ちょっとお昼にクラシック
吉野直子(ハープ)

―ハープの妙なる調べがいざなうヨーロッパの旅―

2017年6月7日[水]13:30-  

■オリジナル企画

チケット予約

(c)Akira Muto

ハープは、古代メソポタミアやエジプトにまでその起源をたどることのできる楽器。ギリシャ・ローマ神話、古代ギリシャの叙事詩、遺跡の壁画などにもハープの存在は確認できます。人類の長い営みに、ハープはその美しい音色とともにずっと寄り添ってきた、とも言えるでしょう。

時代とともにハープも変化し、今日では大型の共鳴胴とダブル・アクション・ペダルを備えた楽器が標準となっていますが、そのピンと張られた弦から一音弾かれると、郷愁にも似たなつかしい感情が私たちのこころに呼び覚まされます。それは、ハープがあらゆる楽器の中でもっとも古い歴史を持つ楽器の一つであるが故でしょうか…。

さて、ご好評いただいている「ちょっとお昼にクラシック」シリーズにいよいよハープが登場します。しかも奏者は、世界でも屈指のハーピスト、吉野直子さんです。

吉野さんは、ハープの響きを自然にいかすしなやかな音楽性と抜群のテクニックによって、ハープ音楽の可能性を追求してきました。水戸芸術館では、小澤征爾指揮水戸室内管弦楽団との共演をはじめ、工藤重典、今井信子、クレメンス・ハーゲンらとの室内楽など、忘れがたい名演奏の数々を披露してきました。

今回のコンサートでは、ハープの独奏楽器としての魅力に焦点を当てます。プログラムは、ドイツ・バロック時代のバッハから、現代ハープのあらゆる技法を駆使した20世紀フランスのルニエまでヴァラエティに富んでいます。吉野さんの奏でるハープの妙なる調べとともに、ヨーロッパのさまざまな国を旅してみませんか。

【出演】
吉野直子(ハープ)

【曲目】
フランシスク(ワイデンソール編):クーラント
レスピーギ(グランジャニー編):シチリアーナ
 (〈リュートのための古風な舞曲とアリア〉第3組曲より)
J. S. バッハ(オーウェンズ/吉野直子編):シャコンヌ
 (無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 ニ短調 BWV 1004より)
ブラームス:間奏曲 イ長調 作品118の2
リスト(ルニエ編):愛の夢 第3番
ルニエ:いたずら小鬼の踊り
ルニエ:黙想
アルベニス(マクドナルド/ウッド編):サラゴーサ
 (〈スペイン組曲〉第2集より)

▼料金

【全席指定】1,500円(1ドリンク付き)
●13:00開場 13:30開演

チケットの取り扱い

水戸芸術館エントランスホール・チケットカウンター
e+(イープラス) http://eplus.jp(PC・携帯)

昼クラ特典 ドリンク・サービスのご案内

コーヒーラウンジでソフトドリンクを無料で1杯サービスします。
公演当日(6/7)の営業時間内(10:00~18:00)でご利用いただけます。
※サービスのご利用に際しては、本公演のチケットをご提示ください。


▼出演者プロフィール

(c)Akira Muto

吉野直子(ハープ)

Naoko Yoshino, Harp

吉野直子は、ロンドンに生まれ、6歳よりロサンゼルスにて、スーザン・マクドナルド女史のもとでハープを学び始めた。1981年に第1回ローマ国際ハープ・コンクール第2位入賞。1985年には第9回イスラエル国際ハープ・コンクールに参加者中最年少の17歳で優勝した。

これまでに、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団、フィラデルフィア管弦楽団、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスなどのオーケストラ、アーノンクール、メータ、ブーレーズ、ブロムシュテット、メニューイン、フリューベック・デ・ブルゴス、小澤征爾などの指揮者と共演を重ね、リサイタルもニューヨーク、ウィーン、ロンドン、東京などで数多く行っている。また、ザルツブルク、ルツェルン、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン、マールボロ、セイジ・オザワ松本フェスティバルなど、世界の主要音楽祭にも度々招かれ、常に好評を博している。室内楽の交流も幅広く、ヴァイオリンのクレーメル、ヴィオラのヴェロニカ・ハーゲン、今井信子、チェロのクレメンス・ハーゲン、フルートのニコレ、ランパル、シュルツ、パユ、ホルンのバボラークなどと共演を重ねてきた。また、ハープの新作にも意欲的に取り組み、武満徹〈そして、それが風であることを知った〉、細川俊夫〈ハープ協奏曲〉、高橋悠冶〈Insomnia〉、マヤーニ〈ソナタ第2番〉など初演した作品は数多い。

レコーディング活動も活発で、これまでにテルデック、フィリップス、ソニー・クラシカル、ヴァージン・クラシックス等に多数の録音がある。2015年末には、オーヴェルニュ室内管弦楽団と共演した『ハープ協奏曲集』を仏Aparteから発売し、非常に高い評価を得た。また、今までの演奏活動を集大成するべく自主レーベルgraziosoを創設、これまで『ハープ・リサイタル~その多彩な響きと表現』『ハープ・リサイタル2~ソナタ、組曲と変奏曲』がリリースされている。このシリーズは、ソロ作品を中心とし今後1年1作のペースで継続される予定である。

1985年アリオン賞、1987年村松賞、1988年芸術祭賞、1989年モービル音楽賞奨励賞、1991年文化庁芸術選奨文部大臣新人賞、エイボン女性芸術賞をそれぞれ受賞している。国際基督教大学卒業。
www.naokoyoshino.com/


▼公演概要

公演名

ちょっとお昼にクラシック
吉野直子(ハープ)


会場

コンサートホールATM


開催日

2017年6月7日[水]  


主催

公益財団法人 水戸市芸術振興財団


協力

株式会社 サザコーヒー


お問い合わせ

水戸芸術館チケット予約センター
TEL. 029-231-8000 (営業時間 9:30~18:00/月曜休館)
※公演の内容等は、変更になる場合があります。
※未就学児のご入場はご遠慮ください。
※公演中止の場合を除き、一度購入されたチケットの払い戻し、交換等はできませんのでご了承ください。