ご投稿第二十五号

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From: 飛騨市民
To: takaki yazawa
Subject: ミト・デラルコの高山公演
Forwarded Date: Fri, 15 Oct 2004 14:50:03 +0900
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ミト・デラルコの高山公演、すばらしい公演だったと思います。
今回の選曲は、あまり知られてはいないけれどもハイドンらしさが最も前面に出た作曲者会心の作を、中期と後期から1曲ずつ選んだものと私は理解していますが、モーツァルトとの対比も鮮やかで、見事でした。 加えて、ハイドンのカルテットを20年あまり聞き続けている私にとっても全く新しい体験となったほど、鮮烈な演奏でした。

古典派のカルテットで、あそこまで楽器の潜在的可能性を容赦なく引き出して演奏できるというのは、やはりオリジナル楽器カルテットならではの強みなのだと強く感じた次第です。 このような演奏がもっと広く世に知られるようになり、過小評価されがちなハイドンの正しい理解と受容のきっかけとなることを、ハイドン愛好家の一人として期待します。

アンコールに滅多に採り上げられない作品103を演奏したのには意表をつかれましたが、これも印象の残る演奏でした。
作品77との関連からあの選曲はむしろ必然だったと、あとになってやっと気づいた訳なのですが、それより、今後も本腰を入れてハイドンに取り組んでいく決意表明のように聞こえて、うれしく思いました。

東京にいた頃、20年近く前ですが、スメタナカルテットが引退公演で1曲目にこの曲を演奏したのを聴き、実演でこの曲を聴けるのはこれが最初で最後と思ったことを、ふと思い出しました。


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