水戸芸術館・専属楽団

新ダヴィッド同盟 第3回演奏会

2012年12月22日[土]

■新ダヴィッド同盟

チケット予約

新ダヴィッド同盟
New "Davidsbündler"

2010年、水戸芸術館館長・吉田秀和の命名により、同館の専属楽団として結成された。

メンバーは、世界的に活躍する若手ヴァイオリニスト・庄司紗矢香を中心に、庄司の呼びかけで集まった、気心の知れた若い音楽仲間たち――佐藤俊介(ヴァイオリン)、石坂団十郎(チェロ)、小菅優(ピアノ)。それに、庄司の尊敬する室内楽の名手・磯村和英(ヴィオラ)が加わる。国際的に活躍する5人のメンバーは、世界各地から水戸に集まり、密度の濃いリハーサルを徹底的に行って演奏会に臨む。

「ダヴィッド同盟」は、ドイツ・ロマン派の大作曲家ローベルト・シューマンが夢想した芸術グループ。異教徒ペリシテ人を知と勇気で撃退した旧約聖書の登場人物ダヴィデ(ダヴィッド)にちなみ、俗物に対抗し、新しい音楽の理想を打ち立てようとする気概がこめられている。

時を経て21世紀、「新ダヴィッド同盟」は次代を担う若い演奏家たちが中心となり、シューマンの音楽的理念に共鳴して結成された。今、わが国で考えられる最高の顔ぶれの奏者たちによる新時代の理想的な音楽表現に、大きな注目と期待が集まっている。

第3回演奏会で取り上げられるのは、20代の若きベートーヴェンが管楽器とピアノのために書いた五重奏曲を自ら編曲した〈ピアノ四重奏曲〉、シェーンベルクやヒンデミットに影響を与えた後期ドイツ・ロマン派の作曲家マックス・レーガーの〈弦楽三重奏曲〉、ドヴォルザークの代表作の一つであり、スラヴ的な生命力と旋律美に溢れた〈ピアノ五重奏曲〉。「新ダヴィッド同盟」は親密に音楽を語らい、私たちをその輪の中へと誘ってくれることだろう。

【出演】
庄司紗矢香(ヴァイオリン)
佐藤俊介(ヴァイオリン)
磯村和英(ヴィオラ)
石坂団十郎(チェロ)
小菅優(ピアノ)

【曲目】
ベートーヴェン:ピアノ四重奏曲 変ホ長調 作品16
レーガー:弦楽三重奏曲 第1番 イ短調 作品77b
ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲 イ長調 作品81

【アンコール曲】
ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲 イ長調 作品81 から 第3楽章

【碧南演奏会のお知らせ】
新ダヴィッド同盟 第3回碧南演奏会
2012年12月21日(金)18:30開演
会場:碧南市芸術文化ホール(愛知県)
お問い合わせ:碧南市芸術文化ホール TEL 0566-48-3731
http://www.city.hekinan.aichi.jp/GEIBUN/home/ivent/H24/12.21david/david.html


▼料金

【全席指定】A席5,000円 B席4,000円
●18:00開場 18:30開演

チケットの取り扱い

水戸芸術館エントランスホール・チケットカウンター
水戸芸術館チケット予約センター 029-231-8000
MUSIC SHOPかわまた 029-226-0351
ヤマハミュージック関東 029-244-6661
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード177-462)
CNプレイガイド 0570-08-9990

学生券のご案内

演奏会当日開演1時間前に残席がある場合、学生券を発売します(一律1,000円)。
・水戸芸術館エントランスホール・チケットカウンターのみの発売になります。
・ご購入の際、学生証の提示をお願いいたします。


▼出演者プロフィール

Photo: Kishin Shinoyama

庄司紗矢香

ヴァイオリン

1999年のパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールでコンクール史上最年少、また日本人としては初の優勝を獲得して以来、ウラディーミル・アシュケナージ、シャルル・デュトワ、マリス・ヤンソンス、ロリン・マゼールなど世界一流の指揮者と共演。最近の主な公演は、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団、大野和士指揮東京都交響楽団との共演など。リサイタルや室内楽にも力を入れており、これまでにヴァディム・レーピン、ラン・ラン、スティーヴン・イッサーリス、ジャンルカ・カシオーリらと共演。世界の著名な音楽祭からも毎年のように招かれている。
CDはドイツ・グラモフォンから6枚、ミラーレから2枚をリリース。新譜「ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 第2弾」が今秋発売予定。
使用楽器は、上野製薬株式会社より貸与された1729年製ストラディヴァリウス“レカミエ”。

Photo: Sakai Koki

佐藤俊介

ヴァイオリン

高い技術と豊かな音楽性を磨き、ニューヨーク、フィラデルフィアを経て、現在ヨーロッパを拠点にキャリアを築く国際派。NHK交響楽団を含む日本の主要オーケストラに加え、バイエルン放送交響楽団、ハンブルク交響楽団など欧米の名門オーケストラと共演。現在、パリからミュンヘンに拠点を移し、古楽奏法の研鑽を積んでいる。
CDは「イザイ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ全6曲」、「グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ集」(第62回文化庁芸術祭レコード部門大賞受賞)、「パガニーニ:24のカプリース」などをリリース。第15回出光音楽賞、06年アメリカ・ワシントン賞、07年度第9回ホテルオークラ音楽賞などを受賞。10年7月にはヨハン・ゼバスティアン・バッハ国際コンクールにて第2位、聴衆賞を受賞。
現在の使用楽器は2007年パリ製シュテファン・フォン・ベア。

磯村和英

ヴィオラ

桐朋学園でヴァイオリンをジャンヌ・イスナール、小林健次、室内楽を齋藤秀雄に学び、1968年よりニューヨークのジュリアード音楽院に於いて、ヴァイオリンをイヴァン・ガラミアン、ヴィオラをウォルター・トランプラー、室内楽をロバート・マン、ラファエル・ヒリヤーに学ぶ。69年、東京クヮルテットを結成。70年にはミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門で1位となり、国際的な注目を集めた。以降、ニューヨークを拠点に40年以上にわたり世界各地で演奏活動を続けている。また、イエール大学教授を務め、室内楽の指導にも積極的に取り組んでいる。
東京クヮルテットのレパートリーはハイドンから21世紀の作品に及び、そのCDは数々の賞に輝いている。個人としてもソロとソナタのCDをリリースしている。
使用楽器は、日本音楽財団より貸与の1731年製ストラディヴァリウス“パガニーニ”。

Photo: Marco Borggreve

石坂団十郎

チェロ

ドイツ生まれ。ボリス・ペルガメンシコフ等に師事。1998年カサド、99年ルトスワフスキー、2001年ミュンヘン、02年ベルリン・フォイアーマンの各国際コンクール優勝。04年NHK交響楽団と共演して日本デビュー。ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、ロジャー・ノリントン、ミハイル・ユロフスキー等の指揮者、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、マリインスキー劇場管弦楽団等のオーケストラと共演。室内楽ではギドン・クレーメル、リサ・バティアシュヴィリ、ヴィヴィアン・ハーグナー、ユリア・フィッシャー、ルノー・カプソン、タベア・ツィンマーマン等と共演。2011年10月からドレスデン音楽大学教授に就任。
使用楽器は日本音楽財団貸与の1696年製ストラディヴァリウス“ロード・アイレスフォード”とクロンベルク・アカデミー貸与の1997年製W.シュナーベル。

Photo: Marco Borggreve

小菅 優

ピアノ

東京音楽大学付属音楽教室を経て、1993年よりヨーロッパ在住。ヨーロッパで研鑚を積みながら世界各地を訪れ、年に40カ所以上で演奏会を行っている。一流の指揮者、オーケストラとの共演や世界的名手との室内楽、ザルツブルクをはじめ著名な音楽祭への出演も数多い。高度なテクニックと美しい音色、若々しい感性と深い楽曲理解によって高い評価を得ている。2000年、『フォノ・フォルム』誌よりショパンの練習曲全曲録音に5つ星が与えられたほか、02年に第13回新日鉄音楽賞、04年にアメリカ・ワシントン賞、06年に第8回ホテルオークラ音楽賞、07年に第17回出光音楽賞を受賞している。
水戸芸術館では、小澤征爾指揮による水戸室内管弦楽団第75回定期演奏会などに出演し、絶賛された。その演奏会で演奏したメンデルスゾーン〈ピアノ協奏曲第1番〉は、CDとブルーレイ/DVDで発売されている。


▼公演概要

公演名

新ダヴィッド同盟 第3回演奏会


会場

コンサートホールATM


開催日

2012年12月22日[土]


主催

公益財団法人 水戸市芸術振興財団


協賛

株式会社ポイント


協力

全日本空輸株式会社


お問い合わせ

水戸芸術館チケット予約センター
TEL.029-231-8000 (営業時間 9:30~18:00/月曜休館)
※公演の内容等は、変更になる場合があります。
※未就学児のご入場はご遠慮ください。
※公演中止の場合を除き、一度購入されたチケットの払い戻し、交換等はできませんのでご了承ください。