
現代美術ギャラリーCONTEMPORARY ART GALLERY
- 企画展
こもれび展
2003年8月9日[土]〜2003年10月5日[日] 9:30〜18:00(入場時間は17:30まで)
木もれ陽は、文字通り樹木と陽光が作り出す身近な風景でありながら、日々の生活でそれを意識することはあまりありません。しかし、テレビモニターやネオンサインなど人工の光に囲まれた生活の中で、木々の間からのぞく天空を見上げたとき、ふとした安らぎを感じるものです。そんな感覚を大切にした作家たちが静かに増えてきています。樹木に身体を包み込まれる感じ、それ自体を描いた日高理恵子のような平面作家たちから、人工光とこうもり傘を使って様々な形の木もれ陽を作ろうと試みる木村崇人まで、表現形態は作家それぞれですが、彼らは確かに植物と光に関心を寄せています。これは光と植物がもつ生命のイメージを見直す動きとみてもよいのではないでしょうか。
本展では「やさしい光」あるいは「光と植物」をテーマとしたこうした作品群を展示し、現代社会の喧騒のなかに、生命と光があふれた静かな空間を作り出します。
▼出品作家
日高理恵子、伊庭靖子、池田光宏、稲垣智子、木村崇人、小林孝亘、松村アサタ、ポル・マロ、曽谷朝絵、滝田順
開催情報
会場
水戸芸術館 現代美術ギャラリー、水戸芸術館エントランスホール
開催日
2003年8月9日[土]〜2003年10月5日[日]
開催時間
9:30〜18:00(入場時間は17:30まで)
休館日
月曜日 ※ただし、9月2日(火)臨時休館。 9月15日(月・祝)開館、翌9月16日(火)休館。
入場料
入場料 一般800円、団体(20名以上)600円
※中学生以下、65歳以上・障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名、年間パスをお持ちの方は無料
一年間有効フリーパス
・「ハイティーンパス」(15歳以上20歳未満 ):1,000円
・「おとなのパス」(20歳以上):2,500円
お問合せ
水戸芸術館(代表)TEL:029-227-8111
【主催】
財団法人水戸市芸術振興財団
【協力】
岩崎電気株式会社、株式会社西賀、有限会社ニッカー絵具製造所、株式会社マンチェス、株式会社創夢
【協賛】
株式会社資生堂、アサヒビール株式会社
【企画】
浅井俊裕(水戸芸術館現代美術センター学芸員)
関連プログラム
1.夏のワークショップ2003<光の箱>
作品展示期間:8月26日~30日
会場:現代美術ギャラリー内ワークショップ室
講師:松村泰三(美術家)
2.ウィークエンド・ギャラリートーク
実施日:8月16日~10月5日の毎土・日曜