特集: ATMダンスカンパニー
水戸芸術館NEWS (Vol.34) 1998年夏号での特集記事
振付家エルヴェ・ロブと水戸芸術館が共同制作した最初の作品『V.O.』。
1996年の日仏版を改訂して1997年には日仏米版『V.O.』として、水戸、札幌、フランスのブレスト、
パリの4都市で公演されました。この作品が、水戸芸術館が「発信する」ダンスとして、
初めてみのった実のようなものだとすれば、その実から生まれた種子が水戸芸術館ACM劇場専属の
「ATMダンスカンパニー」です。
カンパニーは、『V.O.』に出演していた日本人メンバーのうち3名によって構成されています。
劇団ACMと同じく、水戸に暮らし、水戸芸術館を活動の拠点として現代ダンスの作品をつくっていきます。
種子が芽吹き、育ち、幹となり、枝を張っていくには時間がかかります。しかし途中、
花が咲いても実がみのっても「成長」は止まりません。カンパニーにとっての花や実といえるのは「公演」。
そこはけっして「終点」ではなく、いつも新しいステージの始まりです。
劇団ACMともども、ATMダンスカンパニーの今後をどうぞ見守ってください。
ATMダンスカンパニーは、6月に開催される
「現代ダンスフェスティヴァル IN MITO」で
「からだの音楽」
(振付:エルヴェ・ロブ)を公演いたします。
ダンス作品の「つくり手」であるメンバーがいつも劇場にいる。そのことが市民舞踊学校の開校を可能にしました。
現在2つのクラスが週2回の稽古をしています。指導はカンパニーのメンバーがあたっており、7月には
市民演劇学校、
水戸子供演劇アカデミーといったACM劇場のほかの「市民学校」と並んで、初の卒業公演を予定しています。
水戸芸術館ACM劇場 TEL:(029)227−8123
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