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2001年8月、水戸芸術館のサイトを訪れてくださるお客さまとの関係を常に広げたいと熱望する、
webstaff 宛に、まさに待ち望んでいたメールが届きました。
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Date: Mon, 20 Aug 2001 22:49:59 +0900
From: 細野友司
To: webstaff@arttowermito.or.jp
Subject: くす玉つくりの詳しいこと
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拝啓 水戸芸術館様
僕は、茨城のお隣の千葉県の八千代市に住んでいます。
今、中学1年生で、夏休みの課題のくす玉を作っています。
でもホームページにあったのと同じ教科書を見ても、
よく分かりません。そしてこのページを見た次第です。
無理なお願いかと存じますが、なにとぞ詳しいことを、
教えてくださらないでしょうか。
細野
お問い合わせは60面体のくす玉の作り方についてで、メール文中の「このページ」とは、水戸芸術館の塔を題材とした、水戸市近郊の中学校での授業の模様とその関連ページです。
「多面体」をキーワードに検索されたところ、水戸芸術館のページがもっとも有効な内容を提供していると感じてくださったとのことでした。
水戸芸術館の塔を題材とした多面体についての授業のページ
授業関連のくす玉作りのページ
私たちは大喜びでこのお問い合わせにお応えしました。
水戸芸術館の職員は、さまざまな特技・趣味を持っておりますが、折り紙を特技とする職員がさっそくお請けすることとなりました。
水戸芸術館からお送りするアドヴァイスですので、それなりの試作品でなければという中島あやによる試し折りは下画像でご覧ください。
細野様とのやりとりはメールで行いましたので、この試作品をお見せしながらご一緒に折れなかったのは残念でしたが、館からお送りしたメールを参考に、大小いくつも作ってくださったのにはとても感激いたしました。
細野様は、その後ご両親様とともにご来館くださり、自作の60面体をいくつも、おみやげとしてくださいました。
写真は、ご自宅でのスナップです。ご来館いただいた時に、スタッフが急いで写真を撮らせていただいたのでしたが、フィルムが巻き取れなかったというアクシデントに見舞われ(一同ショックでしたがそういうこともあるのですね)、後日、ご自宅でのスナップをお送りいただきました。
芸術館の感想 -- 細野友司
林立するビルの中、水戸芸術館は、まさに異空間であり、別世界でした。
くねくねとした銀色のタワー、白を基調とした建物、沸きあがる噴水、そして青々とした芝生・・・。
まさに何処から入っていいのか迷う有り様です。
中にはいっても、巨大なパイプオルガンに迎えられて、びっくりです。
外とは打って変わって強い意志を表した、シックで堂々としたつくりでした。
中にある美術品も、美術の知識がゼロに等しい僕でも、思わずうーんとうなってしまうようなものばかりでした。
(編集者補足:この時開催していたのは
「亜細亜散歩 -- CUTE」展でした。)
一番感動したのは、タワーに登ってはるか彼方に大洗を見たときです。
これはまさにすごいの一言です。
近ければもっと行きたいのに、車で3時間半かかるため、そう簡単にいけないのがとても残念です。
素晴らしい所なので、是非もう一回行ってみたいです。
将来、細野様がどのような分野で活躍されるようになるのか、私たちはかげながらとても楽しみにさせていただいておりますが、社会人となられた時に、水戸芸術館でのひとときを思い出されながら再びご来館いただける日を待ち続ける楽しみもいただきました。
*細野様の通学されている早稲田中学校のページ
60面体組み立て方のコツ(アドヴァイスとしてお送りしたメールの内容)
最初に5個の部品を互いにさしこんでゆくと、
ちょうど中心が星のような形になるので(右下の「60面体 水戸芸術館版」をご参照ください)、
そこを基本にして、周りにぐるぐる広がってゆくように差し込んでゆけば、
自然に球体になってきます。
常に部品の差し込むところがどちらを向いているかに注意していれば、
そんなに難しくはないはず。
せっかく差し込んだ部分が組み立て途中で外れてしまう場合は、
粘着力の弱いテープなどで仮どめをしながら作業をすれば大丈夫です。
折る紙を選ぶのも意外に重要で、このくす玉の場合には、
しっかり折り目をつけながら折ったやや厚めの紙のほうが、
組み立てにはもちろんのこと、完成してからの見た目も、
とても奇麗で丈夫です。
ただ、力を入れて折るので少々疲れるかも... 。
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| 花くす玉
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60面体 水戸芸術館版
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製作・アドヴァイス:中島あや
*「花くす玉」は、お問い合わせには直接関係ありませんが、「くす玉」のかわいらしい一例としてあげさせていただきました。
紙で作る水戸芸術館の塔もどうぞお試しください
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