メールでのお問い合わせ: webstaff@arttowermito.or.jp

お電話でのお問い合わせ・ご予約:
029-231-8000 ( 9時30分〜18時、月曜休)


追憶のうた、あしたのうた
-- 中田喜直を偲んで --


<めだかのがっこう><カニサンオメメ><あひるの行列><ちいさい秋みつけた>......
幼き日、覚えはじめた言葉を使ってカタコトでお喋りをするのと同じくらい、うたを歌うのが楽しかった。

<青空の小径><夏の思い出><ねむの花><雪のふるまちを>......
大人になって、生きていくために負ってしまった数々の傷は、うたを歌うことで慰められた。 またある時は、うたを歌うと喜びは大喜びに変身して、幸せな気持ちでいっぱいに満たされた。

<美しい訣れの朝><昇天>......
うたは、ときに命をみつめる。儚いがゆえのいとおしさ、その気持ちを表そうとすれば、語るよりは歌うことの方がふさわしい。

うたを愛し、音楽を愛した作曲家、中田喜直の魂は天に昇っていきました。 そして、それから1年の歳月が経ちました。中田喜直の残したうたは、根源的なやさしさと高い芸術性をあわせもつことで、多くの人々の心をとらえてきました。 彼の残した合唱作品を中心に、追悼の想いとともにお届けする、うたの魅力に溢れた演奏会です。


プログラム

早春、ぶらんこ、美しい季節

<中田喜直童謡曲集>より もりのよあけ、もんしろ蝶々のゆうびんやさん、夕方のおかあさん

緑の夏、青空の小径、夏の思い出

めだかのがっこう、カニサンオメメ、あひるの行列、みどりのおにわ、もんく

< 7つのフランスの子供の歌>より 前奏曲、つきよ、げんきなこども、かあさん、おねがいよ

ちいさい秋みつけた、ねむの花、雪のふるまちを

女声合唱組曲<美しい訣れの朝>より あなたはいつも

合唱組曲(混声)<昇天>より 昇天


中田喜直 合唱の午後
2001年 5月 3日(木・祝)
13:30開場 14:00開演
会場:水戸芸術館コンサートホールATM
料金(全席指定) A席3,000円・A席2,000円
チケット発売:2001年 3月10日(土)
企画・構成・司会・指揮 若杉 弘

出演
指揮: 鈴木良朝中澤敏子
合唱: あひる会合唱団カラコレス女声合唱団野ばら会水戸うらら女声合唱団
ピアノ: 小沼冨美枝田中直子山田陽子、 和田萌子(高校生)、掛札佳奈(高校生)



若杉 弘(わかすぎ・ひろし)企画・構成・司会・指揮

東京芸術大学音楽学部指揮科卒業。卒業と同時にNHK交響楽団指揮研究員になり、 その後読売日本交響楽団指揮者、ケルン放送交響楽団首席指揮者、ライン・ドイツ・オペラ音楽総監督、 ドレスデン国立歌劇場およびシュターツカペレ常任指揮者、 バイエルン国立歌劇場指揮者、チューリヒ・トーンハレ協会芸術総監督・同管弦楽団首席指揮者、 東京都交響楽団音楽監督・首席指揮者を経て現在はNHK交響楽団正指揮者、 東京室内歌劇場芸術監督、滋賀県立芸術劇場「びわ湖ホール」芸術監督などを兼務。
これまでに芸術選奨文部大臣賞、日本芸術院賞、朝日賞、毎日芸術賞、サントリー音楽賞、 NHK交響楽団有馬賞ほかを受賞している。日本芸術院会員。
水戸芸術館では音楽部門企画運営委員を務める。水戸室内管弦楽団の第3回定期演奏会(1990年)、 第26回定期演奏会(96年)、第30回定期演奏会(97年)で指揮し、 新鮮な選曲と解釈で聴衆を魅了した。さらに「メシアンの肖像」(93年)、 「小さな聴き手のためのコンサート4」(94年)などで企画・司会を担当するほか、 「茨城の名手・名歌手たち」の審査委員も務めている。


鈴木 良朝(すずき・よしとも)指揮
水戸市生まれ。茨城大学卒業後、水戸二中教諭、茨城県教育庁指導主事、茨城県教育庁参事兼文化課長、 水戸市立三の丸小学校長、茨城県教育委員長等を経て、現在、茨城県合唱連盟理事長。 1993年に教育功労者文部大臣賞を受賞。あひる会合唱団の前身である水戸市民合唱団の創立以来合唱活動を続ける。 水戸二中時代にコンクールで全国第2位に4度入賞、あひる会合唱団では7回の全国コンクール出場をはたしている。 水戸芸術館では「市民オペラ」、「クリスマス・コンサート」、「あひる会演奏会」などで合唱を指揮しているほか、 「茨城の名手・名歌手たち」オーディションでは過去数回審査委員を務めている。


中澤 敏子(なかざわ・としこ)指揮
東京芸術大学委託声楽科卒業。1954年から90年まで38年間にわたり、 県立土浦二高・水戸二高の音楽教諭を務める。在職中、全日本合唱コンクール全国大会に19回出場。 77年、78年には2年連続金賞を受賞した。現在、野ばら会、カラコレス女声合唱団、 水戸うらら女声合唱団他数多くの合唱団の常任指揮者として活躍、芸文学苑声楽講座、 五軒童謡を歌う会等の講師を務める。水戸芸術館では「合唱で聴く日本の歌」、 「日本の抒情」シリーズ、「クリスマス・コンサート」、 県内在住の演奏家による企画シリーズなどに出演し、「茨城の名手・名歌手たち」出演者オーディションでは過去数回審査委員を務めている。 2000年には、第11回奏楽堂日本歌曲コンクールにおいて奥田良三賞受賞。 CD「中澤敏子 四季を歌う」がある。


あひる会合唱団
1951年、水戸市民合唱団として誕生。53年にあひる会合唱団と改称して現在にいたる。 あひる会合唱団は、合唱好きの人なら誰でも入団でき、年齢層も高校生から60代までと幅広い。 年1回の定期演奏会と、合唱連盟主催の合唱コンクールへの参加を主たる活動としている。 合唱コンクールの全国大会には過去7回出場し、92年には銀賞を受賞。 近年ではルネサンス時代の宗教曲を毎年演奏する団体として、全国的にも注目されている。 水戸芸術館には、県内在住の演奏家による企画シリーズでの単独の演奏会のほか、 クリスマス・コンサートや市民オペラ<魔笛>などに出演している。


カラコレス女声合唱団
1975年、県立水戸第二高等学校コーラス部卒業生により結成。 カラコレスとはスペイン語で"巻き貝"のことで、耳にあてた巻き貝の中から聴こえてくる音のように、美しく、 あたたかな響きを求める中澤敏子の指導は、結成当時から25年間変わらず続いている。 主な活動に、水戸市姉妹都市親善使節として、アメリカ・アナハイム市への2度の演奏旅行(75、79年)や、 「フランス人権宣言200年祭千人コーラス」に日本代表として参加のための渡仏(89年)、 3度のレコーディングのほか、8回の主催演奏会開催、全日本合唱コンクール全国大会出場等がある。 結成当時と比べ、団員の顔ぶれは変わってきているが、学業・仕事・家庭との両立をしながら、日頃練習に励んでいる。


野ばら会
1963年、茨城県出身の声楽家の研究団体として、中澤敏子氏を中心に発足。 特に、日本の歌曲を正しい形で後世に伝えるべく、発音・発声について、 正しいメソッドを研究することに重点を置いて活動し、中央より講師を多数招いて、日本語の発音、 詩の内容の解釈、故木下保を中心とした「やまとことば」の発音・演奏法研究会を30数年にわたり行っている。 会員の多くは県内の音楽指導者であり、毎月、教材研究、発声研究、指揮法研究会をもち、 会員相互の研修を行っている。 98年には、「小倉百人一首を歌う」コンクール審査会において、上村文賞を受賞する。


水戸うらら女声合唱団
1976年、水戸市五軒町文化福祉会館婦人教室コーラス部として誕生。 78年に「水戸うらら女声合唱団」として活動を開始。以後、誕生当時からの指導者である中沢敏子のもと、 活発な演奏活動を行ってきた。現在までに4回の主催演奏会を開催している。 また全日本合唱コンクール、全日本おかあさんコンクールなどの合唱コンクールに何度も出場し、 数々の賞に輝く。その他にも茨城県合唱祭、水戸市民音楽祭をはじめ各種の演奏会・イヴェント等に活発に出演しており、 85年の<科学万博つくば '85>では池辺晋一郎<万葉ひたちの歌>の初演に参加した。


小沼 冨美枝(おぬま・ふみえ)ピアノ
国立音楽大学卒業。ピアノを黒木若子、中島冨佐子、内田倭文子に伴奏法を塚田佳男に師事。 卒業後、カラコレス女声合唱団、あひる会合唱団、野ばら会の伴奏者を歴任する。 水戸二高講師在任中は、水戸二校コーラス部の伴奏者として全日本合唱コンクール全国大会に毎年出演した。


田中 直子(たなか・なおこ)ピアノ
武蔵野音楽大学器楽科卒業。ピアノを渡辺久子、市橋徹雄、故田中瑤子に師事。 伴奏法を甲斐正雄、塚田佳男に学ぶ。現在、坂上昌子のもとで伴奏を務めながら、 森昌彦の伴奏法の教えを受けている。「瑤の会」会員。 1985年科学万博における<万葉ひたちの歌>初演をはじめ、アナハイム市やフランスでのカラコレス女声合唱団の公演に参加する。 水戸うらら女声合唱団他、数多くの合唱団と毎年共演している。


山田 陽子(やまだ・ようこ)ピアノ
昭和音楽短期大学ピアノ科卒業。ピアノを渡辺千世、臼井康雄、斎木ユリに、声楽を東學に師事。 現在、あひる会合唱団のほか、アンサンブル・ロテュス、女声合唱団コロ・フィーノ、ひたちなか少年少女合唱団、勝田童謡を楽しむ会など、 水戸市・ひたちなか市を中心に合唱ピアニストとして活躍。 また、「ひたちの春音楽祭」にもピアノ伴奏者として出演。ピアノ講師としても活躍している。



ホーム 美術 チケット
施設案内 演劇 友の会

音楽


Copyright ©2000 Mito Arts Foundation. All Rights Reserved. Created by TK.
Mail to: webstaff@arttowermito.or.jp