
現代美術ギャラリーCONTEMPORARY ART GALLERY
- 企画展
曽谷朝絵展 「宙色(そらいろ)」
2013年7月27日[土]〜2013年10月27日[日] 9時30分~18時(入場時間は17時30分まで)

水戸芸術館現代美術ギャラリーでの展示風景 撮影:山本慶太
曽谷朝絵は、2001年昭和シェル石油現代美術賞展グランプリ受賞、2002年VOCA賞(グランプリ)受賞など、東京藝術大学大学院在学中から、淡い光に溢れたバスタブなど身のまわりの品々やふとした日常の光景を描いた絵画で一躍注目を浴び、日本の若手作家を代表する存在となっています。自ら光を放つ仕掛けでもあるかのように、きらきら煌く彼女の作品は、見る者の視覚を越えて触覚をも刺激し、身体が光に包まれたような錯覚を呼び覚まします。
近年は、インスタレーションやパブリックアートにも活動の場を広げていますが、身体を優しく包み込むような光と色彩や躍動感のある造形はそこでも見る者を魅了しています。
本展は、彼女の代表作および新作の絵画、インスタレーションを展示するのはもちろん、水戸の中心市街地を舞台としたパブリックアートの展示、当館の空間を生かした映像インスタレーションの制作にも挑戦し、作家の新しい面をお見せします。
◆◆◆ 展示替えのおしらせ
第7室「鳴る色」のインスタレーションを曽谷朝絵さんが、展示替えするようすを2日間公開します。「鳴る色」は作品のパーツがマグネットで壁に貼られていて、可変することができます。是非、ご来場ください。
公開日時:10月12日(土)13:00~16:00
10月13日(日)13:00~18:00
開催情報
会場
水戸芸術館現代美術ギャラリー
開催日
2013年7月27日[土]〜2013年10月27日[日]
開催時間
9時30分~18時(入場時間は17時30分まで)
休館日
月曜日
※ただし9月16日、23日、10月14日(月・祝)は開館、9月17日、24日、10月15日(火)は休館
入場料
一般800円、前売り・団体(20名以上)600円
中学生以下、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料
一年間有効フリーパス
・「ハイティーンパス」(15歳以上20歳未満 ):1,000円
・「おとなのパス」(20歳以上):2,500円
お問合せ
水戸芸術館(代表)TEL:029-227-8111
【主催】
公益財団法人水戸市芸術振興財団
【助成】
財団法人地域創造
【協賛】
株式会社資生堂
【協力】
I.TOON Ltd.、アサヒビール株式会社、株式会社アダチ、エイブリィ・デニソン・ジャパン・マテリアルズ株式会社、株式会社カネカ、株式会社キヌミチカガク、スクエアミーター株式会社、有限会社スタンス・カンパニー、スパイラル/株式会社ワコールアートセンター、ゾルハラ株式会社、田島テクニカ株式会社、東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻伊藤有壱研究室、西村画廊、マグペイントジャパン株式会社、マックスレイ株式会社、株式会社ミズカミ、横浜ランデヴープロジェクト実行委員会、リキテックス/バニーコルアート株式会社、今井敏二、田口寛、萩原克奈恵、山岡信貴、Naoki Kawamoto
【企画】
浅井俊裕(水戸芸術館現代美術センター芸術監督)
曽谷朝絵 プロフィール

撮影:笠木靖之
2006年東京藝術大学大学院にて博士(美術)取得。01年『第6回昭和シェル石油現代美術賞展』グランプリ、02年『VOCA展2002』VOCA賞、他受賞多数。
絵画やインスタレーション、映像とジャンルを超えて活動する。
07年「Prism」西村画廊、10年「鳴る色」資生堂ギャラリー、11年「Float」西村画廊、「Swim」おぶせミュージアムなどで個展。府中市美術館、水戸芸術館、セゾン現代美術館、PYO Gallery(北京)、高松市美術館などでグループ展。他発表多数。
●曽谷朝絵 webはこちら
作品図版

「宙(そら)」 2013年 作家蔵
※映像のための原画

「宙(そら)」 2013年 撮影:洲崎一志
※模型による映像投影実験

「宙(そら)」 2013年 撮影:松本美枝子
※水戸芸術館現代美術ギャラリーでの
映像投影実験

「Bathtub」 2001年
第一生命保険株式会社蔵

「The Light 3」 2009年
個人蔵

「鳴る色」 2010年
資生堂ギャラリー 撮影:田口寛

「鳴る光」 2011年
横浜市民ギャラリー 撮影:山本慶太

「鳴る光」 2011年
横浜市民ギャラリー
撮影:山本慶太
関連プログラム