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【重要なお知らせ】

コンサートホール ATMCONCERT HALL ATM

  • 音楽

企画・おはなし:池辺晋一郎クリスマス・プレゼント・コンサート2014音楽のクリスマス・イルミネーション

2014年12月23日[火] 

クリスマス・プレゼント・コンサート2013より

日本を代表する作曲家・池辺晋一郎の企画でお贈りする水戸芸術館の「クリスマス・プレゼント・コンサート」。テレビでもおなじみの軽妙なトークとともに、清らかなクラシックが、グルーヴ感のあるジャズが、クールなリズム&ブルースが、まるで色とりどりのイルミネーションのように、聖夜のコンサートホールを彩ります。

豪華出演メンバーにもご注目を!
珠玉の名歌曲を情感豊かに歌い上げ、聴衆を魅了する歌姫・小林沙羅。
つくば出身でジュリアード音楽院に学び、幅広いレパートリーで注目を集めるピアニスト・中野翔太。
10代から頭角を現し、数々のテレビ番組に曲を提供しているジャズ・ピアニスト・松永貴志。
水戸出身の池辺晋一郎の作品は、水戸を拠点に活動する「あひる会合唱団」の演奏でどうぞ。
コンサートの前後にはエントランスホールでミニ・コンサートも開催。
お楽しみの「プレゼント・コーナー」もございます。

ぜひご家族で、カップルで、楽しくてあたたかなひとときをお過ごしください。

≫ 公演チラシはこちら

【企画・おはなし】池辺晋一郎

【出演】
小林沙羅(ソプラノ)、中野翔太、松永貴志、森島英子、田中直子(ピアノ)、冨田真希(オルガン)、打越孝裕(指揮)、あひる会合唱団、M響ブラックマイスター(金管アンサンブル)

【曲目】
1 ピアノが語る冬のロマンス
    中野翔太(ピアノ)
 チャイコフスキー:《四季》作品37bis より〈11月〉〈12月〉
 ラヴェル:《夜のガスパール》 より 〈オンディーヌ〉
 スティーヴィー・ワンダー(中野翔太 編曲):I Can't Help It

2 聖夜に花とオペラのしらべ
    小林沙羅(ソプラノ)、森島英子(ピアノ)
 シューベルト:野ばら D257
 トスティ:バラ
 R.シュトラウス:《乙女の花》作品22 より 〈睡蓮〉
 伝カッチーニ(ヴァヴィロフ):アヴェ・マリア
 フンパーディンク:クリスマス
 プッチーニ:歌劇《ラ・ボエーム》 より 〈私が街を歩くと〉
 グノー:歌劇《ロメオとジュリエット》 より 〈私は夢に生きたい〉

■クリスマス・プレゼント・コーナー

3. 池辺晋一郎、自作を語る
    あひる会合唱団、打越孝裕(指揮)、田中直子(ピアノ)
 池辺晋一郎:混声合唱曲集《いのちと、こころと…》

4. クリスマス・ジャズ・ナイト
    松永貴志(ピアノ)
 松永貴志:forever(フジテレビ「スーパーニュース」テーマ曲)
 ジングルベル~レット・イット・ゴー~ メドレー
 松永貴志:神戸
 松永貴志:トライアングル

5. クラシック×ジャズ スペシャル・ライヴ
    中野翔太、松永貴志(2台ピアノ)
 ミヨー:スカラムーシュ 作品165b

【アンコール曲】
前半 小林沙羅:えがおの花
    小林沙羅(ソプラノ)、森島英子(ピアノ)
後半 松永貴志:ナイト・リバー
    中野翔太、松永貴志(2台ピアノ)

■クリスマス・メドレー ※開場前と終演後にエントランスホールで演奏します。
 開演前 M響ブラックマイスター(金管アンサンブル)
  天野正道:アトリオンホールのためのファンファーレ
  アンダーソン(高橋宏樹 編曲):そり滑り
  ジョージ・マイケル(三澤 慶 編曲):ラスト・クリスマス
  レノン、マッカートニー(モーティマー 編曲):ペニー・レイン
  バーリン(高橋宏樹 編曲):ホワイト・クリスマス
  バーナード(三澤 慶 編曲):ウィンター・ワンダーランド

 終演後 あひる会合唱団、打越孝裕(指揮)、冨田真希(オルガン)
  ヴィドール:オルガン交響曲 第5番 ヘ短調 作品42の1 より 第5楽章 トッカータ(オルガン独奏)
  メンデルスゾーン(カミングズ 編曲):聞けや歌声
  君なるイエスは今あれましぬ(フランス古謡)
  ウェイド:いざもろとも主を
  グル―バー:きよしこの夜

公演概要

会場

コンサートホールATM

開催日

2014年12月23日[火] 

チケット情報

料金

【全席指定】一般3,500円 ユース(25歳以下)1,000円
16:30開場 17:00開演(終演予定19:30頃)
開場前と終演後にエントランスホールでクリスマス・メドレー(ミニ・コンサート)を開催します。


チケットの取り扱い
水戸芸術館エントランスホール・チケットカウンター
水戸芸術館チケット予約センター TEL. 029-231-8000
MUSIC SHOP かわまた TEL. 029-226-0351
ヤマハミュージックリテイリング水戸店 TEL. 029-244-6661
ユースチケットについて
・25歳以下の方が対象のお得なチケットです(未就学児不可)。
・ご購入いただきましたご本人様のみご利用いただけます。
・ご利用にあたっては、年齢を証明するものが必要となります。
・取り扱いは水戸芸術館のみとなります。

お問合せ

水戸芸術館(代表)TEL:029-227-8111

企画者プロフィール

池辺晋一郎 Shin-ichiro Ikebe

企画・おはなし
1943年水戸市生まれ。67年東京芸術大学卒業。71年同大学院修了。池内友次郎、矢代秋雄、三善晃、島岡譲に師事。66年日本音楽コンクール第1位。同年音楽之友社室内楽曲作曲コンクール第1位。1968年音楽之友社賞。以後ザルツブルクTVオペラ祭優秀賞、イタリア放送協会賞3度、国際エミー賞、芸術祭優秀賞4度、尾高賞2度、毎日映画コンクール音楽賞3度、日本アカデミー賞優秀音楽賞9度(内、3度最優秀賞)などを受賞。97年NHK交響楽団・有馬賞、2002年放送文化賞。04年紫綬褒章。交響曲第1~9番、オペラ〈死神〉〈鹿鳴館〉をはじめ、多分野にわたり多くの作品を手がけ、映画「影武者」、「うなぎ」、TV「八代将軍吉宗」、「元禄繚乱」などの音楽も担当。また随筆集、対談集など著書も多い。1996年より13年間「N響アワー」の司会を担当。現在、東京音楽大学客員教授、東京オペラシティ文化財団ミュージック・ディレクター、石川県立音楽堂・洋楽監督、横浜みなとみらいホール館長、せたがや文化財団音楽事業部音楽監督。水戸芸術館では、「現代音楽を楽しもう」シリーズなど、作曲家としての視点を生かした演奏会企画で好評を博している。

出演者プロフィール

©NIPPON COLUMBIA

小林沙羅Sara Kobayashi

ソプラノ
東京芸術大学卒業。同大学院修士課程修了。2010年度野村財団奨学生、11年度文化庁新進芸術家在外研修員。14年度ロームミュージックファンデーション奨学生。ウィーン在住。06年に〈バスティアンとバスティエンヌ〉バスティエンヌでデビュー後、東京芸術劇場シアターオペラシリーズに度々出演、日生劇場 09、13年〈ヘンゼルとグレーテル〉グレーテル、兵庫県立芸術文化センター 11年〈こうもり〉アデーレなどにも出演。千住明・松本隆の〈隅田川〉狂女、三枝成彰〈KAMIKAZE〉愛子など、多くの新作オペラ初演を務める。12年ソフィア国立歌劇場〈ジャンニ・スキッキ〉ラウレッタ役で欧州デビュー、同歌劇場〈愛の妙薬〉プレミエ公演にアディーナ役で出演、ウィーン楽友協会ベートーヴェン〈交響曲第9番〉ソリストなど海外へも活動の幅を広げている。14年3月に日本コロムビアよりデビューCDアルバム「花のしらべ」をリリース。紀尾井ホールにてソロリサイタルを開催した。
公式ホームページ http://sarakobayashi.com/

©Yuuji

中野翔太Shota Nakano

ピアノ
1984年、茨城県つくば市生まれ。5歳からピアノを始める。江戸弘子に師事し、99年からジュリアード音楽院プレ・カレッジに留学。その後、同音楽院に進み、ピアノをベーダ・カプリンスキーに、室内楽をイツァーク・パールマンに師事、2009年に卒業。これまでに明治安田生命クオリティオブライフ文化財団、財団法人江副育英会の助成やソニー・フェローシップ・グラントを受けている。1996年第50回全日本学生音楽コンクール小学生の部で全国1位および野村賞受賞。これまでにマティアス・バーメルト指揮/NHK交響楽団、シャルル・デュトワ指揮/NHK交響楽団、小林研一郎指揮/読売日本交響楽団、小澤征爾指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、国内主要オーケストラと共演。リサイタルでは、2007年トッパンホール、09年紀尾井ホール、12年東京文化小ホールなど毎年意欲的な活動を続け、最近では、ジャズの松永貴志と即興も交えた2台ピアノの演奏でも各地で好評を得ている。CDは、オクタヴィア・レコードより、「シューマンピアノ曲集」、「ガーシュウィンピアノ曲集」に加え14年6月ラヴェル作品を中心とした「ラ・ヴァルス~ラヴェル&コリリアーノ:ピアノ作品集」が発売された。3枚のCDはいずれもレコード芸術誌の特選盤、「ガーシュウィンピアノ曲集」は、あわせて優秀録音盤に選出されている。14年6月には、ウラディーミル・アシュケナージ指揮/NHK交響楽団と共演、豊かな表現力と透明感の響きで好評を得る。第15回出光音楽賞受賞。
公式ブログ http://shotanakano.seesaa.net/

松永貴志Takashi Matsunaga

ピアノ
1986年兵庫県生まれ。13歳で巨匠ハンク・ジョーンズに絶賛される。17歳でアルバム「TAKASHI」でメジャーデビュー。ベストセラーとなる。同年「東京JAZZ‘2003’」に出演し、ハービー・ハンコックとの共演をきっかけに、世界のミュージシャンから喝采を集める。2004年、全米、およびヨーロッパ、アジア各国で「STORM ZONE」発表。NYブルーノート・レーベル75年の歴史上、ジャズの帝王マイルス・デイビスの記録を塗り替え世界最年少のリーダー録音記録を樹立。その後、テレビ朝日「報道ステーション」のテーマ曲を作曲。これを機にフジテレビ「新報道2001」「スーパーニュース」など数々の報道番組のTVテーマ曲や、コマーシャル楽曲を手掛ける。フジテレビ系アニメ「坂道のアポロン」で主人公のピアノ演奏を全て担当。13年12月に芸術の聖地パリのルーヴル美術館で開催されたSNBA授賞式典に招待されピアノを披露するなど、抜群のリズム感と圧倒的なピアニズムは世界中から高い評価を得ている。
公式ホームページ http://www.takashimatsunaga.com/

森島英子Eiko Morishima

ピアノ
東京芸術大学卒業。中山靖子にピアノ独奏、中山悌一にピアノ伴奏を師事。文化庁派遣芸術家在外研修員として、シュトゥットガルト音楽大学に留学、コンラート・リヒターのもとでリート科を修了。在学中より伴奏ピアニストとして演奏活動を開始。佐藤しのぶをはじめ多くの声楽家と共演している。オペラの分野でも、日本有数のコレペティートル、チェンバリストとして活躍。2007年〈ラ・ボエーム〉で指揮者としてもデビューした。08年兵庫県立芸術文化センター公演〈メリー・ウィドウ〉、日生劇場公演〈マクロプロス家の事〉、14年ジャパン・アーツ公演〈夕鶴〉等に、ミュージック・アドヴァイザーとしても参画し、オペラの日本語歌詞、字幕制作も手がける。また室内楽奏者として、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスター、ライナー・キュッヒル、ウェルナー・ヒンク、ライナー・ホーネックや、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、NHK交響楽団の首席奏者等とデュオ、トリオなどを共演。1994年度新日鉄音楽賞特別賞受賞。東京芸術大学、沖縄県立芸術大学、東京音楽大学講師、聖徳大学客員教授。日本声楽アカデミー会員。

田中直子Naoko Tanaka

ピアノ
武蔵野音楽大学器楽科ピアノ専攻卒業。ピアノを渡辺久子、市橋徹雄、田中瑤子、藤波結花に師事。伴奏法を甲斐正雄、塚田佳男に、ドイツリート伴奏法を森晶彦に学ぶ。第10回榛名梅の里音楽祭・日本歌曲セミナーにて奨励賞(伴奏)受賞。カラコレス女声合唱団のアメリカ・アナハイム市公演およびフランス公演に参加。みと葵女声合唱団とシチリア島公演で、水戸第二高等学校コーラス部とウィーン・リトミシュル(チェコ)公演で共演した。2010年4月伴奏リサイタルを水戸市民会館で開催。主に合唱・声楽のアンサンブル・ピアニストとして活動、歌と詩に寄り添う柔軟な音楽には定評がある。アンサンブルさくら、茨城町しじみ合唱団、NHK水戸児童合唱団、クール・タブリエ、女声コーラスたんぽぽ、水戸うらら女声合唱団、みと葵女声合唱団ピアニスト。「レイクエコー童謡を歌う会」講師。「瑤の会」、「瑞穂の会」、「野ばら会」、21世紀の合唱を考える会 合唱人集団「音楽樹」各会員。

打越孝裕Takahiro Uchikoshi

合唱指揮
水戸市出身。武蔵野音楽大学音楽部音楽教育学科(声楽専攻)卒業。声楽を東學、菊池初美、三池三郎に、指揮法を甲斐正雄に、サクソフォンを須田寔にそれぞれ師事。茨城県吹奏楽連盟40周年記念特別演奏会(ベートーヴェン〈交響曲第9番〉)および旧常北町第九コンサートのバリトン・ソロを務める。また、昨年度に続き「水戸の街に響け!300人の《第九》」の合唱指導および指揮を務めている。現在、東海村立舟石川小学校教諭。茨城県合唱連盟副理事長。

冨田真希Maki Tomita

オルガン
奈良教育大学、神戸松蔭女子学院大学を経て、東京芸術大学音楽学部器楽科オルガン専攻卒業、同大学院音楽研究科修了。これまでにピアノを亀井ハツ子、前田則子、中井正子に、オルガンを佐分利みどり、長谷川美保、鈴木雅明、小榑由布子、土橋薫、大塚直哉、廣江理枝、三浦はつみに師事した。2011年、フランス・ドイツ・ルクセンブルクの国境なき国際オルガンコンクールで入賞。大学院修了時に大学院アカンサス音楽賞受賞。第12期横浜みなとみらいホールオルガニストインターン生。桜新町教会オルガニスト。日本オルガン研究会会員、日本オルガニスト協会会員。

あひる会合唱団

1951年「水戸市民合唱団」として誕生し、53年に現在の「あひる会合唱団」に改称され、今年で創立64年目を迎える。団員の年齢層は20代から70代まで幅広く、主な活動は年1回開催する定期演奏会と茨城県や水戸市の合唱祭への参加など、地域に根ざした活動をしている。過去には全日本合唱連盟主催の合唱コンクール全国大会に7回出場し、92年には全国大会で銀賞を受賞。ルネサンス時代の宗教曲を演奏する団体として全国的にも注目された。定期演奏会では毎回工夫をこらし、ルネサンス時代のア・カペラ曲をはじめモーツァルト、フォーレ、ケルビーニ、ラターなどの宗教曲、さらに現代邦人作品からポピュラー・ソングまで幅広い作品に挑戦している。

M響ブラックマイスター

金管アンサンブル
「個人の音楽技術レベルの向上」と「アンサンブル能力の育成」を目的に2010年に結成。主宰する森田泰明は、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席トロンボーン奏者ヴォルフラム・アルントや金管アンサンブル集団ジャーマン・ブラスのメンバーのもとで研鑽を積み、これらの経験を活かして、より本場ヨーロッパの音楽に近づこうと活動している。現在、M響ブラックマイスターには、大学生・高校生・中学生の20名を超える団員が在籍。そのすべての奏者が金管楽器を担当し、更なる高い演奏技術と豊かな音楽表現を目指して演奏活動をしている。茨城県水戸市を中心とした依頼演奏やイベント等に多数参加しており、水戸芸術館では東日本大震災後に行われた「避難訓練コンサート」に出演。多くのメディアに取り上げられ、復興に先駆けとなった。