マレイ・ペライア ピアノ・リサイタル

2018年3月25日[日]15:00-  

©Felix Broede

マレイ・ペライア、「誠実さ」がたどり着いた孤高の境地へ

 人はなぜ、ペライアのピアノにこころ惹かれるのでしょうか。
 より華麗に弾く人、より技巧的に弾く人、よりデモーニッシュに弾く人……世界にはより“ピアニスト的なピアニスト”がたくさん存在します。
 ペライアは、様々な個性が群雄割拠しているピアニストの世界の中で、「誠実さ」という一見頼りなさそうな姿勢を武器に、ひたすら作品の研究と研鑽を重ね、ついには世界最高のピアニストの一人として評価されるに至った稀有のピアニストです。愚直なまでの誠実さから引き出される、混じり気のない清冽な音色が、音楽に棲みつく悪魔のささやきに打ち勝つ高貴なる瞬間を、私たちは待ち望んでいるのかも知れません。
 バッハ、シューベルト、モーツァルト、ベートーヴェンという王道のプログラムは、ペライアの「誠実さ」がたどり着いた孤高の境地を味わうに、これ以上ない極上のものと申せましょう。


【出演】マレイ・ペライア(ピアノ)

【曲目】
J.S.バッハ:フランス組曲 第6番 ホ長調 BWV817
シューベルト:即興曲集 作品142 D935
モーツァルト:ロンド イ短調 K.511
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調 作品111

▼料金

【全席指定】A席 10,000円 B席 8,500円 ユース(25歳以下) 3,500円
●14:30開場 15:00開演

チケットの取り扱い

水戸芸術館
・エントランスホール・チケットカウンター
・チケット予約センター 029-231-8000
・ウェブ予約 http://arttowermito.or.jp/tickets/ticket.html

e+(イープラス)http://eplus.jp(PC・携帯)
かわまた楽器店 029-226-0351
ヤマハミュージックリテイリング水戸店 029-244-6661

●チケット発売開始日時
一般:2017年12月16日[土]9時30分


▼プロフィール

©Felix Broede

マレイ・ペライア Murray Perahia

ピアノ Pinao

コンサート・ステージで40年以上ものキャリアを積み重ねてきたアメリカ人ピアニスト、マレイ・ペライアは、現在最も多くの出演依頼を受け、最も聴衆から愛されるピアニストの一人となっており、あらゆる一流オーケストラと共演し、世界の主要な音楽シーンにその姿がある。アカデミー室内管弦楽団(Academy of St. Martin-in-the-Fields)の首席客演指揮者を務め、同楽団と共に指揮者兼ピアニストとしてアメリカ、ヨーロッパ、日本、東南アジアで公演を行っている。
ニューヨーク生まれのペライアは4才でピアノを始め、後にマンネス音楽学校で指揮と作曲を専攻した。数年の間夏を過ごしたマールボロ音楽祭では、R. ゼルキン、カザルス、ブダペスト弦楽四重奏団のメンバーらと共演。時を同じくしてホルショフスキの薫陶を受けた。さらに後年にはホロヴィッツと親交を深めたが、その視点と人間性はペライアにとって永続的な刺激となった。1972年のリーズ国際ピアノ・コンクールに優勝。1973年にデビューしたオールドバラ音楽祭でブリテンやピアーズらと密接に交流し、ピアーズの歌曲リサイタルでは何度も伴奏を務めた他、1981年から1989年までは同音楽祭の共同芸術監督を務めた。
 今シーズン、ペライアはアカデミー室内管弦楽団との共演で、ベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲を弾き振りするヨーロッパ・ツアーを継続する。また、ヨーロッパ各地でソロ・リサイタルを行い、アジア・ツアーではシンガポール、北京、上海、ソウル、埼玉、東京、水戸で演奏する。その後、ジョージア州アセンズ、アトランタ、スコッツデール、アナーバーを含むアメリカ各地でリサイタル・シリーズを行い、カラマズーのアーヴィングS.ギルモア国際キーボード・フェスティバルとロチェスターのイーストマン音楽学校でも演奏する。
 ペライアは幅広く多彩なディスコグラフィを誇っている。2016年10月には、大いに期待されたバッハのフランス組曲をリリースした。これはドイツ・グラモフォンによるペライアの初のアルバムである。ソニー・クラシカルからは、過去40年間のペライアの全てのCDにいくつかのDVDを加えたボックス・セット「ペライア・ボックス(The First 40 Years)」がリリースされている。2011年に英グラモフォン賞に輝いたブラームス〈ヘンデルの主題による変奏曲〉は、「現在手に入るブラームス演奏の中で、最も価値のあるものの一つ」と高く評価された。これまでのピアノ・ソロ曲のCDとしては、5枚組のセットになったショパンの作品集、バッハのパルティータ1,5,6番、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ作品14,26,28などがある。ペライアはショパンのエチュード全曲とバッハのイギリス組曲1,3,6番の録音でグラミー賞を2度受賞しており、またグラモフォン賞も、2012年に創設された特別賞(ピアノ・アワード)の受賞ほか数回受賞している。
 近年は、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲の譜面を見直し、ヘンレ原典版として出版するという壮大なプロジェクトに乗り出している。また、近年になって発見された、伝説的ピアニスト、アルフレッド・コルトーのマスター・クラスの膨大な録音を、ペライアが編集・プロデュースしたCDセット「コルトーのマスター・クラス」が、ソニーからリリースされ絶賛されている。
 ペライアは英国王立音楽院の名誉評議員を務めており、ジュリアード音楽院、オックスフォード大学、英国王立音楽大学、リーズ大学、デューク大学からは名誉博士号を進呈されている。2004年には顕著な音楽的貢献を認められ、英国女王から大英勲章第2位を授与された。


▼公演概要

公演名

マレイ・ペライア ピアノ・リサイタル


会場

コンサートホールATM


開催日

2018年3月25日[日]  


主催

公益財団法人 水戸市芸術振興財団


お問い合わせ

水戸芸術館チケット予約センター
TEL. 029-231-8000 (営業時間 9:30~18:00/月曜休館)
※公演の内容等は、変更になる場合があります。
※未就学児のご入場はご遠慮ください。
※公演中止の場合を除き、一度購入されたチケットの払い戻し、交換等はできませんのでご了承ください。