現代美術ギャラリーCONTEMPORARY ART GALLERY

ほんでたいわ部「アーティストが書いた本を読んでみよう」第2弾

部活動は、「3人寄ればブカツの提案ができる」をルールに、当館現代美術センターを拠点にした市民主導のプログラム。
ほんでたいわ部は、「知らなかった本と出会おう。そしてダイアローグ（対話）を通じて、より深く本を読んでみよう」をコンセプトに活動しています。

ほんでたいわ部、3月のテーマは「アーティストが書いた本を読んでみよう」 第２弾です。
今回は、赤瀬川原平の『少年とオブジェ』 を取り上げます。赤瀬川原平と言えば、「首都圏清掃整理促進運動」「超芸術トマソン」(後に「路上観察学会」となる)「千円札裁判」「老人力」などたくさんのキーワードが出てきます。また、「尾辻克彦」のペンネームで小説も手掛け、芥川賞を受賞。さらに、(中古) カメラ好きとしても知られ、ライカ同盟や脳内リゾート開発事業団などを結成。『少年とオブジェ』 は、このように多くの顔を持つアーティストが様々な日常物品をキーワードに少年期の思い出が書かれたエッセーです。

皆さんも一緒に少年期を覗いてみませんか。皆さんのご参加をお待ちしております。



『少年とオブジェ』
赤瀬川 原平著／ちくま書房刊

書籍情報：
https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480026439/