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財団法人 水戸市芸術振興財団設立の趣旨

水戸市は、地名の由来からも明らかなように、豊かな水を背景にまちが起こり、現在も多くの河川・湖沼が市内に残っています。 
その河川が切り開いた数条の谷を中心に、豊かな緑地が残されており、その谷が合わさる千波湖、偕楽園を中心とした一帯は、全国の都市の中でも屈指の素晴らしい景観を持っています。 
 また、市内には、徳川時代の史跡をはじめ多くの名所旧跡がありますが、とくに偕楽園、弘道館は全国的に名高く、さらに、幕末から維新にかけての思想界に大きな影響を与えた水戸学と水戸藩2代藩主徳川光圀がはじめた「大日本史」の編纂も有名です。この編纂事業は、250年後の明治39年に完成しましたが、ときには、藩財政支出の3分の1を占めるほどの大がかりなものでした。 
 このように恵まれた自然環境の中で独自の文化を育んできた水戸市は、平成元年に市制施行百周年を迎えました。その中で、本市は、先人の残してくれたものに新たな都市の個性の創出と芸術文化の創造を図るため、市民の芸術文化活動の中心的施設として、将来にわたり対応できる本格的なコンサートホール、劇場、美術館を備えた芸術館の整備を進めました。 
 水戸市の芸術館は、音楽、演劇、美術の主要な芸術分野から地域文化の発展を育んでいく施設であり、そのため、単なる教養としての芸術文化の提供の場に終わることなく、市民自らが学び、創造し、その活動の広がりの中で都市の活性化にまで寄与することのできるよう多様かつ充実した事業を展開していかなければなりません。 
 これらの趣旨に応えて芸術館が活発かつ円滑な活動を展開し、その目的を達成していくために、一般市民をはじめとして各方面の積極的な協力を得ながら民間的創意と経営手法を活用して弾力的、効率的な運営を図っていく必要があります。このような観点から「財団法人水戸市芸術振興財団」を設立し、所期の目的に沿った館運営及び事業展開によって、地域文化の振興発展に寄与しようとするものであります。 
 すなわち当財団は芸術館を市民全体の文化意識の向上と芸術文化の高揚の場とするとともに、芸術文化の交流を図るための各種企画事業、教育普及事業、調査研究、作品資料の収集など多様な事業を行い市民のための充実した文化、余暇活動の場と機会を提供し、もって、市民の芸術文化の創造と振興に寄与する所存であります。

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