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バーバラ・ボニー ソプラノ・リサイタル ピアノ:マルコム・マルティノー
演奏家の意志により中止させていただきます。詳細もご覧ください。
バーバラ・ボニーからのメッセージ
秘められた想い、叶えられた愛、やり場のない失意...
ボニーの清らかな歌声は、そんな独りぼっちの心の諸相を、そっと優しく包んで、私たちに届けてくれる。
「私の昔からの希望は、ミュージカル・セラピストという、音楽をとおして人を癒すような、そんな職業に就くことでした。
リートの演奏は、それに近いものがあります」(バーバラ・ボニー)
音楽は、聴いた人の生き方を変える力を持っている、という。
バーバラ・ボニーを聴くということは、私たちが現代の生活において置き忘れてきてしまった何かを取り戻しにいく作業と、
似てはいないだろうか。
ドイツ・リートの夕べ
モーツァルト
クローエに K.524
魔法使い K.472
寂しい森の中で K.308(295b)
静けさがほほえみながら K.152(210a)
夕べの想い K.523
シューベルト
ミニョン D.321
水の上で歌う D.774
アヴェ・マリア D.839
ガニュメート D.544
糸を紡ぐグレートヒェン D.118
ヴォルフ
<ゲーテの詩による歌曲集> より
ミニョンの歌 I(語れとは言わないで)
ミニョンの歌 II(ただあこがれを知る者のみが)
ミニョンの歌 III(この姿のままで)
ミニョン(君よ知るや南の国)
R.シュトラウス
憩え、わが魂 作品27の1
子守歌 作品41の1
ばらのリボン 作品36の1
親しき幻 作品48の1
九月(<4つの最後の歌>より)
1999年10月12日(火)18:00開場 18:30開演
会場:水戸芸術館コンサートホールATM
料金(全席指定):A席5,000円 B席4,000円 P席(ステージ後方)3,000円
チケット発売:7月11日(日)
*当日は休館日につき、16:00に開館します。
バーバラ・ボニー(ソプラノ) Barbara Bonney, soprano
アメリカのソプラノ。めぐまれた音楽的環境の中で育ち、5歳でピアノ、8歳でチェロをはじめる。
ニュー・ハンプシャー大学で音楽とドイツ学を修めた後、ザルツブルクに留学、
ザルツブルク大学でドイツ語を、モーツァルテウムで声楽を学ぶ。
1979年、ダルムシュタット州立歌劇場〈ウィンザーの陽気な女房たち〉(アンナ役)でデビュー。
その後4年間は同歌劇場に所属し、〈フィガロの結婚〉、〈ヘンゼルとグレーテル〉など多数のオペラに出演。
83〜84年、フランクフルト市立歌劇場で活躍。その後フリーの歌手となる。
84年、カルロス・クライバー指揮の〈ばらの騎士〉(ゾフィー役)でバイエルン国立歌劇場にデビュー。
ゲオルク・ショルティ指揮の〈ばらの騎士〉でコヴェント・ガーデンにデビュー。85年、ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮の〈魔笛〉(パミーナ役)でミラノ・スカラ座にデビュー。86年、ニコラウス・アーノンクール指揮の〈魔笛〉でチューリヒ歌劇場に、87年にはジェイムス・レヴァイン指揮の〈ナクソス島のアリアドネ〉(ナイアード役)でメトロポリタン歌劇場にそれぞれデビューするなど、着々とオペラ歌手としてのキャリアを築き、スターダムへのぼりつめる。日本でも、94年、クライバー指揮ウィーン国立歌劇場公演〈ばらの騎士〉や、97年、小澤征爾指揮サイトウ・キネン・フェスティバル公演〈ティレジアスの乳房〉(ティレジアス役)で記憶に残る名唱を披露している。
90年代に入り、ボニーは歌曲、宗教曲への取り組みにより重点を置くようになる。
レパートリーは、バッハ、モーツァルト、シューベルト、シューマン、ブラームス、
ヴォルフ、マーラー、R.シュトラウス等のドイツものをはじめ、グリーグ、シベリウス、
ディーリアス、ブリテン、バーバーなど多岐にわたる。作品の様式を適確に把握した知的な歌唱は、
古楽の指揮者たちからも厚い信頼を得るところとなり、ジョン・エリオット・ガーディナー、
ニコラウス・アーノンクール、トレヴァー・ピノック、フランス・ブリュッヘン、
クリストファー・ホグウッドらと数多く共演している。
ボニーの広範なレパートリーの一部は、メジャーレーベルによってレコーディングされ、
その枚数は60にも及ぶ。96年以降はデッカの専属となり、
「ロベルト&クララ・シューマン歌曲集」(ピアノ:ヴラディーミル・アシュケナージ)、
「アメリカン・ソング集」(ピアノ:アンドレ・プレヴィン)などをリリースしている。
また、今回の公演のピアニスト、マルコム・マルティノーとの「R.シュトラウス歌曲集」が近々リリースされる予定である。
ボニーは自らが演奏活動を続けている間に、次の世代に歌曲の演奏法を伝えたいと考え、
マスタークラスを積極的に開いている。
マルコム・マルティノー(ピアノ) Malcolm Martineau, piano
イギリスのピアニスト。ケンブリッジのセント・キャサリン・カレッジで音楽を学ぶ。
1981年、ロンドンの王立音楽大学へ進み、ジェフリー・パーソンズ、ケンドール・テイラー、
ジョイス・ラスボーンらのもとで研鑽を積む。歌曲の伴奏には早くから取り組み、
ブリテン・ピアーズ音楽学校におけるジョーン・サザーランド、エリザベート・シュヴァルツコップ、
シュザンヌ・ダンコ、イレアナ・コトルバシュのマスタークラスで伴奏を務めた。
マルティノーは多くの世界的な歌手たちと共演している。
バーバラ・ボニー、アンジェラ・ゲオルギュー、フェリシティ・ロット、スーザン・グレアム、
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター、フレデリカ・フォン・シュターデ、
ジャネット・ベイカー、イアン・ボストリッジ、ブリン・ターフェル、サイモン・キーンリーサイド、
オラフ・ベーアなど。彼らとともに、ヨーロッパ各地の音楽祭に出演し、好評を得ている。
最近のレコーディングとしては、ターフェルとの「シューベルト歌曲集」、
「シューマン歌曲集」、「イギリス歌曲集」(ドイツ・グラモフォン)、
キーンリーサイドとの「シューベルト&R.シュトラウス歌曲集」(EMI)などがあげられる。
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