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ACM佐藤信郎による『マッチ売りの少女』稽古場報告
1999年10月22日(金)FMぱるるん放送

Q: 今週はどんな稽古がすすんでいるんですか?
佐藤: 先週立ち稽古がスタ−トしたことを名取が伝えましたが、 今週はこの芝居のハ−ド面についての準備をしていました。 ハ−ドなんて言葉使っちゃいましたが、要するに役者の演技を芝居のソフトと考えた場合、ハ−ドとは舞台の装置、小道具、 衣裳その他諸々の舞台の演出を高めるための様々な物理的なもの、と考えていただければよいと思います。
Q: それで一体どのような準備を?
佐藤: 仮の装置での読み合わせの後、みんなでイメ−ジを出し合いながらラフスケッチを完成させました。 具体的にはシ−クレットなのだけれども、道具をつくったりしてました。 僕はどちらかと言うと頭脳労働者ではないので、どちらかと言うと肉体派なもので、今日なんか釘打ってて指怪我しちゃいました(笑)。
Q: そうなんですか…。
佐藤: かなりの道具がそろってきていい感じになってきました。 芝居をつくっていて面白いな−と思うのは、最初に台本があって、次にイメ−ジがふくらみ、 そしてそのイメ−ジにあわせたハ−ドがそろう。この流れのなかで、役者としてどう舞台に立てるのかを考えられることだと思うんですよ。 今週の稽古場にいて思うんですけど、今回のACMの公演はすごいことになりますよ。 来週からはソフト(演技)の面のツメを始めるんですけど、装置がそろうとイマジネ−ションが違うんだよね〜。 どんどん芝居が変わるんだよね〜。毎日稽古場来ないと芝居の行方がわからなくなるよね。
Q: はぁ、そうですか…。
佐藤: 一般の人にも稽古場を見てもらいたいけど、やっぱり本番の公演を!! 今回はACMのみんなかなり充実した日々過ごしていて、手応えを感じているので。
Q: 佐藤さんの役柄について教えていただけますか?
佐藤: 僕は女の、つまり”マッチ売りの少女”の弟役で登場します。
Q: どんな人物なんですか?
佐藤: それは喋れないですよ〜(笑)。だけど演技プランの切り口はお伝えします。 つまり、台本をもらった時のイメ−ジからいうと、 他の登場人物の3人はアンデルセンの童話と対応できる感じがあるけど、この弟役は対応のしようがないと考えてます。 登場の仕方も後半から突然ですし。これからは他の3人とは違うイメ−ジをどうふくらませるか、楽しく悩んでいこうと思います。
Q: ズバリみどころは?
佐藤: 後半から登場する弟がみどころかな〜。 僕の役なんですけどぉ…、ハハハァ…。本当はこんな軽い奴じゃないのですよ。 ACMの秋の公演『マッチ売りの少女』ぜひ観に来て下さい。



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