
コンサートホール ATMCONCERT HALL ATM
- 音楽
ちょっとお昼にクラシック
沼田園子(ヴァイオリン)、四戸世紀(クラリネット)、北本秀樹(チェロ)、長尾洋史(ピアノ)芳潤のアンサンブル
2013年2月15日[金]

沼田園子
普段よりちょっと贅沢で優雅なお昼のひとときを、コンサートホールでお過ごしいただきたい!!――それが平日のお昼に開催する<ちょっとお昼にクラシック>シリーズです。
今回のコンサートは、ヴァイオリン、クラリネット、チェロ、ピアノが奏でる、香しい音楽の数々をお楽しみいただきます。出演は、水戸芸術館の専属楽団・水戸室内管弦楽団のメンバーとして、1990年の結成以来、みずみずしい名演の一翼を担ってきた沼田園子。そして、水戸室内管弦楽団の演奏会にゲスト出演を重ねる2人の練達の演奏家・四戸世紀(クラリネット)と北本秀樹(チェロ)。そして、ソロはもちろん室内楽の分野でも活躍する長尾洋史(ピアノ)という錚々たる顔ぶれです。それぞれの楽器の独奏曲やさまざまな組み合わせによるアンサンブル曲をお楽しみいただきます。
このコンサートは、同時期に開催される水戸市内の中学校の1年生が参加する「中学生のための音楽鑑賞会」と同じプログラム、出演者でお届けするものです。市内の中学1年生のお子様がいらっしゃる方は、同じコンサートを体験していただける機会となります。
豪華出演者の演奏と楽しいトーク、クラシック音楽の美味しいところばかりをぎゅっと凝縮したプログラムでお贈りする<ちょっとお昼にクラシック>に、どうぞお気軽に足をお運びください。
【出演】
沼田園子(ヴァイオリン)
四戸世紀(クラリネット)
北本秀樹(チェロ)
長尾洋史(ピアノ)
【曲目】
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 第4番 変ロ長調 作品11 〈街の歌〉 から 第1楽章
サン=サーンス:〈動物の謝肉祭〉 から“白鳥”
ブレイク:メモリーズ・オブ・ユー
コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 作品7 から 第1楽章
ドビュッシー:〈子供の領分〉 から “小さな羊飼い” “グラドゥス・アド・パルナッスム博士”
貴志康一:龍
ミヨー:ヴァイオリンとクラリネットとピアノのための組曲 から 第1、3、4楽章
公演概要
会場
コンサートホールATM
開催日
2013年2月15日[金]
協力
(株)エディファミリー
チケット情報
料金
【全席指定】1,500円(1ドリンク付き)
開場13:00/開演13:30
チケットの取り扱い
水戸芸術館エントランスホール・チケットカウンター
水戸芸術館チケット予約センター 029-231-8000
昼クラ特典!
※サービスのご利用に際しては、本公演のチケットをご提示ください。
(1)ドリンク・サービス
コーヒーラウンジでソフトドリンクを無料で1杯サービスします。
公演当日(2/15)の営業時間内(10:00~17:30)でご利用いただけます。
(2)館内レストランからのサービス
館内レストラン「ヴェールブランシェ」のランチもしくはディナーに、10%の割引価格でご優待します。
期間:2013年2月1日(金)~2月28日(木)
※チケット1枚につき1名様有効
お問合せ
水戸芸術館(代表)TEL:029-227-8111
【主催】
公益財団法人 水戸市芸術振興財団
プロフィール

沼田園子
ヴァイオリン
東京芸術大学附属高校を経て、東京芸術大学を首席で卒業、同大学院博士課程単位習得。パガニーニ生誕200年祭国際ヴァイオリンコンクール第3位、マリア・カナルス第2位、アルベルト・クルチ第5位に入賞。日本音楽コンクール作曲部門の演奏に対してコンクール審査委員会特別賞、アール・レスピランのメンバーとして中島健蔵賞、静岡県文化奨励賞をそれぞれ受賞。
1990年より水戸室内管弦楽団のメンバーとして活動を行う。さらに、ソリスト、ゲスト・コンサートマスターとして主要オーケストラと共演、内外の一流演奏家と共演。ヨーロッパでも協奏曲、リサイタル、室内楽のコンサートを各地で行い好評を博す。倉敷音楽祭、八ケ岳音楽祭、木曽福島国際音楽祭、草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァルなどに参加。また、ファイン・デュオとしてピアニストの蓼沼明美と共にリサイタルを全国各地にて開催。
現在、東京芸術大学、洗足学園音楽大学各講師を務める。

四戸世紀
クラリネット
東京芸術大学附属高校を経て、1974年東京芸術大学を卒業。72年に日本音楽コンクール入選。83年、第1回国際ブラームス・コンクールのトリオ部門で優勝および特別賞受賞。74年、ベルリンのカラヤン・アカデミーに留学、カール・ライスターに師事。75年、ベルリン交響楽団入団。78年北西ドイツ・フィルハーモニーのソロ・クラリネット奏者として移籍。80年、ベルリン交響楽団のソロ・クラリネット奏者として再入団。95年、ベルリン交響楽団を退団、活動の本拠地を日本に移し、読売日本交響楽団首席クラリネット奏者に就任、2011年3月定年退団。現在、東京音楽大学、桐朋学園大学などで後進の指導にあたる。
また、サイトウ・キネン・オーケストラや草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァルに参加。オーケストラ・メンバーとしてだけでなく、室内楽、ソリスト、マスター・クラスなどで活躍している。水戸室内管弦楽団のゲスト奏者として出演を重ねている。

北本秀樹
チェロ
10歳よりチェロをはじめ、1972年、桐朋学園高校音楽科卒業。桐朋学園ディプロマコースを経て文化庁海外派遣研修生としてジュリアード音楽院に留学。73年、第42回日本音楽コンクール・チェロ部門第2位入賞。80年、第15回民音室内楽コンクール優勝。チェロを上原与四郎、青木十良、ハーヴィシャピロに、室内楽を、ロバート・マン、斎藤秀雄に師事。
96年まで21年間、東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者を務める。97年より桐朋学園大学を主として桐朋芸術短期大学、山形大学等において後進の指導にあたっている。89年より日本音楽コンクール・チェロ部門、ビバホール・チェロ・コンクール等の審査員を歴任。ソリストとして、リサイタルをはじめ、内外のオーケストラと協奏曲の共演を数多く行っている。サイトウ・キネン・オーケストラ・メンバー。水戸室内管弦楽団のゲスト奏者として出演を重ねている。

長尾洋史
ピアノ
東京芸術大学、同大学院修士課程を修了。安宅賞を受賞。宗廣祐詩、遠藤道子、米谷治郎に師事。1989年第1回宝塚ベガ音楽コンクール、91年HIMES海外音楽研修者派遣選抜コンクール第1位。95年、パリ・エコールノルマルに留学。
ソロ・リサイタルや「長尾洋史アンサンブル・シリーズ」を企画するほか、東京の夏、サイトウ・キネン・フェスティバルをはじめとする音楽祭、NHK FM「名曲リサイタル」などにも多数出演、また、現代音楽の分野では内外の作品初演を多く手掛けている。また、NHK交響楽団、札幌交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団などわが国の主要オーケストラと共演をしている。
3枚目となる最新ソロCD「長尾洋史 リスト&レーガーを弾く」(コジマ録音)」をリリース、高い評価を受けている。
現在、国立音楽大学、東京芸術大学で後進の指導にあたっている。