チケット

【重要なお知らせ】

コンサートホール ATMCONCERT HALL ATM

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高校生のための水戸室内管弦楽団メンバーによる公開レッスン公開レッスン&講師によるミニコンサート

2015年5月16日[土] 

本年7月に開催される第39回全国高等学校総合文化祭~2015滋賀びわこ総文~吹奏楽部門に茨城県代表として出場する茨城県立並木中等教育学校吹奏楽部を、世界的に活躍する水戸室内管弦楽団メンバーが指導する公開レッスンを行います。
クラシックファン必見の豪華講師陣による演奏が楽しめるコンサートも併せて開催します。
音楽は聴くだけという方も、楽器を演奏される方も、世界トップレベルの音楽の創り方を間近に体験してみませんか?

【受講団体】
茨城県立並木中等教育学校吹奏楽部(指揮:荻野雄太)

【講師】
工藤重典(フルート 水戸室内管弦楽団団員)
フィリップ・トーンドゥル(オーボエ 水戸室内管弦楽団団員)
トッド・レヴィ(クラリネット 水戸室内管弦楽団ゲスト奏者)
中 秀仁(サクソフォン 水戸室内管弦楽団ゲスト奏者)
マーク・ゴールドバーグ(ファゴット 水戸室内管弦楽団ゲスト奏者)
猶井正幸(ホルン 水戸室内管弦楽団楽団員代表)
ラデク・バボラーク(ホルン 水戸室内管弦楽団団員)
デイヴィッド・ヘルツォーク(トランペット 水戸室内管弦楽団ゲスト奏者)

【講師によるミニコンサート ピアニスト】
加藤洋之(ピアノ)

【通訳】
志賀佳子(水戸室内管弦楽団パーソネルマネージャー)

【講習曲】
J.S.バッハ(森田一浩 編曲):シャコンヌ (無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004 より)

【講師によるミニコンサート曲目】
テレマン:12のファンタジー より 第7番 ニ長調 TWV 40:8
ドビュッシー:シランクス
 工藤重典(フルート)
プレヴィン:ファゴット・ソナタ より 第1楽章
 マーク・ゴールドバーグ(ファゴット)/加藤洋之(ピアノ)
ポンキエッリ:カプリッチョ
 フィリップ・トーンドゥル(オーボエ)/加藤洋之(ピアノ)
コヴァーチ:ショーレム・アレイヘム・ロヴ・ファイドマン!
 トッド・レヴィ(クラリネット)/加藤洋之(ピアノ)
デスモンド:テイク・ファイヴ
 中 秀仁(サクソフォン)/加藤洋之(ピアノ)
ネルーダ:トランペット協奏曲 変ホ長調 より 第2楽章
 デイヴィッド・ヘルツォーク(トランペット)/加藤洋之(ピアノ)
ケクラン:聖ユベール組曲
 ラデク・バボラーク(ホルン)

公演概要

会場

コンサートホールATM

開催日

2015年5月16日[土] 

 

平成27年度文化庁文化芸術による地域活性化・国際発信推進事業

チケット情報

料金

【全席自由席】入場無料(要入場券)
14:00開場 14:30開始


入場券配布
4月8日[水]9:30より
入場券配布場所
水戸芸術館エントランスホール・チケットカウンター(月曜休館)
茨城県立県民文化センター
ノバホール(月曜休館)
※遠方よりお越しの場合は、お問い合わせください。

お問合せ

水戸芸術館(代表)TEL:029-227-8111

参加校

茨城県立並木中等教育学校


茨城県立並木中等教育学校は、茨城県初の公立6年制中高一貫の中等教育学校として平成20年に開校しました。
吹奏楽部は、全年次合計で約100名の部員で日々活動しています。前期生(中学生)と後期生(高校生)が基礎合奏から全て一緒に練習することで、互いに高め合いながら、早期の上達を図っています。平成22年度に初めて東関東吹奏楽コンクール中学B部門に出場を果たして以来、様々なコンクール出場を経て、今年開催される、全国高等学校総合文化祭~2015滋賀びわこ総文~に、茨城県代表として出場することが決定しました。

講師

水戸室内管弦楽団は1990年、水戸芸術館の専属楽団として、初代館長・吉田秀和の提唱により誕生しました。日本を代表する指揮者である小澤征爾が、2013年水戸芸術館の館長に就任すると同時に水戸室内管弦楽団の総監督となり、その運営にあたっています。メンバーは、ソリストとして、またオーケストラの首席奏者として、世界的な活躍を続ける21名の日本人音楽家および6名の外国人音楽家です。これまでに、92回の水戸芸術館での定期演奏会、東京や大阪など日本各地での館外公演、3回のヨーロッパ公演などを行い、世界有数の室内管弦楽団との評価を確立しています。

工藤重典 Shigenori Kudo

フルート
水戸室内管弦楽団団員

パリ国立高等音楽院のジャン=ピエール・ランパルのクラスを一等賞で卒業。パリ国際フルート・コンクール、ジャン=ピエール・ランパル国際フルート・コンクール優勝。水戸室内管弦楽団、サイトウ・キネン・オーケストラには創立時から参加しており、オーケストラ・アンサンブル金沢特任首席奏者も務めている。東京音楽大学教授、パリ・エコール・ノルマル音楽院教授、上野学園大学客員教授。

フィリップ・トーンドゥル Philippe Tondre

オーボエ
水戸室内管弦楽団団員

パリ国立高等音楽院でデイヴィッド・ワルターに師事し、修士号を取得。「プラハの春」国際コンクール第3位。国際オーボエコンクール・軽井沢第2位。ジュネーヴ国際音楽コンクール第3位。ミュンヘン国際音楽コンクール優勝。シュトゥットガルト放送交響楽団首席オーボエ奏者、水戸室内管弦楽団団員。バイエルン放送交響楽団、ヨーロッパ室内管弦楽団、サイトウ・キネン・オーケストラなどに参加している。

トッド・レヴィ Todd Levy

クラリネット
水戸室内管弦楽団ゲスト奏者

ミルウォーキー交響楽団、サンタ・フェ歌劇場管弦楽団首席奏者。演奏に参加した録音でグラミー賞を3度受賞。シカゴ交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団などの客員首席奏者を歴任。日本では、「東京のオペラの森」とサイトウ・キネン・フェスティバル松本において、小澤征爾、リッカルド・ムーティ、アラン・ギルバートと共演。ウィスコンシン大学ミルウォーキー校にて教鞭をとる。

中 秀仁 Hidehito Naka

サクソフォン
水戸室内管弦楽団ゲスト奏者

東京芸術大学、パリ地方国立音楽院にて研鑽を積む。2009年よりサイトウ・キネン・オーケストラに参加。スタジオ・ミュージシャンとしてこれまでに数多くのレコーディングに参加。14年上海音楽院にて行われたNEW MUSIC WEEKにEnsemble Modernのゲスト奏者として参加。レパートリーは現代音楽、ジャズに及ぶ。最近では小舞台の楽曲制作を手掛け、様々なダンサーとパフォーマンスを展開。

マーク・ゴールドバーグ Marc Goldberg

ファゴット
水戸室内管弦楽団ゲスト奏者

ニューヨーク・フィルハーモニック準首席奏者、ニューヨーク・シティ・オペラ首席奏者を歴任。ニューヨーク木管五重奏団、モーストリー・モーツァルト祝祭管弦楽団首席奏者、アメリカ交響楽団メンバー。日本では「東京のオペラの森」、サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団に参加。ジュリアード音楽院、マネス音楽大学、ハート音楽院、コロンビア大学、バード音楽院にて教鞭をとる。

猶井正幸 Masayuki Naoi

ホルン
水戸室内管弦楽団楽団員代表

桐朋学園大学で学ぶ。1973年東京交響楽団に入団後、75年よりケルン音楽大学に留学。ニーダーライン交響楽団、ビーレフェルト・フィルハーモニーオーケストラ、ボン・ベートーヴェンハレ管弦楽団に在団。88年から99年まで大阪フィルハーモニー交響楽団の首席奏者を務め、現在、桐朋学園大学教授、水戸室内管弦楽団楽団員代表。サイトウ・キネン・オーケストラなどのメンバーとしても活動をしている。

ラデク・バボラーク Radek Baborák

ホルン
水戸室内管弦楽団団員

プラハ音楽院でベドジヒ・ティルシャルに師事。ミュンヘン国際コンクールで優勝し、以来、世界各地で演奏活動を展開。これまでに、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、バンベルク交響楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のソロ・ホルン奏者を歴任。水戸室内管弦楽団団員。また2010年からは、自ら創設したチェコ・シンフォニエッタで指揮者を務めている。

デイヴィッド・ヘルツォーク David Herzog

トランペット
水戸室内管弦楽団ゲスト奏者

新日本フィルハーモニー交響楽団首席奏者。1999年までヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団首席奏者を務め、これまでにニューヨーク・フィルハーモニック、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、メトロポリタン歌劇場などに客演。マンハッタン・スクール・オブ・ミュージック・プロフェッショナル研究科修了。数多くのコンクールで優勝、上位入賞を果たす。ロックフェラー財団音楽賞受賞。

講師によるミニコンサート ピアニスト

加藤洋之 Hiroshi Kato

ピアノ
東京芸術大学卒業。1990年ジュネーヴ国際音楽コンクール第3位。ハンガリー国立リスト音楽院やケルンで学ぶ。ブルガリア国立放送響、ブダペスト・フィルなどと協演するほか、ソリスト、室内楽奏者としてヨーロッパ各地で演奏活動を続けている。ウィーン・フィル第1コンサートマスターのライナー・キュッヒル氏とは15年にわたりデュオ・パートナーとして国内外にて数多くの公演を行ってきた。