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  • 美術

2015-05-12 更新

山口晃 お絵描き道場!

こんにちは
みなさまてら坊でございます。

山口さんの「お絵描き道場」が5月2日土曜日、ギャラリー内ワークショップ室で行われました。
山口さんが絵を描いている姿を観られる機会はなかなかないということもあり、会場はまたしても満員!ありがたいことです。
「お絵描き道場」はご来場頂いたお客さまからリクエストがあったテーマに合わせ、山口さんが絵を描いていくという企画なのです。

初めのテーマは小学生くらいの男の子から出た「親鸞」というまさかのお題、、、。
これには山口さんもたじろいでいました。

「中学生」「虎」「水戸芸術館」というテーマでは、水戸芸の広場を舞台に大迫力の絵を描いて下さいました。虎の顔が、思い出しながら描いていたようですので、ちょっとかわいい気がします、、、。

お絵描き道場で山口さんの絵を描く姿を観ていて驚いたのは、もちろん筆はこび、絵の上手さ(リアリティー)というところであるのですが、際立っていたのは、イメージを絵におこすという目には見えない部分だったようにてら坊は思います。

今回のお絵描き道場のでは、テーマがいくつかあり、それをミックスして絵を描くというものなので、そっくり!全く同じだ!という解りやすい上手い下手というのはありません。いかに頭に思い浮かべていたかたちをありありと描けるか、というところが自分の中での上手い下手、満足、不満になってくる部分であると思います。

例えば、何かこんな風に描きたいというものを頭に絵を思い浮かべた時に、自分には描けないような部分、難しい部分を描かないようにイメージを組み替えて絵にしてしまう。とことも1つ技でもあるとは思いますが、、、

山口さんの場合は技術とイメージがとても近い位置にある印象で、のびのびしているといったらよいのでしょうか、、、描きたい様に描けているといったらいいのでしょうか、、、色々な人の動きや構図がイメージ通りに構成できているんだろうな〜と思いながら拝見しておりました。

〈さわやか/地獄/山口さんの好きな怪獣/相撲 というテーマで。「さわやか」をミントティーを飲む、お決まりの奥さんを模した?キャラクターで表している。〉

そんな風に絵が描けたら、すごく楽しいだろうな〜と思うてら坊でありました。