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ストロークは、朝靄に眠る林へとさしこむ曙光のように。
アルペッジョは、突然の驟雨にざわめく水面のように。
記憶の草叢に埋もれていたなつかしい風景を、
彼のプレイは静かに、ときに激しく呼び起こす。
ラルフ・タウナー、ジャズ・ギターの歴史を変えた男。
ジャズも、クラシックも、倍音の虹の中でひとつの像を結ぶ。

そのギターの上で、ジャズはジャズ自身を超える。

ソロ、そして渡辺香津美という稀代のギタリストとのはじめての出会い。
ひとつのギターはどのような歌を奏で、ふたつのギターはどのように響きあうのか。
7月15日ATM、わたしたちはジャズを超えたジャズを目撃する。


ラルフ・タウナー ギター・ソロ&デュオ
featuring 渡辺香津美


ラルフ・タウナー 渡辺香津美



2001年7月15日(日)13:30開場 14:00開演
ラルフ・タウナー(クラシカル&12弦ギター)
渡辺香津美(ギター)
会場:水戸芸術館コンサートホールATM

Part 1: ラルフ・タウナー ソロ
Part 2: ラルフ・タウナー&渡辺香津美 デュオ

*当日発表のプログラム

チケット発売:4月28日(土)主催:財団法人 水戸市芸術振興財団
制作協力:カンバセーション http://www.conversation.co.jp/
料金(全席指定):A席3,500円 B席2,500円 チケット発売:4月28日[土]
・ 館エントランスホールチケットカウンター(9:30〜18:00、月曜休)
・ 館チケット予約センター Tel. 029-231-8000(9:30〜18:00、月曜休)
ATM速報受信のお客様のご予約は、メールでも承ります。(発売初日13:00〜無休)
・ MUSIC SHOP かわまた Tel. 029-226-0351
ヤマハミュージック東関東 Tel. 029-224-2861
チケットぴあ Tel. 03-5237-9990
CNプレイガイド Tel. 03-5802-9990



ラルフ・タウナー Ralph Towner

1940年ワシントン州生まれ。5歳の時にオレゴンに移る。
幼少の頃からピアノやトランペットに親しむ。
オレゴン大学で作曲を学び63年に卒業。 在学中に"発見"したクラシック・ギターを学ぶためにウィーンに渡り1年間カール・シャイトに師事、 その後オレゴン大学に帰ってホマー・ケラーに師事。
68年ニューヨークに舞台を移し、ギタリスト/ピアニスト/作曲家としての活動を展開する。 以後、ドイツの名門レーベルECMを中心的な作品発表の舞台とし、パット・メセニー、ジョン・アバークロンビーらと共に同レーベルを代表するギタリストとして活躍。 ソロ・アルバム<ダイアリー>(73)、<ソロ・コンサート>(79)、ゲイリー・バートン(ヴァイヴ)とのデュオ<マッチブック>(75)、 ジョン・アバークロンビー(ギター)とのデュオ<サルガッソー・シー>(76)などのアルバムで熱狂的なファンを生む。 クラシカル・ギターと12弦ギターを駆使し、リリカルかつシャープなまったく独自のサウンドを創造する神話的なジャズ・ギタリストとして、 現在に至るまで高い評価を受け続けている(80年頃からは、シンセサイザーも彼の楽器に加わっている)。
これまでに、米ダウン・ビート誌でトップ・ギタリスト、ニューヨーク・ジャズ・アウォードでベスト・ニューヨーク・アコースティック・ギタリストに指名されるなど数々の賞を受賞。 その活動は世界各国に広がり、ジャズ・クラブ、フェスティヴァルでの演奏と同時にカーネギー・ホール、 ベルリン・フィルハーモニック・ホール、ウィーンのモーツァルト・ザールなどクラシックのホールにも出演している。 様々なコラボレーションにも積極的で、キース・ジャレット、ウェザー・リポート、エグベルト・ジスモンチ、ジム・ホール、 ゲイリー・ピーコック、ヤン・ガルバレクらと共演したほか、70年代からポール・マキャンドレス(サックス、オーボエ等)らとのグループ"オレゴン"で清新なアコースティック&エレクトリック・サウンドを創造しつづけている。 オレゴン88年のアルバム<エコトピア>はドイツ・シャルプラッテン賞を受賞した。
作曲家としても100曲以上の作品が録音されており、ギター曲はもちろん、弦楽四重奏曲、管楽五重奏曲、 シンセサイザーのための作品、映画音楽など多数ある。 最新の交響曲はカブリーロ・フェスティヴァル・オーケストラおよびフィラデルフィア管弦楽団に委嘱を受け書かれた。 なお、月面にある2つのクレーターには彼の作品タイトルをとって<イカルス><ゴースト・ビーズ>と名づけられている。 これはタウナーのカセットを月に持って行ったアポロの宇宙飛行士が命名したもの。 最新作はソロ<アンセム>、オレゴンとモスクワ交響楽団が共演した<オレゴン・イン・モスコー>など。

渡辺香津美との共演はこれが初めて。
水戸芸術館の呼びかけにふたりのギタリストが応え、夢のコラボレーションが実現した。

ECM on the INTERNET http://www.ecmrecords.com/

「ラルフ・タウナー、自身を語る」(公演当日配布のプログラム掲載)



渡辺香津美 Kazumi Watanabe

1953年東京渋谷生まれ。71年に17歳でアルバム<インフィニット>を発表、 天才ギタリストの出現と注目される。
79年に坂本龍一、矢野顕子、村上秀一らと結成した伝説のグループ「KYLYN BAND」およびアルバム<TO CHI KA>(80)、 79年の「イエロー・マジック・オーケストラ」ワールド・ツアーへの参加などを通じ、 スーパー・ギタリストの地位を不動のものとする。その後も世界のトップ・ミュージシャンたちと多数共演、 <スパイス・オブ・ライフ><ロマネスク>等の傑作を続々と発表。84年には第18回ジャズ・ディスク大賞(日本ジャズ賞)、
91年には南里文雄賞受賞。その後ますます活動の幅を広げ、アコースティック・ギター・アルバム<おやつ>(94)、 ミノ・シネル(パーカッション)が参加した<esprit>(96)、小曽根真(ピアノ)とのデュオ・アルバム<ダンディズム>(98)、 福田進一(ギター)とのデュオDVD<禁じられた遊び>(98、HiVi企画賞ほか受賞)、ラリー・コリエル、矢野顕子らと共演したニューヨーク・ボトムライン・ライヴ<ワン・フォー・オール>(99)など快作を連打。
また97年フランスのジャンゴ・ラインハルト・フェスティヴァルへの招待、2000年にはハバナ国際ギター・リサイタルへの日本人ジャズギタリストとしての初出演など、 国際的な活躍を続けている。
近年はピアニスト/作曲家・谷川公子とのパートナーシップを得、映像や演出を取り入れた多面的創作チームとしても活躍。 2001年1月には東京オペラシティ・タケミツメモリアルホールにて活動30周年を集大成する書き下ろし<ギター組曲>を初演、 10種類のギターをワン・コンサートで演奏するという前人未到の試みを行い絶賛を博する。 96年より洗足学園ジャズコースの客員教授を務め、またエッセイストとしても活躍している。
水戸芸術館では91年「現代音楽を楽しもう」(企画:池辺晋一郎)シリーズ第5回に登場、圧巻のパフォーマンスを繰り広げて以来、 10年ぶりの登場となる。

渡辺香津美オフィシャルサイト http://www.hilltop.co.jp/kazumi/

「ラルフ・タウナーの鉄の爪」(渡辺香津美著、公演当日配布のプログラム掲載)


「ふたりのマスター・ギタリスト 〜タウナーとKAZUMI」(稲岡邦彌著、公演当日配布のプログラム掲載)





ラルフ・タウナー東京公演:7月11日
会場:トリビュート・トゥ・ザ・ラブ・ジェネレーション http://www.mediage.co.jp/TLG/
お問い合わせ:トリビュート・トゥ・ザ・ラブ・ジェネレーション TEL. 03-5531-2024

*渡辺香津美とのデュオは水戸芸術館のみの企画となります。



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