『ケアリング/マザーフッド:「母」から「他者」のケアを考える現代美術』展覧会図録販売中!
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ケアリング/マザーフッド:「母」から「他者」のケアを考える現代美術―いつ・どこで・だれに・だれが・なぜ・どのように?―
2023年2月18日(土)~5月7日(日) 10:00〜18:00(入場は17:30まで)
いつ・どこで・だれに・だれが・なぜ・どのように?―現代美術作家15名・組の作品を手掛かりに、展示やさまざまな関連プログラムをとおして、ケアを「ひとり」から「つながり」へとひらく展覧会を開催します。
ひとは誰もが、日々の生活のなかで、あるいは人生のさまざまな場面でケアを受け取り、またケアをする機会を経験します。哲学者エヴァ・フェダー・キテイが「どんな文化も、依存の要求に逆らっては一世代以上存続することはできない」と述べるように、自分以外に関心を向け、気を配り、世話をし、維持し、あるいは修復するといったケアにかかわる活動は人間社会を支える根源的な実践といえるでしょう。しかし、生産性や合理性を追求する近代社会の形成においてケアの役割とその担い手の存在は長く周縁化され、他者化されてきました。ケアにかかわる活動は、誰もが必要とするからこそ、あたかも「誰か」の本質的な仕事のように自然化され、不可視化され、あるいは自己責任化されています。その「誰か」とはどのような「人間」であり、どのような「つながり」のなかにあるのか―本展覧会は15名・組による現代美術作品を手掛かりに、展示や関連プログラムをとおして、ケアを「ひとり」から「つながり」へとひらくことを試みます。
会期中は作品・活動について掘り下げるトークイベントや、ひとりでも、誰かと一緒でも展覧会を楽しめるプログラムを多数実施。また、同時期には展覧会と連動したワークショップや部活動を行う「高校生ウィーク」も3年ぶりに開催します。
開催情報
会場
水戸芸術館現代美術ギャラリー
開催日
2023年2月18日(土)~5月7日(日)
開催時間
10:00〜18:00(入場は17:30まで)
休館日
月曜日
【出品作家】(日本語五十音順)
青木陵子(1973年兵庫県生まれ、京都府を拠点に活動)
AHA![Archive for Human Activities/人類の営みのためのアーカイブ](2005年から活動)
石内 都(1947年群馬県生まれ、同県と東京都を拠点に活動)
出光真子(1940年東京都生まれ、同都を拠点に活動)
碓井ゆい(1980年東京都生まれ、埼玉県を拠点に活動)
ラグナル・キャルタンソン(1976年アイスランド生まれ、同国を拠点に活動)
二藤建人(1986年埼玉県生まれ、同県を拠点に活動)
マリア・ファーラ(1988年フィリピン生まれ、英国を拠点に活動)
リーゼル・ブリッシュ(1987年デンマーク生まれ、同国とドイツを拠点に活動)
ホン・ヨンイン(1972年韓国生まれ、英国を拠点に活動)
本間メイ(1985年東京都生まれ、同都とインドネシアを拠点に活動)
ヨアンナ・ライコフスカ(1968年ポーランド生まれ、同国と英国を拠点に活動)
マーサ・ロスラー(1943年米国生まれ、同国を拠点に活動)
ミエレル・レーダーマン・ユケレス(1939年米国生まれ、同国を拠点に活動)
ユン・ソクナム(1939年旧満州国[現中華人民共和国]生まれ、韓国を拠点に活動)
お問合せ
水戸芸術館(代表) TEL:029-227-8111
チケット情報
区分 | 当日 | 団体(20名以上) |
---|---|---|
一般 | 900円 | 700円 |
高校生以下・70歳以上 | 無料 | |
身体障害者手帳/療育手帳/精神障害者保健福祉手帳/指定難病特定医療費受給者証/をお持ちの方 | 無料 (付き添いの方1名) | |
年間パス | 2,000円 |
- ※学生とシニアための特別割引デー「First Friday」(学生証をお持ちの方と65〜69歳の方は、毎月第一金曜日100円)
【主催】
公益財団法人水戸市芸術振興財団
【助成】
公益財団法人花王芸術・科学財団、大和日英基金、公益財団法人野村財団、Danish Arts Foundation
【後援】
ブリティッシュ・カウンシル、デンマーク王国大使館、駐日韓国大使館 韓国文化院
【協力】
サントリーホールディングス株式会社
【企画】
後藤桜子(水戸芸術館現代美術センター学芸員)
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