現代美術ギャラリーCONTEMPORARY ART GALLERY
- 企画展
カフェ・イン・水戸CAFE in Mito 2011
― かかわりの色いろ
2011年7月30日[土]〜2011年10月16日[日] 9時30分~18時 (入場は17時30分まで)
3月11日に発生した東日本大震災で水戸市は広範囲にわたって被災しました。水戸芸術館現代美術ギャラリーも建物が損壊し休館を余儀なくされていましたが、このたび「CAFE in Mito 2011―かかわりの色いろ」展を開催し、活動を再開いたします。
2002年から始まった「CAFE in Mito」のCAFEとは、Communicable Action for Everybody (誰もがコミュニケーションできる行動)の頭文字をとったもので、観客参加型アート作品の紹介や街中での展示、参加型イベントの実施を通して、多くの人がアートに親しみ、街なかを活性化する企画として発展してきました。
今回のCAFE in Mitoは震災後の社会状況を考慮に入れ、水戸芸術館現代美術ギャラリーを中心に展開します。開館以来20年間の歩みの中で出会ったアーティストや協働者による協力を得て、「人々がアートと出会い、アートを通して人と人とのつながりが生まれる場の創出」という、水戸芸術館現代美術センターの活動の原点に立ち返ります。
過去に水戸芸術館現代美術センターで作品を発表したアーティストたちの絵画や写真作品の展示、そして地域の人々と連携したイベントやワークショップの開催、展覧会入場無料デ―の実施を通して、くつろいだ気分でアートを楽しみながら、かかわりの場を提供します。
▼展覧会カタログ
展覧会会場、関連企画撮りおろし写真/出品作品解説/作家プロフィール/テキスト など
この度のカタログは、東北芸術工科大学の近藤ゼミ(デザイナー近藤一弥)との共同制作によるものです。
▼体験作品:大友良英×須藤和也「千波湖まで歩こう。」 ルート変更のお知らせ
ギャラリーでヘッドホンと音楽プレイヤーを貸出し、音楽作品を聴きながら散歩する体験作品について、10月5日より散歩ルートの一部が被災による修繕工事のため通行止めとなります。そのため10月5日~16日はルートを変更しての体験となります。予めご了承ください。
※7月16日~10月16日に予定していましたイェッペ・ハイン展は東日本大震災に伴い中止となりました。
開催情報
会場
水戸芸術館 現代美術ギャラリー、広場
開催日
2011年7月30日[土]〜2011年10月16日[日]
開催時間
9時30分~18時 (入場は17時30分まで)
休館日
月曜日※ただし9月19日、10月10日(月・祝)は開館、翌9月20日、10月11日(火)休館
料金
一般800円、前売・団体(20名以上)600円
中学生以下、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名まで、1年間有効パスをお持ちの方は無料
★アート ウェンズデー:本展会期中は毎週水曜日入場無料
<一年間有効フリーパス>
・「ハイティーンパス」(15歳以上20歳未満 ):1,000円
・「おとなのパス」(20歳以上):2,500円
協力
アサヒビール株式会社、フォスター電機株式会社 フォステクス カンパニー
企画
水戸芸術館現代美術センター
本展覧会は宝くじの助成を受けて実施しています。
お問合せ
水戸芸術館(代表)TEL:029-227-8111
【主催】
財団法人水戸市芸術振興財団
【協賛】
水戸芸術館を愛する市民の会
参加作家
青木陵子、青山悟、秋山さやか、淺井裕介、伊藤存、上田薫、遠藤一郎、大友良英、O JUN、大巻伸嗣、笠原出、クリスト&ジャンヌ=クロード、川島秀明、小林孝亘、酒井咲帆、ジュリアン・オピー、杉戸洋、杉山知子、鈴木康広、曽谷朝絵、高木正勝、高田安規子・政子、辰野登恵子、タノタイガ、長島有里枝、Nadegata Instant Party(中崎透+山城大督+野田智子)、奈良美智、西尾美也、西山美なコ、蜷川実花、ハスラー・アキラ、林剛人丸、日比野克彦、ひびのこづえ×森山開次×川瀬浩介、本城直季、日高理恵子、三田村光土里、Rico(本橋理子)、山口晃
(以上、順不同)
財団法人アサヒビール芸術文化財団、財団法人自治総合センター
関連プログラム