【重要なお知らせ】

    コンサートホール ATMCONCERT HALL ATM

    • 音楽

    平松英子&野平一郎
    シューマン歌曲の夕べ

    2010年11月6日[土] 

    【曲目】
    シューマン:
    〈ミルテの花〉作品25 から
     第1曲 献呈(作詞:フリードリヒ・リュッケルト) 
     第7曲 はすの花(作詞:ハインリヒ・ハイネ)
     第15曲 ぼくの心はくらい(作詞:ジョージ・ゴードン・バイロン)
     第9曲 ズライカの歌(訳詞:ヨーハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ)
     第12曲 花嫁の歌II(作詞:フリードリヒ・リュッケルト)
     第3曲 くるみの木(作詞:ユーリウス・モーゼン)

    〈ゲーテの『ヴィルヘルム・マイスター』にもとづく
    リートと歌〉作品98a から
    (作詞:ヨーハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ)
     第5曲 語らずともよい、黙っているがよいと言ってください
     第3曲 ただ憧れを知るひとだけが
     第9曲 もうしばらくこのままの姿にしておいてください
     第1曲 御存知ですか、レモンの花咲く国

    〈リーダークライス〉作品39 から
    (作詞:ヨーゼフ・フォン・アイヒェンドルフ)
     第1曲 異国で
     第5曲 月夜
     第9曲 悲しみ
     第12曲 春の夜

    〈女の愛と生涯〉作品42
    (作詞:アーデルベルト・フォン・シャミッソー)
     第1曲 あの方にはじめてお会いして以来
     第2曲 だれよりもすばらしいお方!
     第3曲 なにがどうなっているのかさっぱりわからない
     第4曲 わたしの指にはまっている指環よ
     第5曲 手伝ってちょうだい、妹たち
     第6曲 親しい友、あなたは
     第7曲 わたしの心に、わたしの胸に
     第8曲 あなたはわたしにはじめて苦しみをお与えになりました

    こころの奥に秘められた、限りない「愛」—
    声高にさけぶことのできない、ひそやかな「憧れ」―
    いくらそれを求めても、完全な形で手に入れることはできない。
    しかし、人はそれを求めることをやめない…。

    このような心の動きを、私たちは時に“ロマンティック”と形容します。
    そして、とりわけシューマンの音楽の中に、やさしく、あたたかで、繊細な、
    “ロマンティック”な精神の香りを感じ取るのです。

    ヨーロッパで認められたリリック・ソプラノ、平松英子の清らかな歌声が、
    日本を代表する音楽家の一人、野平一郎の色彩豊かなピアノにのって、
    シューマンのロマンティックな歌曲の世界を存分に描き出します。
    それは、生誕200年を迎えたこの大作曲家に対する、色とりどりの歌の花束によるオマージュです。

    公演概要

    会場

    コンサートホールATM

    開催日

    2010年11月6日[土] 

    チケット情報

    料金

    【全席指定】3,500円
    開場18:00 開演18:30

    お問合せ

    水戸芸術館(代表)TEL:029-227-8111

    出演者

    平松英子

    ソプラノ
    東京芸術大学、同大学院修了。ドイツ学術交流会(DAAD)奨学生としてミュンヘン音楽大学に留学。マイスタークラス在学中にバッハ・コレギウム・ミュンヘンのJ.S.バッハ〈ヨハネ受難曲〉でデビューする。
    修了後、西ドイツの複数の劇場と契約しモーツァルトの歌劇〈魔笛〉のパミーナ役でオペラデビュー。そして第1回ミュンヒナー・ビエンナーレにてデトレフ・グラナート作曲のオペラ〈ライラとメチュヌーン〉の初演に出演。またバッハ、ヘンデル、ハイドン、モーツァルト、ブラームスなどの宗教曲のソリストとしても、ヘルマン・プライやペーター・シュライヤー、エディット・マティスなどと共演、高い評価を獲得する。
    ウェーバーの歌劇〈魔弾の射手〉エンヒェン役で帰国デビュー後、拠点を日本に移し、オペラからオラトリオ、歌曲まで幅広く活躍。バッハ、モーツァルトからベルク、ヒンデミット、マルタン、バーンスタインなど現代曲までを歌いこなす柔軟な音楽性は、日本を代表するリリック・ソプラノとして、今は亡き巨匠ジュゼッペ・シノーポリをはじめ国内外の多くの指揮者の賞賛の的となっている。最近では細川俊夫の新作〈クリスマス・カンタータ〉の独唱者としてミュンヘンでの世界初演の成功に貢献した。
    CD録音では「マーラー:大地の歌」「湯浅譲二:美しいこどものうた」「ロドリーゴ:4つの愛のマドリガル」「R.シュトラウス:オフェーリアの歌」「ハイドン:天地創造」「ブラームス:ドイツ・レクイエム」「メンデルスゾーン:エリヤ」などがあり、最近では細川俊夫歌曲集「恋歌」が各方面より絶賛された。
    フェリス女学院大学教授を経て、現在、東京芸術大学音楽学部声楽科准教授、フェリス女学院大学講師。ジロー・オペラ新人賞受賞。

    野平一郎

    ピアノ
    1953年生まれ。東京芸術大学、同大学院修士課程を修了後、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に学ぶ。
    ピアニストとして、内外の主要オーケストラにソリストとして出演する一方、名手と数多く共演し、室内楽奏者としても活躍。古典から現代までの幅広いレパートリーを得意としている。作曲家としては、近年、オペラ〈マドルガーダ〉、歌曲集〈悲歌集〉、オーケストラのための〈トリプティーク〉、チェロと管弦楽のための〈響きの連鎖〉、混声合唱のための〈フランスの7つの詩〉などを作曲。現在、児童合唱のための大作〈進化論〉、バッハ〈ゴルトベルク変奏曲〉の管弦楽化に挑んでいる。
    2007年には、バッハ〈平均律クラヴィーア曲集〉のピアノ、チェンバロ、オルガンを使った全曲録音を行う。また、08年から10年にかけて、水戸芸術館で「モーツァルト:ピアノ・ソナタ全曲演奏会」を行い、現在ライブ録音のCDをリリース中である。10年にはフィンランドのアヴァンティ、サマー・サウンド音楽祭に作曲家、ピアニストとして参加した。また、本年10月には、野平のために01年に書かれた松平頼則の遺作の〈ピアノ協奏曲〉をサントリーホールで初演する。
    第13回中島健蔵音楽賞(95年)、第44回尾高賞、芸術選奨文部大臣新人賞、第11回京都音楽賞実践部門賞(96年)、第35回サントリー音楽賞(04年)、第55回芸術選奨文部科学大臣賞(05年)を受賞。
    現在、静岡音楽館AOI芸術監督。東京芸術大学音楽学部作曲科教授。