
現代美術ギャラリーCONTEMPORARY ART GALLERY
- 企画展
水戸アニュアル‘97 しなやかな共生
1997年4月5日[土]〜1997年6月1日[日] 9時30分~18時30分 ※入場は18時まで

水戸芸術館現代美術ギャラリーでの会場風景
photo:黒川未来夫
21世紀を目前に迎えた現在の、極めて混沌とした世界情勢の中では、「他者の視点」「他者との共生」、すなわち多様な視点を私たち一人一人が認識し、自覚することが求められています。
本展覧会では、男女のしなやかな権利の回復、少数者、弱者へのまなざし、他者との共生といった視点に立ったアーティストに焦点をあて、国内外の6名の作家による写真とインスタレーションを中心とした作品を紹介します。また、作家および専門家によるトークを行い、作る側と観る側が共に「考える場」を提供します。
▼出品作家
石内都、嶋田美子、和田千秋、フェリックス・ゴンザレス=トレス、デイヴィッド・ハモンズ、パーミンダー・コウ
開催情報
会場
水戸芸術館 現代美術ギャラリー
開催日
1997年4月5日[土]〜1997年6月1日[日]
開催時間
9時30分~18時30分 ※入場は18時まで
休館日
月曜日 ※5月5日[月]は開館、5月6日[火]は休館
入場料
一般800円、団体(20名以上)600円
※中学生以下、65歳以上・障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名、年間パスをお持ちの方は無料
お問合せ
水戸芸術館(代表)TEL:029-227-8111
【主催】
水戸芸術館現代美術センター
【後援】
アメリカ大使館
【助成】
ブリティッシュ・カウンシル、財団法人花王芸術文化財団、トヨタ自動車株式会社
【協力】
株式会社竹尾、株式会社創夢、ヴーヴ・クリコ・シャンパン
【企画】
逢坂恵理子(水戸芸術館現代美術センター芸術監督)
関連プログラム
1.ギャラリー・トーク
実施日:4月6日
1)「自作を語る」
講師:デイヴィッド・ハモンズ、パーミンダー・コウ
2)「フェリックス・ゴンザレス=トレスについて」
講師:アンドレア・ローゼン(ギャラリスト)
2.トークシリーズ
1)「障碍とアートの社会復帰」
実施日:4月20日
講師:和田千秋、二瓶健次(国立小児病院小児神経科医長)
2)「他者の『痛み』―フェミニズムの視点から」
実施日:5月18日
講師:嶋田美子、李清和(成蹊大学法学部助教授)
3)「しなやかな自立に向かって―個と身体」
実施日:6月1日
講師:石内都、加藤典洋(文芸評論家)