「近藤亜樹:我が身をさいて、みた世界は」関連企画「叢」ワークショップ&トーク
2025年4月27日(日) ワークショップ13:00~14:30/トーク15:00~16:00
本展に向けた制作過程で近藤に多くの気づきをもたらした「サボテン」。「いい顔してる植物」をコンセプトに活動する「叢」の小田康平さんと近藤が「サボテン」について語ります。「叢」が集めた植物の販売とワークショップも開催。http://qusamura.com/
・ワークショップ
サボテンの接ぎ木のワークショップを行います。
2種の異なるサボテンを接ぎ木します。
土台になるサボテン(台木)へ別のサボテン(穂木)を活着させると、穂木は春からおよそ3倍速で大きく生長していきます。
叢が用意した活着しやすい初心者向けのサボテンをご用意し、その中からお好きなものを選んで接ぎ木していただきます。
「叢」のYoutubeチャンネルにて接木を紹介する動画が公開されています。
https://www.youtube.com/@-qusamura3971
時間:13:00-14:30
ワークショップ講師:小田康平(「叢」代表)
定員:15名(抽選)
参加費:5,000円
申込期間:2月1日(土)10:00-4月4日(金)18:00
・トーク
時間:15:00-16:00
出演:近藤亜樹、小田康平
定員・料金:50名(予約不要・先着順)・無料

Courtesy of ShugoArts. Photo by Kohei Shikama
近藤亜樹
プロフィール
1987年北海道生まれ。2012年サンフランシスコ・アジア美術館での企画展「PHANTOMS OF ASIA: Contemporary Awakens the Past」に10メートルを超える大作絵画《山の神様》を出展。以後、描くことで現実に向き合う自らの創作を探求し、2015年には約14,000枚の油彩と実写を組み合わせた鎮魂の映画《HIKARI》を発表するなど、絵画表現の可能性を拡げてきた。2020年から山形県を拠点に活動している。
主な展覧会に「わたしはあなたに会いたかった」(個展、シュウゴアーツ、2023年)、国際芸術祭「あいち2022」(2022年)、「星、光る」(個展、山形美術館、2021年)、「高松市美術館コレクション+ 身体とムービング」(高松市美術館、2020年)、「絵画の現在」(府中市美術館、2018年)など。受賞歴に2022年VOCA奨励賞、2023年絹谷幸二芸術賞などがある。
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Photo: Yasutomo Ebisu
小田康平
プロフィール
1976年、広島生まれ。世界中を旅する暮らしをしていた20代の頃、旅先で訪れたパリで、フラワーアーティストがセレクトショップの空間演出を手掛ける様子に感動。帰国後、生花と観葉植物による空間デザインに取り組むようになる。数年がたち、画一的な花や植物での表現に限界を感じ始めていた頃、ある世界的アートコレクターと出会い、納品後に傷ついた植物を見て発した彼の一言、「闘う植物は美しい」に衝撃を受ける。以来、植物選びの基準を、整った美しさから、「いい顔」をしているかどうかに変える。独自の視点で植物を捉え、美しさを見出した一点物の植物を扱うことを決心し、2012年、独自の美しさを提案する植物屋「 叢 - Qusamura 」をオープンした。
今展では、近藤亜樹の新作シリーズ「サボテン」のインスタレーションに、自らが選定した植物を提供している。
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