
飯川雄大
プロフィール
1981年兵庫県生まれ。成安造形大学情報デザイン学科ビデオクラスを卒業。 2007年から〈デコレータークラブ〉の制作を始める。鑑賞者が作品に能動的に関わることで変容していく空間や物が、別の場所で同時に起きる事象と繋がっているインスタレーション作品《0人もしくは1人以上の観客に向けて》、 誰かの忘れ物かのような《ベリーヘビーバッグ》、全貌を捉えることのできない大きな猫の立体作品《ピンクの猫の小林さん》など、鑑賞者の行為によって起きる偶然をポジティブにとらえ、見るものに思考を誘発しながら展開していく作品を制作。
主な個展に「Make Space, Use Space: 躲貓貓與城市移動」(Artemin Gallery、台湾、2025)、「未来のための定規と縄」(霧島アートの森、2023)、「同時に起きる、もしくは遅れて気づく」(彫刻の森美術館、2022)、「Channel 12:メイクスペース、ユーズスペース」(兵庫県立美術館、2022)。グループ展に「Resonant Superposition」(高雄旅運中心、台湾、2024)、「アートって、なに?―ミュージアムで過ごす、みる・しる・あそぶの夏やすみ」(鳥取県立博物館、2024)、「感覚の領域 今、『経験する』ということ」(国立国際美術館、2022)、「ヨコハマトリエンナーレ 2020」(PLOT48、2020)、「六本木クロッシング 2019 展:つないでみる」(森美術館、2019)などがある。
https://takehiroiikawa.tumblr.com/
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