水戸室内管弦楽団(Mito Chamber Orchestra)

楽団員プロフィール

ヴィオラ

モーリン・ガラガー Maureen Gallagher, Viola

Maureen Gallagherアメリカ、オレゴン州グランツ・パス生まれ。10歳よりヴィオラを始める。16歳の夏、イヴァン・ガラミアンのアシスタントに習い、その後インディアナ大学へ入学、デヴィッド・ドーソンに師事。卒業後、ニューヨーク州立大学バッファロー校で2年間クリーヴランド・クヮルテットのアシスタントを務める。その後ニューヨークへ移り、田中直子の推薦でオルフェウス室内管弦楽団の首席ヴィオラ奏者として入団。ソロ・室内楽のほか、オーケストラでの演奏活動も幅広く、水戸室内管弦楽団のほか、オルフェウス室内管弦楽団とセント・ルークス室内管弦楽団で共同首席ヴィオラ奏者、ニューヨーク・シティ・バレエ管弦楽団で首席ヴィオラ奏者を務めている。また東京クヮルテットやエマーソン弦楽四重奏団をはじめとする世界各地の弦楽四重奏団にもゲストとして参加している。またコロンバス州立大学、ニューヨーク市立大学ブルックリン校、コロンビア大学、マサチューセッツ大学アマースト校で後進の育成にあたり、現在ではペンシルヴァニア州ピッツバーグにあるカーネギーメロン大学にて、ヴィオラと室内楽の教鞭をとっている。
使用楽器は、1743年ミラノ製パオロ・アントニオ・テストーレ。


ヴィオラ

川崎雅夫 Masao Kawasaki, Viola

川崎雅夫桐朋女子高校音楽科、桐朋学園大学音楽学部を経て、ジュリアード音楽院に留学、1973年よりアメリカに在住。北米、ヨーロッパ、日本でソリスト、室内楽奏者として活躍。NHK交響楽団をはじめ国内外のオーケストラや、ジュリアード弦楽四重奏団、東京クヮルテット、エマーソン弦楽四重奏団等と共演。アスペン、カザルス、スポレト、MOSTLYモーツァルト等の音楽祭にも招かれ数多くの著名な演奏家達と共演している。日本では水戸室内管弦楽団のメンバーを務める他、宮崎国際室内楽音楽祭、ヴィオラ・スペース等で、演奏の他公開レッスンを通して、若手の指導にも力を注ぐ。レコーディングは、EMI、CBSソニー、ノンサッチ、オレンジノート等のレーベルで行っている。81年よりジュリアード音楽院教授、83年よりシンシナティ大学客員教授に就任。現在、ブルックリン大学主任弦楽教授も含め、3つの大学で教鞭を執るかたわら、国際コンクール審査、米国内外の大学での公開レッスンに招かれている。2004年には、米国文部省より『優れた教師、レコグニッション賞』を受賞、10年春には、米国シンシナティで第38回国際ヴィオラ・コングレスを主催者として開催、全世界から著名なヴィオラ奏者達が50数名参加して、大成功をおさめる。


ヴィオラ

川本嘉子 Yoshiko Kawamoto, Viola

川本嘉子1992年ジュネーヴ国際コンクール・ヴィオラ部門で最高位(1位なしの2位)。96年村松賞受賞。97年第7回新日鉄音楽賞・フレッシュアーティスト賞受賞。東京都交響楽団首席奏者を経て、現在ではソリスト・室内楽奏者として最も活躍しているヴィオラ奏者の一人。
水戸室内管弦楽団のヴィオラ奏者を務めるほか、京都アルティ弦楽四重奏団、AOIレジデンス・クヮルテットのメンバーでもあり、サイトウ・キネン・オーケストラ、小澤征爾音楽塾、アルゲリッチ音楽祭などにも定期的に参加している。これまでに、ヴァイオリンを江藤俊哉、鈴木愛子、室内楽を末吉保雄、原田幸一郎に師事。
ソリストとしても高い評価を得ており、95年11月「新日鉄コンサート」、第59回“プロミシング・アーティストシリーズ”でのリサイタル、97年7月から一年間カザルスホールで行なったリサイタル・シリーズ『HASEKO CLASSIC SPECIAL/川本嘉子 ザ・ヴィオリスト』はいずれも好評を博した。
東京芸術大学弦楽器科非常勤講師。

≫ 「水戸室内管弦楽団 第98回定期演奏会」インタビュー(2017年1月)


ヴィオラ

店村眞積 Mazumi Tanamura, Viola

店村眞積京都に生まれる。6歳よりヴァイオリンを始め、東儀祐二、鷲見三郎、江藤俊哉に師事。学生コンクール、日本音楽コンクールなど受賞歴を重ね、桐朋学園大学を経て、1976年イタリアに渡り、イタリア弦楽四重奏団のヴィオラ奏者であったピエロ・ファルッリに師事。その後、指揮者リッカルド・ムーティに認められ、フィレンツェ市立歌劇場(オーケストラ・デル・マッジョ・ムジカーレ・フィオレンティーノ)の首席ヴィオラ奏者となる。77年ジュネーヴ国際音楽コンクールヴィオラ部門第2位入賞。以後84年に帰国するまで、ヨーロッパ各地でソリスト及び室内楽奏者としても活躍。フィエーゾレ音楽祭、ジュネーヴ音楽祭など多くの音楽祭にも招かれ、また桐五重奏団とヨーロッパツアーを行っている。84年に帰国し、読売日本交響楽団ソロ・ヴィオリスト、2001年よりNHK交響楽団ソロ首席ヴィオラ奏者を歴任。11年6月より東京都交響楽団特任首席ヴィオラ奏者。12年9月より京都市交響楽団ソロ首席奏者。
一方、ソリストとして、読売日本交響楽団、NHK交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団、パイヤール室内管弦楽団などと共演。また、サイトウ・キネン・フェスティバル松本、霧島などの音楽祭の常連であり、水戸室内管弦楽団、サイトウ・キネン・オーケストラのメンバーでもある。さらに、ヴィオラの祭典「ヴィオラ・スペース」への出演を始め、日本を代表するヴィオラ奏者として、室内楽やソロの分野でも幅広い活躍を展開、CDも数多くリリースしている。
現在、東京音楽大学教授、桐朋学園大学非常勤講師。