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【重要なお知らせ】

現代美術ギャラリーCONTEMPORARY ART GALLERY

  • 企画展

ゲルダ・シュタイナー&ヨルク・レンツリンガーー力が生まれるところGerda Steiner & Jörg Lenzlinger - Power Sources

2012年2月11日[土]〜2012年5月6日[日] 9:30〜18:00(入場時間は17:30まで)

水戸芸術館現代美術ギャラリーでの展示風景 Gerda Steiner & Jörg Lenzlinger 撮影:木奥恵三

本展は、ダイナミックなインスタレーションで知られるスイスの現代アーティスト、ゲルダ・シュタイナーとヨルク・レンツリンガーによる過去最大規模の個展です。

1997年より活動を共にしている二人は、人間の営み、生命の神秘や驚異、身体や精神と環境との関係に強い関心を寄せ、インスタレーション、コラージュ、写真、オブジェや、会期中成長し続けるクリスタルなど、幅広い作品を発表してきました。なかでも、展覧会場のためだけに毎回異なるテーマで展開されるサイトスペシフィック・インスタレーションは、その土地にまつわる伝承、風俗、思想などの目には見えない無形の文化を表出させることで知られ、訪れる人から常に高い人気を集めています。

ゲルダとヨルクの詩的で奇妙な世界は、鑑賞者が疲れることなく、作品の一部となってゆったり鑑賞できるためのさまざまな仕掛けやアイデアであふれています。また、文化、心理、化学、生物など分野を越えた多角的な切り口をもつことで、鑑賞者が作品との接点を見つけやすく、個々人のもつ関心や視点、自由な見方で、おもいおもいの楽しみ方ができるのも、二人の作品の特徴です。

本展のためにゲルダとヨルクは水戸に1カ月以上滞在し、自らの足でこの地を探索する中で出会った地元の人々との交流をとおして「Power Sources-力が生まれるところ」をテーマに最新のインスタレーションを制作します。本展をぜひ全身の感覚や想像力を使ってお楽しみください。二人の作品世界は驚きと発見にあふれ、感覚の回路をひらきながら色とりどりの心の四季を渡る旅となることでしょう。

開催情報

会場

水戸芸術館 現代美術ギャラリー

開催日

2012年2月11日[土]〜2012年5月6日[日]

開催時間

9:30〜18:00(入場時間は17:30まで)

休館日

月曜日  ※ただし2012年4月30日(月・祝)は開館、翌5月1日(火)休館

入場料

一般800円、前売り・団体(20名以上)600円
中学生以下、65歳以上・障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料
【一年間有効フリーパス】
「ハイティーンパス」(15歳以上20歳未満 ):1,000円
・「おとなのパス」(20歳以上):2,500円

お問合せ

水戸芸術館(代表)TEL:029-227-8111

作家紹介

Gerda Steiner

ゲルダ・シュタイナー
(1967年スイス生まれ)

Jörg Lenzlinger

ヨルク・レンツリンガー
(1964年スイス生まれ)

作品紹介

High Water

Arp Museum Bahnhof Rolandseck, 2011, photo: Mick Vincenz

Falling Garden

Venice Biennale, 2003, Gerda Steiner & Jörg Lenzlinger

The Horse Ghosts

On the Lousberg hill in Aachen, 2008-09, Gerda Steiner & Jörg

Comment rester fertile?

Centre Culturel Suisse, 2010, Gerda Steiner & Jörg Lenzlinger

The Conference

Art Basel, 2010, Gerda Steiner & Jörg Lenzlinger

Soul Warmer

Abbey Library of St. Gallen, 2005, Gerda Steiner & Jörg Lenzlinger

The Dream of the Office Plant

CCBB Rio de Janeiro, 2008, Gerda Steiner & Jörg Lenzlinger

The Office

CCBB Brasilia, 2007, Gerda Steiner & Jörg Lenzlinger

展覧会の特徴

時間をおいて2度、3度と、訪れる喜びのある展覧会
鑑賞者の介入によって結晶化を続けるクリスタル作品や、鑑賞者が自分の涙を採集し、それが時間をかけて変化する様子を鑑賞できるインスタレーションがあります。来場する日によって作品の異なる姿をみることができます。(何度でも入場可能な年間パス発売中)

会場撮影できる展覧会
本展に限り展覧会場内の撮影が可能です。
※鑑賞の妨げになる行為やフラッシュの使用はお控えください。

関連プログラム