
オザワ部長作
『吹奏楽部バンザイ!!コロナに負けない』
2023年7月初の舞台化!
出演者決定
水戸市民会館開館記念事業 水戸芸術館連携事業
アートで応援プロジェクトvol.2
2020年初頭、突如世界を襲った新型コロナウィルス。大混乱に陥った日本社会。そんな中でも、自分たちらしい音楽活動を挑戦し続けた水戸女子高等学校吹奏楽部。
その道のりは厳しく困難に満ちたものでした。しかし、その努力は、願ったものとは違った形でしたが実を結び、それどころか新たな繋がりを生み出して行きました。
同時にこの行動は、多くの人たちへ勇気と感動を与えるだけでなく、若者自身が作り出す未来への期待も信じられるものになりました。
水戸芸術館は新しい水戸市民会館のオープニング企画としてこの物語を舞台化します。この舞台化は、地域の素晴らしい活動を顕彰し紹介するというだけでなく、この物語が人々に与える勇気と感動が、現代を生きる人々の行先を照らすナビゲーターになると確信するからです。
本作の舞台化に当たっては、水戸市にゆかりのある強力なスタッフが揃いました。脚本には、前ACM劇場芸術監督 井上桂。国内初の宮崎駿原作作品(『最貧前線 宮崎駿の雑想ノートより』)の舞台化でも見せた感動のドラマ化の手腕には定評があります。演出には、深作健太。尊父・深作欣二が水戸出身という縁もあって、水戸芸術館で演出した音楽劇『夜のピクニック』(恩田陸 原作)の公演は、今もなお語り継がれる涙と感動の作品です。二人の初めてのタッグとなる本作への期待は、演劇界でも注目です。長期にわたるオーディションやワークショップを経て決定した、新しい才能たちとのクリエーションがいよいよ始まります。
更には、原作のクライマックスを劇中に再現するため、茨城県内に演奏協力を広く公募し、水戸女子高等学校と聖徳大学附属取手女子高等学校の二校の吹奏楽部の日替わりでの出演が決定しました。
コロナ禍でも自分たちの夢を目指し頑張り続けた全国五つの吹奏楽部を描くオムニバス・ノンフィクション・ストーリー「吹奏楽部 バンザイ‼」。この一編が、茨城県水戸市にある水戸女子高等学校 吹奏楽部です。
自宅待機によるクラブ活動自粛、吹奏楽コンクールの中止という困難でもインスタライブをいち早く取り入れるなど、独自の演奏活動を模索した水戸女子高等学校吹奏楽部の努力は、やがて多くの注目を浴びることとなり、NHK Eテレの名物番組「沼にハマってきいてみた」と、NHK「みんなでエール」の特別コラボ番組に出演を果たし、全国にも知られることになりました。更に2021年、その活動はオザワ部長によりノベライズされました。発売と同時に日本中から多くの感動の声が届き、今もなおロングセラーとなっています。
7月 開演時間 |
13 (木) |
14 (金) |
15 (土) |
16 (日) |
17 (月・祝) |
---|---|---|---|---|---|
13時 | ● |
● |
● |
||
18時 | ★ |
● |
● |
★=プレビュー公演(客席にカメラ、及びマスコミが入ります)
●=本公演
=アフタートーク(オザワ部長・井上桂に加え、ゲストが登壇します)
=聖徳大学附属取手聖徳女子高等学校吹奏楽部の演奏回
=水戸女子高等学校吹奏楽部の演奏回
一般前売開始:2023年5月6日(土)
エントランスホール内チケットカウンター
チケット予約センター 029-225-3555
ウェブ予約 https://www.arttowermito.or.jp/ticket/
水戸芸術館運営維持会員 5月2日(火)9:30~
水戸芸術館メンバーズ 5月3日(水・祝)9:30~
*会員先行予約期間:1会員2枚まで、ご予約は1会員(最大2枚)ごとに受付。
電話 029-303-6226
ウェブ予約 https://www.mito-hall.jp/
プロフィール
茨城県出身。水戸こどもミュージカルスクールに小学校4年~中学校3年まで在籍。大学進学と同時に芸能活動を本格始動。これまでの主な活動は、舞台『夜のピクニック』(企画・制作:水戸芸術館、演出:深作健太)初演、再演とも。舞台『Nice Buddy―駆け抜けて激情―』(作・演出:木村孔三)など
閉じる
プロフィール
東京都出身。吹奏楽部名門校、東京都小平市立小平第三中学校、長崎県私立活水高等学校時代で、打楽器を担当。2021年、映画『エッシャー通りの赤いポスト』(監督:園子温)で700人の中から抜擢され主役の咲切子役を演じる。その後、テレビ、舞台と幅広く活動の幅を広げている。昨年舞台は、『BLINK』(演出:荒井遼)、『女中たち』(演出:石川大輔)に出演。3月15日~出演舞台『次こそは男』(演出:松本哲也)が控えている。
閉じる
プロフィール
北海道出身。東京藝術大学声楽科卒業。秋元康プロデュース劇団4ドル50セント出身。得意の声楽を武器に舞台を中心に活躍を広げている。近年では、『新しき国』(演出:丸尾丸一郎)『GIRLS REVUE』(演出:児玉明子)『学芸会レーベル』(演出:中屋敷法仁)『夜のピクニック』再演(演出:深作健太)など。2006年サン・ピエトロ大聖堂にてローマ法王御前演奏、07年「ノルディックスキー世界大会」閉会式でパフォーマンス&国歌斉唱を担当した。
閉じる
プロフィール
北海道出身。中学1年生からアルトサックスを始め、3年生の時に東日本大会で銀賞受賞。全国大会出場常連校の東海大学付属札幌高校に進学、高校3年間全国大会で金賞受賞を果たす。2020年デビュー。グラビアモデルのみならずドラマ、舞台と活動の幅を広げている。昨年11月にはファースト写真集を発売。主演を務めた映画「オホーツク流氷物語」が今年12月ふるさと映画祭で上映決定している。
閉じる
プロフィール
アメリカ出身。高校の演劇コースで演技を学ぶ。2021年デビュー。現在は舞台を中心に得意のダンスを生かして精力的に活動中。これまでの出演作に、映画『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』(監督:近藤明男)、舞台『シェイクスピアの言葉を泳ぐ』(構成・演出:山崎清介)、『ファミスト!!』(脚本・演出:白柳力)など。
閉じる
プロフィール
大阪府出身。中学時代は吹奏楽部でフルートを担当していた。近年の主な出演作品に連続テレビ小説ドラマ『舞いあがれ!』『スカーレット』(NHK)、『アイゾウ警視庁・心理分析捜査班』(CX)、『婚活探偵』(BSテレ東)、1月には舞台『終わりの行方』(作・演出:深井邦彦)に出演、CM『大江戸温泉物語』家族篇が放送中と幅広く活躍中。
閉じる
プロフィール
東京都出身。ベッド&メイキングス主宰。阿佐ヶ谷スパイダースのメンバーとしても活動。2021年、作演出家、小林顕作らと無風ズを旗揚げ。小劇場からミュージカルに至るまで舞台を中心に幅広く活動している。近年の主な出演作に、『母MATKA』(演出:稲葉賀恵)、『老いと建築』(作・演出:長塚圭史)、『フォーティンブラス』(演出:中屋敷法仁)、野外劇『嵐が丘』(演出:小野寺修二)、ドラマ『グッドワイフ』『オールドルーキー』(TBS)など。本年5月~6月劇団朱雀への舞台出演が決まっている。
閉じる