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鈴木秀美 無伴奏チェロ・リサイタル
1999年2月5日(金) 18:00開場 18:30開演
会場:水戸芸術館コンサートホールATM
チケット料金(全席指定):A席3,000円 B席2,000円
鈴木秀美:バロック・チェロ
チェロ:バルト・フィッサー製作(1994年、ズトフェン)
*ヘンドリック・ヤコブス作(17世紀末・オランダ)をモデルとする。
弓:ルイス=エミリオ・ロドリゲス製(1995年、デン・ハーグ)
| J.S.バッハ
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無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007
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| D.ガブリエリ
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無伴奏チェロのための7つのリチェルカーレ から
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| J.S.バッハ
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無伴奏チェロ組曲 第5番 ハ短調 BWV1011
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バッハが1本のチェロに託した、音楽の小宇宙。
ガット弦チェロの名手が、その創造の秘密を解き明かす。
奏でられる音の数には、限りがある。なぜなら、たった1本のチェロだから。
けれども、弾き手と聴き手の想像力を最大限に引き出しさえすれば、その
楽器はオーケストラにも劣らぬ無辺の拡がりを生み出せることを、ヨハン・
ゼバスチャン・バッハは知っていた。存在しないはずのハーモニーが聞こえ、
幻想の対位法が耳をとらえる。秘術を尽くした音楽の小宇宙。だが、そこに
見える風景は、決して非人間的なものではではない。語り、歌い、喜び、嘆き、
祈る。豊かな身振りと共にあらゆる感情を、バロック・ダンスの軽やかな
ステップに乗せて果てしなく紡いでゆく―〈無伴奏チェロ組曲〉とは、
そのような音楽でもあるのだ。
名手・鈴木秀美は、〈無伴奏チェロ組曲〉を、バロック・タイプの楽器で弾く。
だがそれは、後ろ向きの復古主義とは縁遠い。それは、バッハの思考の
軌跡を、先入観に頼らず、自らの身体を通じてたどり直してみることだ。
その結果つかみ取られたものは、バッハの音楽であると同時に
まぎれもなく、みずみずしく「今を生きる」音楽となる。
17世紀に書かれた、イタリアの作曲家たちによる奔放でラプソディックな
無伴奏チェロ作品と組み合わされ、今、バッハの創造の秘密がひとつ、
解き明かされる。
鈴木秀美(バロック・チェロ)
1957年、神戸生まれ。桐朋学園大学卒業。井上頼豊、安田謙一郎に師事。第48回音楽コンクール第1位、第27回海外派遣コンクール特別表彰。卒業と同時に同大学の講師となる。在学中よりバロック・チェロ奏者として演奏を始めるほか、オーケストラとの共演やリサイタル、数多くの室内楽など幅広い活動を行なう。84年文化庁在外研修員としてデン・ハーグ王立音楽院に留学、アンナー・ビルスマに師事。86年には、パリで行われた第1回バロック・チェロ・コンクールで2,3位無しの第1位となる。
85年から93年まで、フランス・ブリュッヘン率いる「18世紀オーケストラ」に在籍。現在、シギスヴァルト・クイケン率いる「ラ・プティット・バンド」の首席チェロ奏者を務め、バッハ・コレギウム・ジャパン(鈴木雅明主宰)ではリーダーの一人として通奏低音を担当している。また、ビルスマ、有田正広、寺神戸 亮らを始め、多くの演奏家たちと共演している。
ソリストとしてもヨーロッパを中心に世界的な活動を行なっておおり、91年9月の〈バッハ:無伴奏チェロ組曲〉日本全国ツアーは各地で絶賛を博し、同年度の村松賞大賞を受賞。95年にドイツ・ハルモニア・ムンディ・レーベルから発表した日本人として初めてのオリジナル楽器による〈バッハ/無伴奏チェロ組曲〉全曲録音は、平成7年度文化庁芸術作品賞を受賞した。以後、このドイツの名門レーベル日本人初の専属アーティストとして〈シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ〉〈ベートーヴェン:チェロ・ソナタ〉〈ハイドン:チェロ協奏曲〉などのCDを続々と発表、ガット(羊腸)弦楽器チェロ演奏の第一人者としての評価は日毎に高まるばかりである。
ベルギー王立音楽院(ブリュッセル)バロック・チェロ科教授。
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