藤村実穂子 メゾ・ソプラノ・リサイタル

2018年2月25日[日]15:00-  

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©R&G Photography

バイロイト音楽祭を熱狂させる“世界のメゾ”
藤村実穂子が歌うドイツ歌曲の神髄

 ワーグナーの“聖地”バイロイトには、毎年世界各地からワーグナー芸術の崇拝者たちが集まります。その祝祭の舞台に立つことができるのは、ごく限られた歌手のみ。藤村実穂子は、その類稀なる声と確かな演技力で、歌手であれば憧れぬ者はいないバイロイト音楽祭に、“世界のメゾ”として毎年のように出演しています。
 その藤村実穂子を支えているのは、歌に対する献身的なまでの愛です。家から学校までの道中、作詞作曲し、歌いながら通っていたという少女は、やがて抑えきれない歌への憧憬とともにドイツに渡り、厳しい現実と向き合いながら、自己を見失わず鍛錬を重ね、「歌の神様に仕えるために歌う」という目標に向かい、ひたすら真っ直ぐな“道”を歩んできました。
 世界的な名声を得た今もなお、「今日死んでも悔いは無いといえる一日一日を過ごすことが、これからも私の義務なんだろう」と自らを限界まで追い込み、歌への献身を続ける“世界のメゾ”。藤村実穂子は、心から信頼するピアニスト、ヴォルフラム・リーガーとともに、シューベルト、ワーグナー、ブラームス、マーラーというドイツ歌曲の王道を、今回のリサイタルで聴かせてくれます。
 歌を歌うということはどういうことか。歌を聴くということはどういうことか。藤村実穂子の歌は、人生の問いにも似たこの歌に接することの意味を、やさしくかつ力強く、私たちに語りかけてくることでしょう。


【出演】藤村実穂子(メゾ・ソプラノ)
    ヴォルフラム・リーガー(ピアノ)

【曲目】
シューベルト(1797~1828)
 ガニュメート D544
 糸を紡ぐグレートヘェン D118
 ギリシャの神々 D677
 湖にて D543
 憩いなき愛 D138

ワーグナー(1813~1883)
ヴェーゼンドンクの詩による歌曲
 第1曲 天使
 第2曲 止まれ!
 第3曲 温室で
 第4曲 痛み
 第5曲 夢

ブラームス(1833~1897)
 セレナーデ 作品106の1
 日曜日 作品47の3
 五月の夜 作品43の2
 永遠の愛 作品43の1
 私の愛は緑 作品63の5

マーラー(1860~1911)
リュッケルトの詩による歌曲
 第1曲 あなたが美しさゆえに愛するなら
 第2曲 私の歌を見ないで
 第3曲 私は優しい香りを吸い込んだ
 第4曲 真夜中に
 第5曲 私はこの世から姿を消した

▼料金

【全席指定】一般 4,000円  ユース(25歳以下) 1,500円
●14:30開場 15:00開演

チケットの取り扱い

水戸芸術館
・エントランスホール・チケットカウンター
・チケット予約センター 029-231-8000
・ウェブ予約 http://arttowermito.or.jp/tickets/ticket.html

e+(イープラス)http://eplus.jp(PC・携帯)
かわまた楽器店 029-226-0351
ヤマハミュージックリテイリング水戸店 029-244-6661


▼プロフィール

©R&G Photography

藤村実穂子 Mihoko Fujimura

メゾ・ソプラノ Mezzo-Soprano

東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、同大学院修了後、ミュンヘン音楽大学大学院に留学。在院中にワーグナー・コンクール(バイロイト)で事実上の優勝、マリア・カナルス・コンクール優勝など数々の国際コンクールに入賞後、グラーツ歌劇場の専属歌手として幅広いレパートリーを歌う。
 2002年主役級としては日本人で初めてバイロイト音楽祭にデビューした後、9年間連続で出演し、メゾ・ソプラノの歌うワーグナーの主役を全て歌いきったばかりか、一つの演出に異なった5役で出演し、「この20年間のワーグナー界に存在しなかった歌手」などと絶賛を浴びている。また、バイロイトデビュー直前、異例にもバイエルン州立歌劇場の新演出 〈ワルキューレ〉初日にもフリッカ役で出演したことで国際的な注目を集め、以来ミラノ・スカラ座、バイロイト音楽祭、ウィーン国立歌劇場、ロイヤルオペラハウス・コヴェントガーデン・ロンドン、パリ・シャトレ座、ベルリン・ドイツ・オペラ、ドレスデン国立歌劇場、ルツェルン音楽祭、フィレンツェ歌劇場などに出演。
 クリスティアン・ティーレマン、クラウディオ・アバド、ズービン・メータ、クリストフ・エッシェンバッハ、リッカルド・シャイー、マリス・ヤンソンス、ダニエル・ハーディング、チョン・ミョンフン、ファビオ・ルイージ等の指揮のもと、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、バイエルン放送交響楽団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団、ロンドン交響楽団、パリ管弦楽団、フィラデルフィア管弦楽団等の世界的なオーケストラと共演している。
 2002年出光音楽賞、2003年第54回芸術選奨文部科学大臣新人賞、2007年第37回エクソンモービル音楽賞洋楽部門奨励賞、第44回(2012年度)サントリー音楽賞をそれぞれ受賞。www.MihokoFujimura.com
 水戸芸術館では、2017年10月の水戸室内管弦楽団第100回定期演奏会で小澤征爾の指揮によりベートーヴェン〈第九〉交響曲のソリストを務め、絶賛された。

ヴォルフラム・リーガー Wolfram Rieger

ピアノ Piano

両親からピアノを学び始め、後にレーゲンスブルクにてコンラート・ファイファーに師事。間もなく歌曲の研究に深く傾倒し、ミュンヘン音楽大学にて歌曲のピアニストとして著名なエリック・ウェルバ、ヘルムート・ドイチュの両教授に師事した。シュワルツコップ、ホッター、フィッシャー=ディースカウのマスタークラスにも参加。1998年、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学の教授に就任。ヨーロッパと日本で定期的にマスタークラスを開催している。
 世界中の主要なコンサートホールや音楽祭に定期的に招かれており、その中にはシューベルティアーデ・フェルトキルヒ、シューベルティアーデ・ヴィラベルトラン、アムステルダム・コンセルトヘボウ、シャトレ座、ウィグモアホール、カーネギーホール、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭などがある。著名な歌手との共演も数多く、ブリギッテ・ファスベンダー、バーバラ・ボニー、ユリアーネ・バンゼ、ミシェル・ブリート、トーマス・ハンプソン、ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ、オラフ・ベーア、マティアス・ゲルネ、クリストフ・プレガルディエン、トーマス・クヴァストホフ、ペーター・シュライアーなどが挙げられる。
 レコーディングにも活発に取り組み、受賞作品も多い。バルセロナのフランツ・シューベルト協会の栄誉賞等、数々の賞や栄誉を授与されている。


▼公演概要

公演名

藤村実穂子 メゾ・ソプラノ・リサイタル


会場

コンサートホールATM


開催日

2018年2月25日[日]  


主催

公益財団法人 水戸市芸術振興財団


お問い合わせ

水戸芸術館チケット予約センター
TEL. 029-231-8000 (営業時間 9:30~18:00/月曜休館)
※公演の内容等は、変更になる場合があります。
※未就学児のご入場はご遠慮ください。
※公演中止の場合を除き、一度購入されたチケットの払い戻し、交換等はできませんのでご了承ください。