
コンサートホール ATMCONCERT HALL ATM
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水戸室内管弦楽団メンバーによる公開レッスン高校生合同弦楽合奏団公開レッスン&講師によるミニコンサート
2013年6月22日[土]

「水戸室内管弦楽団メンバーによる公開レッスン in つくば」(ノバホール、2013年1月16日)より
平成26年度に開催される第38回全国高等学校総合文化祭茨城大会に向け、水戸室内管弦楽団の熟練の名手たちが高校生合同弦楽合奏団を対象にレッスンを行います。
指導を受ける前と後で高校生の演奏がどのように変化するのか?
一流の演奏家であり名指導者である講師と高校生が共に創るひとつの音楽を聴くと、曲の構造や演奏の秘訣が分かって、音楽の楽しみ方を深めることができます。
講師によるミニコンサートもございます。この機会にトップレベルの音楽を間近で体験してみませんか?
≫ 公開レッスンのチラシはこちら
【受講団体】
茨城県立勝田高等学校・茨城県立土浦第一高等学校合同弦楽合奏団
指揮:塚田由香子(茨城県立土浦第一高等学校教諭)
【講師】
中村静香
(ヴァイオリン 水戸室内管弦楽団団員、東京音楽大学准教授)
店村眞積
(ヴィオラ 水戸室内管弦楽団団員、東京都交響楽団特任首席奏者、京都市交響楽団ソロ首席奏者)
堀 了介
(チェロ 水戸室内管弦楽団団員、東京音楽大学教授(副学長))
【講師によるミニコンサート ピアニスト】
百武恵子(ピアノ)
【アンサンブル・レッスン講習曲】
ブリテン:シンプル・シンフォニー 作品4 より 第1楽章「騒がしいブーレ」・第4楽章「ふざけた終曲」
【講師によるミニコンサート曲目】
クライスラー:中国の太鼓 作品3
マスネ:タイスの瞑想曲
以上、中村静香(ヴァイオリン)/百武恵子(ピアノ)
シューマン:おとぎの絵本 作品113 より 第1・2曲
店村眞積(ヴィオラ)/百武恵子(ピアノ)
オッフェンバック:ジャクリーヌの涙 作品76の2
堀 了介(チェロ)/百武恵子(ピアノ)
モーツァルト(クレンゲル 編曲):管楽三重奏のための〈5つのディヴェルティメント〉(弦楽三重奏版) より 第4番 変ロ長調 K.Anh.229 (439b)
中村静香(ヴァイオリン)/店村眞積(ヴィオラ)/堀 了介(チェロ)
【アンコール曲】
キーゼヴェッター:タンゴ・パセティック
中村静香(ヴァイオリン)/店村眞積(ヴィオラ)/堀 了介(チェロ)/百武恵子(ピアノ)
公演概要
会場
コンサートホールATM
開催日
2013年6月22日[土]
チケット情報
料金
【全席自由席】入場無料(要入場券)
14:00開場 14:30開始(16:30終了予定)
入場券配布
5月21日[火]9:30より
入場券配布場所
水戸芸術館エントランスホール・チケットカウンター(月曜休館)
茨城県立県民文化センター
つくばカピオ
お問合せ
水戸芸術館(代表)TEL:029-227-8111
【主催】
茨城県、茨城県教育委員会、公益財団法人いばらき文化振興財団、公益財団法人水戸市芸術振興財団
【後援】
水戸市、水戸市教育委員会、茨城県高等学校文化連盟
講師プロフィール

©篠原栄治
中村静香 Shizuka Nakamura
ヴァイオリン
水戸室内管弦楽団団員
東京音楽大学准教授
桐朋女子高等学校音楽科を経て桐朋学園大学音楽学部卒業。全額スカラシップを受けアスペン音楽祭に参加。文化庁芸術家派遣在外研修員としてジュリアード音楽院に留学。
第52回日本音楽コンクール第1位、および増沢賞、レウカディア賞、黒柳賞受賞。第29回海外派遣コンクール特別表彰。第3回日本国際音楽コンクール入賞。
鷲見三郎、海野義雄、小林健次、川崎雅夫、ドロシィ・ディレイに師事。これまでにNHK交響楽団など、各オーケストラと共演し、各地の音楽祭にも出演している。2003年に大垣音楽祭でヴィオラのソロ・デビューを果し、その後はヴァイオリンとヴィオラ双方で、活躍の場を広げている。2年に1度開く自主企画のリサイタルでは、ヴァイオリン曲とヴィオラ曲を織り交ぜた、意欲的なプログラムを展開している。
アート・ユニオンより『シューベルティアーデ』などのCDをリリース。
現在、水戸室内管弦楽団、桐五重奏団、サイトウ・キネン・オーケストラのメンバー。ソロ、室内楽で活躍しているほか、東京音楽大学准教授、フェリス女学院大学非常勤講師として、後進の指導にも当たっている。

店村眞積 Mazumi Tanamura
ヴィオラ
水戸室内管弦楽団団員
東京都交響楽団特任首席奏者、京都市交響楽団ソロ首席奏者
6歳よりヴァイオリンを始め、東儀祐二、鷲見三郎、江藤俊哉に師事。コンクール受賞歴を重ね、桐朋学園大学を経て、1976年イタリアに渡り、ピエロ・ファルッリに師事。その後、リッカルド・ムーティに認められ、フィレンツェ市立歌劇場の首席ヴィオラ奏者となる。77年ジュネーヴ国際音楽コンクール第2位入賞。以後84年に帰国するまで、ヨーロッパ各地でソリストおよび室内楽奏者として活躍。多くの音楽祭に招かれ、また桐五重奏団とヨーロッパツアーを行っている。帰国後は、読売日本交響楽団ソロ・ヴィオリスト、NHK交響楽団ソロ首席ヴィオラ奏者を歴任。
一方、ソリストとして、読売日本交響楽団、NHK交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団、パイヤール室内管弦楽団などと共演。また、サイトウ・キネン・フェスティバル松本、霧島などの音楽祭の常連であり、サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団のメンバー。日本を代表するヴィオラ奏者として、室内楽やソロの分野でも幅広い活躍を展開、CDも数多くリリースしている。
現在、東京都交響楽団特任首席ヴィオラ奏者、京都市交響楽団ソロ首席ヴィオラ奏者、東京音楽大学教授、桐朋学園大学非常勤講師。

堀 了介 Ryosuke Hori
チェロ
水戸室内管弦楽団団員
東京音楽大学教授(副学長)
8歳より齋藤秀雄にチェロを師事。1967年、桐朋学園大学オーケストラ研究生の時、第36回日本音楽コンクール第1位入賞。翌年読売日本交響楽団入団。69年、ウィーン・コンセルヴァトリュームに入学、ニコラス・ヒューブナーに師事。
卒業後、ジュネーヴにてピエール・フルニエに師事。ウィーン/ムジークフェライン・ブラームス・ザールで初リサイタルを開く。72年には、スイスのヴィンタートゥーア「ブラームス・フェスティバル」に招かれる。帰国後は、NHK交響楽団に入団し、79年に退団するまで首席奏者を務める。ソリスト・室内楽奏者としても、国内の各音楽祭(サイトウ・キネン・フェスティバル松本)はじめ、国外においても各地の音楽祭に出演。
2005年より、久保陽子、弘中孝とピアノ・トリオを結成。08年から09年、浜離宮朝日ホール企画(全3回公演)による、久保陽子トリオ/日本初のベートーヴェン・ピアノ三重奏曲全曲演奏会を開く。
現在、東京音楽大学教授(副学長)として、後進の指導に当たる傍ら、水戸室内管弦楽団のメンバーであり、日本音楽コンクールほか、数多くの審査員も務めている。日本チェロ協会副会長。
講師によるミニコンサート ピアニスト

百武恵子 Keiko Hyakutake
ピアノ
3歳よりピアノを母の手ほどきのもと始める。東京音楽大学付属高等学校、同大学ピアノ科を経て、同大学院課程鍵盤楽器領域(ピアノ伴奏科)を修了。2004年渡仏。パリ国立高等音楽院の伴奏科において、初見をベースとしたスコアリーディング、移調、和声付け、現代奏法、など多彩な技術を習得。08年UFAM国際コンクール室内楽部門にて第1位受賞。09年一等賞を得て修了。07年、文化庁海外派遣芸術家海外研修員。
これまでにピアノを三浦捷子、川上昌裕、エレーナ・アシュケナージ、アンヌ・ケフェレック、アンリ・バルダ、伴奏法、室内楽をジャン・ケルネル、山洞智、迫昭嘉、クリスチャン・イヴァルディ、堤剛に師事。
現在、東京音楽大学弦楽科非常勤講師。
平成25年度文化庁地域発・文化芸術創造発信イニシアチブ