水戸で生まれ、
水戸で育った青春賛歌
スケールアップして
お届けします。
原作
『夜のピクニック』
恩田陸原作『夜のピクニック』は、高校最後の行事「歩行祭」を舞台に、青春の光と影を描いた作品で、2004年新潮社から上梓された。発売されてから徐々に人気を博し、ベストセラーとなり2006年には映画化も実現。高校生活3年の間にわだかまっていた想いをこの「歩行祭」で精算すべく主人公はひとつの賭けをする。ノスタルジーの魔術師が贈る永遠普遍の青春小説。第2回本屋大賞受賞、第26回吉川英治文学新人賞受賞。
恩田陸
1964(昭和39)年、宮城県生れ。1992(平成4)年『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で本屋大賞受賞。2017年『蜜蜂と遠雷』で直木賞と2度目の本屋大賞をそれぞれ受賞した。
恩田陸さんからコメント
二〇一六年の初演を観た時には、歌の素晴らしさに、終盤思わず涙ぐんでしまったことが強く印象に残っています。
二〇二〇年の再演の時は、まさかのコロナ禍。舞台活動が著しく制限され、上演回数も席数も大幅に減らされてしまいましたが、サントラ盤ができたことだけは嬉しかったです。
そして、今年二〇二六年は、なんとモデルとなった水戸一高が中高一貫校になってからの再演ということで、現実に即してバージョンアップされるとのこと。
私が卒業してから既に四十年以上、原作となる『夜のピクニック』を刊行してから二十年余りが経つと考えると、なんだか不思議な心地になります。初演から十年目の三度目の上演。とてもありがたいですし、これからも上演されていけばいいなあ、と思います。
長い歳月を経て、変わるものと変わらないもの。観客の皆さんには、どちらも楽しんでいただけますように。
高橋知伽江 コメント
音楽劇『夜のピクニック』は、私が芸術監督在任中に、地元の皆様への感謝をこめて企画し、脚本を担当しました。コロナ禍の再演を経て、今回、より大きなスケールでお届けできますこと、心から嬉しく思っております。広い会場に合わせて台本に加筆し、歌も増やしました。バンドメンバーも増えて、音楽もダンスもさらにパワーアップ。ベテランキャストと新人キャストが力を合わせ、青春のせつなく、心震える夜へと皆様をいざないます。