日比野克彦「明後日朝顔プロジェクト2024水戸」収穫祭
2024年10月19日(土) 10:00~17:00 ※荒天時翌日順延。
「明後日朝顔プロジェクト2023水戸」収穫祭の様子
撮影:仲田絵美
2005年に開催した当館での個展「日比野克彦の一人万博」をきっかけに全国に拡がった「明後日朝顔プロジェクト」を今年も開催しています。秋の種の収穫、春の苗植え、夏の開花という朝顔の育成を通して、人と人が出会い、地域と地域がゆるやかにつながっていくプロジェクトです。来年に向け、水戸での記憶のつまった種を収穫します。
午前はロープを下して蔓を外し、地域ごとに種を採ります。午後は種の殻をとって、朝顔の蔓で当館エントランスホールに飾る大きなクリスマスリースを作ったら、今年の一番の種を選ぶ「King of Tane水戸」の選考大会を行います。
ご都合により途中参加もOKです。お気軽にご参加ください。
「明後日朝顔プロジェクト」とは:
アーティストの日比野克彦さんが2003年、新潟県十日町市莇平(あざみひら)で始めたプロジェクト。朝顔を育てることで、地域のコミュニティを育み、収穫された種を通して人や参加地域をつなぎます。2005年の当館での展覧会「HIBINO EXPO 2005 日比野克彦の一人万博」の際に水戸でもスタートしたことをきっかけに、全国に広がりました。
日比野克彦
プロフィール
1958年岐阜市生まれ。東京藝術大学在学中にダンボール作品で注目を浴び、1982年に日本グラフィック展大賞を受賞。以来、国内外で多数の個展・グループ展に出品する他、舞台美術や芸術祭のプロデュースなど、多岐にわたる分野で活動。近年は、各地で地域の参加者とその地域の特性や関係性、人びとの個性を生かしたアートプロジェクトやワークショップを数多く行っている。2015年からは障害の有無、世代、性、国籍などの背景や習慣の違いを超えた多様な人々の出会いによる相互作用を表現として生み出すアートプロジェクト「TURN」を監修。2017年から「アート×福祉」をテーマに「多様な人々が共生できる社会」を支える人材を育成するプロジェクト「Diversity on the Arts Projects(通称:DOOR)」を監修。現在、東京藝術大学学長、岐阜県美術館館長、熊本市現代美術館館長。日本サッカー協会理事、社会貢献委員会委員長。
閉じる