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1990年4月、水戸芸術館コンサートホール開館と同時に、その専属室内楽団
として誕生した。原田幸一郎、小林美恵(ヴァイオリン)、豊嶋泰嗣(ヴィオラ)、
毛利伯郎(チェロ)という日本を代表する室内楽奏者たちが集まって結成した同グループは、
飛び抜けたアンサンブル能力と音楽性の高さで、結成当初から大きな話題を呼んだ。
現在までに芸術館で13回の演奏会の演奏会を行い、ハイドンから現代に至る幅広いレパートリーで聴衆を魅了している。
とりわけ、バルトークの弦楽四重奏曲全曲演奏シリーズなどは絶賛を博した。
また、カザルスホール、湘南台文化センター、ノバホールなど日本各地のホールで演奏会を行い、
高い評価を集めている。94年には「サイトウ・キネン・フェスティヴァル松本」に出演した。
現在までに、迫昭嘉、仲道郁代、中村紘子、弘中孝、若林顕、練木繁夫、神谷郁代、川崎雅夫 、山本正治、永井和子など多くのすぐれた音楽家たちと共演している。
原田 幸一郎 はらだ こういちろう(ヴァイオリン)
1969年に東京クヮルテットを結成、12年間第1ヴァイオリンを務めるなど、
常に日本の室内楽をリードしてきた一人。
現在も、室内楽シリーズNADA(ナーダ)など積極的に室内楽に取り組む一方、
桐朋学園大学教授、アスペン音楽祭の教授など教育者としても活躍している。
また近年は指揮者として、新日本フィルハーモニー交響楽団、紀尾井シンフォニエッタ などを振って高い評価を集めている。
小林 美恵 こばやし みえ(ヴァイオリン)
1988年シュポア国際コンクール第2位入賞、90年には第22回ロン・ティボー国際音楽コンクールで日本人として初優勝を果たすなど、
若手を代表するヴァイオリニストの一人として活躍している。
水戸芸術館では91年4月にソロ・リサイタルを行っている。
94年から95年にかけてはカザルスホールでリサイタル・シリーズを行い、絶賛を博した。現在までに3枚のCDを発表している。
豊嶋 泰嗣 とよしま やすし(ヴィオラ)
ソリストとして、またハレー・ストリング・カルテットをはじめ多くのアンサンブルで活躍しているヴァイオリン・ヴィオラ奏者。
1991年、自ら企画した協奏曲のリサイタルによって芸術選奨文部大臣賞を受賞。
その後も、リサイタルに、レコーディングに意欲的な活動を展開している。
毛利 伯郎 もうり はくろう(チェロ)
ジュリアード音楽院在学中から、ニューヨークで演奏活動を開始。
ワシントンD.C.ケネディセンターのシアター・チェンバー・プレイヤーズ、
シークリフ・チェンバー・プレイヤーズ、カンティレナ・ピアノ・カルテットなど多く
のアンサンブルのメンバーとして活躍。85年帰国してからは読売日本交響楽
団のソロ・チェリストとして、また、東京ピアノ・トリオ桐五重奏団、
NADAなどのアンサンブルに参加して活躍している。桐朋学園大学助教授。
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