と思っていたのでうれしいです。今までは東海村に住んでいたので、芸術館によく来ましたが、結婚して山形に引っ越してしまったため、あまり来れなくなってしまいました。今回はオノ・ヨーコの展覧会だったので、山形から帰ってきました。ヨーコの想像力に圧倒されます。
(山形県/28才/女)
タイムリーな企画だと思います。人々の恐怖心をあおり、憲法を改悪しようとさかんにメディアが心を操作しているとき『WAR IS OVER!』というメッセージは貴重だと思いました。白いチェス盤。もっと人の心を信じて駒を進めなければならないと思いを新たにしました。60年代の、平和へのまっとうなメッセージを貫いているヨーコさんに拍手。
(つくば市/40才/女)
オノ・ヨーコ作品をこれだけまとめて展示した日本初の企画を高く評価します。偶然かもしれませんが、アフガンとイラクへの米国の暴力の後、この企画の意味は大きいと思います。
(東京都/47才/男)
参加できる作品があったのがよかった。でも案内の方がもっと積極的に説明してくれるともっとよかったと思う。
(茨城県/40代/女)
おぞましい作品だと思って進めてくと、官能的な作品に変わり、ドキドキした。最後に棺桶をみたとき、-- 人生何か待ちうけているかわからないから、きおつけよう -- 今日はきおつけて家へ運転して帰ろうと思いました。オノヨーコさんの今後のさらなる活躍に期待しています。ありがとうございました。
(茨城県/20代/女)
ポジティヴであることがいかに美しいか。良かったです。
(東京都/30代/男)
オノ・ヨーコ様
HAPPY NEW YEAR!
はじめまして。
私は今、27歳で東京に住んでいます。
性別は女性です。
なので日本の女性アーティストとして、
世界評価への道を切り開いた開拓者であるヨーコさんを尊敬しています。
昨年、私は体調を崩し、自ら職を退きました。
でもそれは前向きなもので、
新しく自分の道を切り開くために
行ったことだと思っています。
仕事は事務職でしたが、アート関係の職に就きたいという夢を
かなえるために今まで就業しながら勉強を続けてきたからです。
しかし、先の道は暗中模索的な面が多く、よからぬマイナスイメージが私の心を次第に包み始めていました。
昨今は愛する人との口論が増え、彼にも私にも良くない状態が続いています。
そんな私の心に、
ヨーコさんの
「私たちにネガティヴな考えを抱く余裕はありません」
というメッセージが熱く染み渡りました。
お会いしたことはありませんが、
どうか、ありがとうございましたと一言、お礼を言わせて下さい。
世界中のみんなが想いを一つにできたら、何と素晴らしいことでしょう。
電車で隣り合った人、道で往き交う人、路地に並ぶ家々に住む
それぞれの家族たち、全ての人が幸せでありますよう、私も心からそう望みます。
"Happy Is Ready, If I Want It"
根岸 ひとみ
1月11日に「YES」オノ・ヨーコ展に伺いました。
私がヨーコさんの作品から受け取ったメッセージは、
稚拙で誰もが感じることかもしれませんが・・・。
印象に残った作品への感想を書き記します。
・「天井の絵/イエス(YES)・ペインティング」について --
セクション1は、ホワイト・キューブそのままではなく、
逢坂恵理子さんのおっしゃっていた
「白に薄い水色、グレーを加えた」壁の色が、
ヨーコさんのイメージ−変に明るいトーンでもなく、
暗く淋しいトーンでもなく、どちらかと言えば無機質に近い
静々としたオーラ−と相俟って、
幻想的なイメージを醸し出していました。
少し落とされたライティングの中に置かれ、
明度の柔らかなスポットが当たることにより、
作品全体が空間の中に浮かび上がって、神秘的でした。
想像していたよりもずっとずっと小さな YES という文字。
それを虫眼鏡で大きく膨らませることによって、
メッセージがより強くaudience に伝わる・・・ジョン・レノンでなくても
当時この作品を体験した全ての人の心に、
YES という文字が刻まれたことでしょう。
・「忘れなさい」について --
上方に向かって突き出した針の尖端が、
私の中にある後悔や絶望を打破し、
突き進むべきだということを教えてくれました。
・「信頼して駒を進めよ」について --
私たちが感情を持つ人間である限り、
他者に対し、争いの気持ちを持つことは避けられないことです。
しかしどんな人間も同じ人類というテーブルにつき、
その争いごととは、論争というチェスを行っているだけなのです。
論争は初め、意見の食い違いから起こります。
しかし、チェスをするように意見を交換し、駒を進めることによって、
お互いの我欲は溶け合い、いつの日か、融合し、
和解することができる・・・次回サミットで各国首脳に
このチェスを試してもらっては?
・「クリーニング・ピース」について --
私は喜びの山にいくつもの石を置きました。
自らの上に、喜びが多く降る様に。
・「エクス・イット」について --
人間は死を持って終わりを向えるという概念が、
世の常となっています。
しかしそこから木という新しい生命の息吹を生み出すこと、
それは人は死しても世に生き続けること、1人の人の死は
決して無駄ではないことを語っていると感じました。
展覧会全体を通じ、常にポジティヴであり続けるヨーコさんの
発するメッセージを感じました。そしてポジティヴであるためには、
彼女のように常に自らが行動を起こさなければならないということを
教わりました。そんなメッセージをくださったヨーコさんと、
キュレーターのアレクサンドラ・モンロー女史、
そして勿論、
展覧会を開いてくださった水戸芸術館のスタッフの皆さんに
心から感謝の意を述べたいと思います。
ありがとうございました。
根岸 ひとみ
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