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「磯崎新:群島としての建築」関連企画ドキュメンタリー映画『だれも知らない建築家のはなし』上映

2025年12月21日(日) 13:00~14:13(14:15~14:45ポストトーク)

1982年、アメリカ、シャーロッツビル。当時、世界を代表する超一流建築家が一堂に会し、建築の未来を議論する伝説的な国際会議が開かれた。その名は「P3会議」。日本からは磯崎新が2人の無名の若手を伴って参加する。後に世界的な建築家へと成長する安藤忠雄と伊東豊雄であった。そして30年後。建築家たちが初めて当時を振り返る取材に応じる。数々の証言が織りなす日本建築史の舞台裏。それは高度に資本主義化した社会で、何をどう生み出すのかという彼らの夢と挫折の歴史。バブル経済がもたらした功罪や、公共建築のあるべき姿も問い直されていく。
監督:石山友美/撮影:佛願広樹/出演:安藤忠雄、磯崎新、伊東豊雄、レム・コールハース、ピーター・アイゼンマン、チャールズ・ジェンクス、中村敏男、二川由夫ほか/上映時間:73分

ポストトーク:石山友美(映画監督)×伊東豊雄(建築家)

石山友美

映画監督・東京藝術大学先端芸術表現科准教授

プロフィール

1979年生まれ。日本女子大学家政学部住居学科卒業。磯崎新アトリエ勤務を経て、フルブライト奨学生として渡米。カリフォルニア大学バークレイ校大学院、ニューヨーク市立大学大学院で建築、芸術論、社会理論を学ぶ。ニューヨーク市立大学大学院都市デザイン学研究科修士課程修了。在米中に映画制作に興味を持つようになる。監督作に《少女と夏の終わり》(2012)、《だれも知らない建築のはなし》(2015)。建築作品の記録映像をライフワークとして続けている。

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伊東豊雄

建築家

プロフィール

1941年生まれ。1965年東京大学工学部建築学科卒業。主な作品に「せんだいメディアテーク」、「みんなの森 ぎふメディアコスモス」、「台中国家歌劇院」(台湾)、「茨木市文化・子育て複合施設 おにクル」、「2025年日本国際博覧会EXPOホール」など。日本建築学会賞、ヴェネツィア・ビエンナーレ金獅子賞、プリツカー建築賞など受賞多数。2011年に私塾「伊東建築塾」を設立。これからのまちや建築を考える建築教育の場として様々な活動を行っている。また、自身のミュージアムが建つ愛媛県今治市大三島においては、塾生有志や地域の人々とともに継続的なまちづくりの活動に取り組んでいる。当館に隣接する「水戸市民会館」(2023年7月2日開館)を設計(共同設計者:横須賀満夫建築設計事務所)、県内の笠間市には伊東氏が設計した「笠間の家」(1981年)がある。

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開催情報

会場

水戸芸術館 ACM劇場

開催日

2025年12月21日(日)

開催時間

13:00~14:13(14:15~14:45ポストトーク)

定員

150名(先着順)

料金

無料(ただし、本展入場券もしくは半券の提示が必要)

お問合せ

水戸芸術館(代表) TEL:029-227-8111

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