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【重要なお知らせ】

コンサートホール ATMCONCERT HALL ATM

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高校生のための水戸室内管弦楽団メンバーによる公開レッスン公開レッスン&講師によるミニコンサート

2016年2月28日[日] 

世界的に活躍する水戸室内管弦楽団の熟練の名手たちが講師となり、茨城県内の高校生による管楽器アンサンブルを対象にアンサンブルの奥深さと楽しさを体感できる公開レッスンを行います。
クラシックファン必見の豪華講師陣による演奏が楽しめるミニコンサートもあわせて開催します。
音楽は聴くだけという方も、楽器を演奏される方も、世界トップレベルの音楽の創り方を間近で体験してみませんか?

≫ 公開レッスンのチラシはこちら

【受講団体】
茨城県立日立第一高等学校 フルート三重奏
茨城県立佐和高等学校 クラリネット・アンサンブル
茨城県立牛久栄進高等学校 金管八重奏

【講師】
工藤重典(フルート)
四戸世紀(クラリネット)
猶井正幸(ホルン)

【講師によるミニコンサート ピアニスト】
加藤洋之(ピアノ)

【講習曲】
三浦真理:〈想い出は銀の笛〉 より 第2楽章“真紅のルビー”、第5楽章“ブルー・パステル”
 演奏:茨城県立日立第一高等学校 フルート三重奏
 指導:工藤重典
三浦秀秋:クロス・セクション・ビュー
 演奏:茨城県立牛久栄進高等学校 金管八重奏
 指導:猶井正幸
ネリベル:コラールと舞曲
 演奏:茨城県立佐和高等学校 クラリネット・アンサンブル
 指導:四戸世紀

【講師によるミニコンサート曲目】
ドップラー:ハンガリー田園幻想曲 作品26 より
 工藤重典(フルート)/加藤洋之(ピアノ)
グノー:6つのメロディ より 第4番
 猶井正幸(ホルン)/加藤洋之(ピアノ)
ヴェーバー:協奏的大二重奏曲 変ホ長調 作品48、J. 204 より 第3楽章
 四戸世紀(クラリネット)/加藤洋之(ピアノ)

公演概要

会場

コンサートホールATM

開催日

2016年2月28日[日] 

 

平成27年度文化庁文化芸術による地域活性化・国際発信推進事業

チケット情報

料金

【全席自由席】入場無料(要入場券)
14:00開場 14:30開始


入場券配布
2016年1月9日[土]9:30より
入場券配布場所
水戸芸術館エントランスホール・チケットカウンター(月曜休館)
茨城県立県民文化センター
日立シビックセンター(最終月曜休館)
ノバホール(月曜休館)
※遠方よりお越しの場合は、お問い合わせください。

お問合せ

水戸芸術館(代表)TEL:029-227-8111

受講団体

茨城県立日立第一高等学校
フルート三重奏


本校は昭和2年に開校し、今年度で創立88年を迎えました。平成19年よりSSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定され、平成24年には附属中学校が開校されるなど、さらなる飛躍を目指しています。吹奏楽部は現在、中学1年生から高校2年生まで約70名が活動しています。昨年の茨城県吹奏楽コンクール高校A部門において6年ぶりの金賞を受賞することができました。

茨城県立佐和高等学校
クラリネット・アンサンブル


本校は県のほぼ中央に位置し、緑に囲まれた豊かな環境と、明るく伸びやかな気風のある学校です。「君の心に聴け」というユニークな校訓も特徴となっています。吹奏楽部員は現在53名、「全力音楽~基本は涙~」の部訓を掲げ、聴いてくださる方々に奏者の想いが伝わる演奏を目標にしています。

茨城県立牛久栄進高等学校
金管八重奏


本校は平成10年度に県内初の全日制普通科単位制高校となり、今年で18年目となりました。現在吹奏楽部は1、2年次生50名あまりで、演奏することの喜びを感じながら、音楽に真摯に向き合う日々を送っています。金管八重奏は、平成27年度茨城県アンサンブルコンテスト県大会に県南地区代表として出場しました。

講師

水戸室内管弦楽団は1990年、水戸芸術館の専属楽団として、初代館長・吉田秀和の提唱により誕生しました。日本を代表する指揮者である小澤征爾が、2013年水戸芸術館の館長に就任すると同時に水戸室内管弦楽団の総監督となり、その運営にあたっています。メンバーは、ソリストとして、またオーケストラの首席奏者として、世界的な活躍を続ける21名の日本人音楽家および6名の外国人音楽家です。これまでに、94回の水戸芸術館での定期演奏会、東京や大阪など日本各地での館外公演、3回のヨーロッパ公演などを行い、世界有数の室内管弦楽団との評価を確立しています。

工藤重典 Shigenori Kudo

フルート
水戸室内管弦楽団団員

1954年、札幌生まれ。パリ音楽院にて、ジャン=ピエール・ランパルに師事し、79年1等賞で卒業。78年第2回パリ国際フルート・コンクール優勝。続けて80年、第1回ジャン=ピエール・ランパル国際フルート・コンクールでも優勝。一躍国際的な注目を集めた。ソリストとして、ヨーロッパ各国、南北アメリカ、アフリカ、アジア、オセアニア、中東など40カ国を訪問し、180以上の都市で演奏した。また、フランス、ドイツ、スイス、オーストリア、イタリア、イギリス、ノルウェー、アメリカなど世界各地のオーケストラとも度々共演した。83年から、ランパル、神戸、パリなどの国際フルート・コンクールの審査員を歴任。水戸室内管弦楽団やサイトウ・キネン・オーケストラには、創立時から参加している。現在、パリ・エコール・ノルマル、東京音楽大学、エリザベート音楽大学、大阪音楽大学にて後進の指導にあたっている。

四戸世紀 Seiki Shinohe

クラリネット
水戸室内管弦楽団ゲスト奏者

東京芸術大学附属音楽高等学校を経て、東京芸術大学を卒業。第1回国際ブラームス・コンクールでトリオ部門優勝・特別賞受賞。モーツァルト・クラリネット協奏曲の演奏がヘルベルト・フォン・カラヤンに認められ、カラヤン・アカデミーに留学。 カール・ライスターに師事。ベルリン交響楽団のソロ・クラリネット奏者として15年間活躍した後、帰国し、読売日本交響楽団首席クラリネット奏者を2011年まで務める。現在、東京音楽大学教授、桐朋学園大学、日本大学芸術学部講師。水戸室内管弦楽団のゲスト奏者として出演を重ねている。

猶井正幸 Masayuki Naoi

ホルン
水戸室内管弦楽団楽団員代表

桐朋学園大学で学ぶ。1973年東京交響楽団に入団の後、75年よりドイツ国立ケルン音楽大学に留学。エーリッヒ・ベンツェルに師事する。ニーダーライン交響楽団、ビーレフェルト・フィルハーモニーオーケストラを経て、81年からボン・ベートーヴェンハレ管弦楽団のホルン奏者を勤めるかたわら、ボン木管五重奏団など室内楽でも活躍する。88年の帰国を機に、99年まで大阪フィルハーモニー交響楽団の首席ホルン奏者を務め、現在桐朋学園大学教授として後進の指導にあたる。また、水戸室内管弦楽団では楽団員代表を務めるほか、サイトウ・キネン・オーケストラなどのメンバーとして活動を続けている。

講師によるミニコンサート ピアニスト

加藤洋之 Hiroshi Kato

ピアノ
東京芸術大学附属音楽高等学校を経て同大学卒業。学内にて「安宅賞」を受賞。大学院在学中の1990年にジュネーヴ国際音楽コンクール第3位入賞後、ハンガリー国立リスト音楽院でイシュトヴァン・ラントシュ、96年よりケルンでパヴェル・ギリロフに師事した。ブルガリア国立放送響、ブダペスト・フィル、ヘルシンボリ響、ハンガリー国立響等と協演、国内外でソリスト、室内楽奏者として活発な演奏活動を続けている。
ウィーン・フィルのライナー・キュッヒルとは2014年まで15年間、デュオ・パートナーとして数多くの公演を重ねてきた。02年のウィグモア・ホール(ロンドン)でのコンサートは“The Times”紙上で絶賛された。10年にはウィーン・ムジークフェラインでベートーヴェンの〈ピアノとヴァイオリンのためのソナタ〉全曲演奏会が開催され、大成功を収めた。