水戸芸術館ACM劇場 (水戸芸術館演劇部門)
310-0063 茨城県水戸市五軒町 1-6-8
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TEL: 029-227-8123 / FAX: 029-227-8130
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ACM劇場プロデュース <現代劇作家の新作>

『La Cucaracha ラ・クカラチャ―ゴキブリの歌』

作・演出:長谷川裕久
平成17年度文化庁芸術拠点形成事業

VIVA LA MEXICO! 太陽の国。

20世紀初頭、メキシコは革命の只中にあった。
パンチョ・ヴィラやエミリアーノ・サパタら革命家が群雄割拠するこの国で、テキーラ片手にソンブレロ姿の日本人、「新選組」が立ち上がる!!

暑い季節、無法者たちにまみれながら、新しく到来する時代に立ち会おうとした異邦人たち。その軌跡を描きだした感動の青春物語。
今、大砂塵のなかで刀と弾丸が激突する。


2005年 7月29日(金)19:00開演
2005年 7月30日(土)14:00開演/19:00開演(2回公演)
2005年 7月31日(日)14:00開演

会場:水戸芸術館ACM劇場

出演:鳥山昌克(劇団唐組)、稲荷卓央(劇団唐組)、中林達也、紺谷昌充、大滝順二、小沼みどり、金木恵美、倉内亜貴野、戎桂子、長谷川裕久
舞台監督:久野伸二/照明:佐野清一/音響:山本基之/衣装:鯉沼言乃美
舞台スタッフ:小坂部恵次、二ノ宮康弘、岩崎美奈子/衣裳スタッフ:岡部利佐子
宣伝美術:菊池広子/制作:桜井琢郎、辻本力、所美里、高橋明子、藤枝千佳子
芸術監督:松本小四郎
主催:財団法人水戸市芸術振興財団
助成: 平成17年度文化庁芸術拠点形成事業
お問い合わせ:水戸芸術館ACM劇場 TEL.029-227-8123

料金(全席自由): 一般 2,500円/学生 1,500円
*学生券は水戸芸術館のみの取り扱いとさせていただきます。
チケット発売:2005年 6月 3日(金)
・館エントランスホールチケットカウンター(9:30〜18:00、月曜休)
・館チケット予約センター Tel. 029-225-3555(9:30〜18:00、月曜休)
ATM速報受信のお客様のご予約はメールおよび館サイトでも承ります。
チケットぴあ Tel. 0570-02-9988


写真:稽古場スナップ
「稽古場から 1」(館演劇部門学芸員 桜井 琢郎)
「稽古場から 2」(館演劇部門学芸員 桜井 琢郎)
「稽古場から 3」(館演劇部門学芸員 桜井 琢郎)
ゲネプロ写真集


撮影:佐川 智伯(Photo Style)



物語

第一幕

1874年の横浜。「榎本武揚」を名乗る男が、メキシコのエリート官僚・フェルナンデスとテキーラの飲み比べをしている。
男は「国家と言うものは、幻想をまとってこそ夢の国となりうるのです・・・いいかメキシコ、貴様も同じだ」と語り、南の国を夢想しはじめる。
それは国交樹立間もない南米の国、そして日本人殖民の受け入れ先である太陽の国、メキシコへの希望であった。


第二幕

1947年、GHQの命令により、外務省下級官吏の男と日系アメリカ人の男が、元アメリカ領事館シカゴ局員・羽田正蔵を尋問している。
この男はかつて日本政府の密旨により、国境のリオ・グランデ川を超え、革命只中のメキシコに潜入し、将軍パンチョ・ヴィラと渡り合い、革命軍捕虜の数百の邦人を解放した。 さらに数千の同胞を北部チワワ州の戦場から救出し、アメリカへ離脱させた人物である。
羽田は尋問の途中で錯乱し始め、自分を「榎本武揚」であると言い出す。 そしてメキシコの "死のマリアッチ" の幻影を見始める。


第三幕

やがて、羽田は1913年のその出来事を話し始めた。 人種差別的移民法のためアメリカへの入国が拒否され、メキシコ国内に孤立した邦人を救出するために訪れた国境の町、シウダー・ファレス。 "ティエラ・ブランカ" と呼ぶ白い砂漠にある朽ちた教会、そこに巣くう遥かなる日本の侍たち、「新選組」の話を・・・。
「そうやって、忘れられてしまうんだな。彼らも。この俺も。日本も。日本人も。日本人という移民の歌も。」


幕末、明治の風雲児、榎本武揚が仕掛けた1897年の夢の事業、メキシコへの「榎本殖民団」。
開国と同時に一気に押し寄せたグローバリゼイションの波のなかで、榎本が夢想した日本と日本人の未来とは一体何だったのか




長谷川裕久(はせがわひろひさ)

1965年 3月、茨城県に生まれる。茨城大学卒業。
89年に水戸芸術館演劇部門学芸員になる。
90年より、地域からの新しい演劇の創造を目指して、水戸野外劇で上演台本と演出を担当。 96年から本格的に劇作、演出活動を始める。主な作・演出作品に、『美貌の流星』『花冠の大陸』『堕天の媚薬』『THE SECRET GARDEN』など。
なお、96年 3月に台本、演出を担当したオペラ『さんせう太夫』(作曲=原嘉壽子、指揮=星出豊)は三菱信託音楽賞、ジロー・オペラ賞を受賞。
97年より茨城大学などで非常勤講師として指導。水戸芸術館 ACM劇場が開校する水戸市民演劇学校、水戸子供演劇アカデミーでは、専任講師として受講生の指導にあたっている。 2004年 7月には水戸芸術館広場での野外劇『アラビアン・ナイツ』を作・演出。同年10月のACM劇場公演「日本の劇作家たち2『怒濤』(作=森本薫)」では北里柴三郎役で主演。


*このページのサボテン及びちらしの背景画は長谷川裕久の作品です。



鳥山 昌克
とりやま まさかつ

劇団唐組所属。 唐組創設以来、常に中心的な俳優として活躍。 近年では、映像作品への出演も増えてきた。
長谷川裕久作・演出作品への出演は『花冠の大陸』(98)、『堕天の媚薬』(99)に続き三回目。

稲荷 卓央
いなり たくお

劇団唐組所属。 現在の唐十郎作品における重要な立役として、大きな注目をあびている。
今冬ロードショー公開される映画『ガラスの使徒』(監督=金守珍/脚本=唐十郎)では主役をつとめる。
ACM劇場への出演は『ふたりの女』(01)など、今回で三回目。


中林 達也
なかばやし たつや

ACM劇場が開校する水戸市民演劇学校を卒業。
2004年の新春公演『THE SECRET GARDEN』(作・演出=長谷川裕久)では主役に抜擢される。 その後、長谷川裕久作品にたびたび出演する。

紺谷 昌充
こんや まさみつ

ACM劇場プロデュース公演『ベニスの商人』(05)、日本の劇作家たち3 飯沢匡『北京の幽霊』(05)に出演し、持ち味のコミカルな演技が大好評。
2005年ACM劇場の企画制作公演に、三作品連続の登場となる期待のホープ!



大滝 順二
おおたき じゅんじ

日本の劇作家たち2 森本薫『怒濤』(04)に出演。
ミュージカル作品を中心に活動。

小沼 みどり
おぬま みどり

長谷川裕久作・演出の野外劇2004『アラビアン・ナイツ』(04)、水戸市民演劇学校卒業公演『SILENT DOGS』(05)に出演。



金木 恵美
かねき めぐみ

長谷川裕久作・演出の野外劇2004『アラビアン・ナイツ』(04)、水戸市民演劇学校卒業公演『SILENT DOGS』(05)に出演。

倉内 亜貴野
くらうち あきの

クラシック・バレエを経て、現在、ACM劇場が開校する水戸市民舞踊学校に在籍中。 平松み紀振付のACMダンス公演『B-SIDE』(03)へ出演。
演劇作品への出演は今回が初めて。





戎 桂子
えびす けいこ

水戸市民演劇学校卒業公演『SILENT DOGS』(05)に出演。 主人公「刹那」を演じ好評を得る。





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