
コンサートホール ATMCONCERT HALL ATM
- 音楽
小さな聴き手のためのコンサート 音楽物語『ぞうのババール』ピアノ:高橋アキ 語り:柳家花緑
2017年3月26日[日]
関連企画「ババールのぬりえをやってみよう!」は、3月22日(水)に締切ました。
たくさんのご応募をいただき、ありがとうございました。
ご応募いただましたぬりえ作品は、エントラスホールに展示していますので、ぜひご覧ください。優秀作品は、3月26日の公演の際、柳家花緑さんが舞台上で紹介いたします!
★>高橋アキさんインタビュー! 「ババール企画への思い」 ブログ記事はこちらから
昨年9年ぶりに上演し、大好評をいただいた水戸芸術館オリジナル企画「音楽物語・ぞうのババール」の再上演が決定!ピアノの演奏は、日本を代表するピアニストの一人、高橋アキさん。不思議な魅力のあるサティの音楽や、日本の作曲家が猫をモチーフに描いた音楽、そしてフランスの作曲家プーランクが描いた音楽物語〈ぞうのババール〉が、情感豊かに演奏されます。語りは、物語の世界観をユーモアたっぷりに聴かせる人気落語家・柳家花緑さんです。さらには、絵本『ぞうのババール』のイラストが、音楽にピタリと合わさって映し出されます。ピアノと語り、絵本の優しいイラストが織りなす心温まるひとときを、ご家族そろってお楽しみください。
【出演】
高橋アキ(ピアノ)
柳家花緑(語り)
【曲目】
サティ:子供の音楽集より「絵に描いたような子供らしさ」
1. 一日への小さなプレリュード
2. 子守唄
3. 大きな階段へのマーチ
(以上、ピアノ・語り:高橋アキ)
渡辺俊幸:いたずら子猫
平吉毅州:踏まれた猫の逆襲
(以上、ピアノ:高橋アキ)
プーランク:音楽物語「ぞうのババール」
(原作:ジャン・ド・ブリュノフ、訳:矢川澄子、ピアノ:高橋アキ、語り:柳家花緑)
★ものがたり★
大きな森で、小さなぞうが生まれました。名前はババール。森で狩人におそわれ、逃げ出したババールがたどり着いたのは、初めて見るものばかりある人間の町。そこで一人の優しいおばあさんに出逢います。果たしてババールは、さまざまな出逢いを通じて、どんな成長を遂げるのでしょうか…
公演概要
会場
コンサートホールATM
開催日
2017年3月26日[日]
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平成28年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
チケット情報
料金
【全席指定】大人(中学生以上)¥1,500 子ども(3歳以上12歳以下)¥1,000
13:30開場・14:00開演
チケットの取り扱い
水戸芸術館(9:30~18:00、月曜休館)・エントランスホール内チケットカウンター・チケット予約センター Tel. 029-231-8000・ウェブ予約 http://arttowermito.or.jp/tickets/ticket.html
e+(イープラス) http://eplus.jp (PC・携帯)
託児サービスのお申込み
対象:生後6か月~2歳場所:みと文化交流プラザ(五軒市民センター)料金:1,000円定員:10名様(先着順)お申込み:コンサートホールATMまでお電話でお申込みください。Tel 029-227-8118
お問合せ
水戸芸術館(代表)TEL:029-227-8111
【主催】
公益財団法人水戸市芸術振興財団
プロフィール

高橋アキ Aki Takahashi
Piano
鎌倉生まれ。東京藝術大学院修了。とりわけ現代音楽の弾き手として作曲家からも聴衆からも絶大な支持を集めているピアニスト。メシアン、クセナキス、ケージ、サティ、フェルドマンなどの優れた解釈者として高い評価を受ける。1975年より「エリック・サティ連続演奏会」(12回)を企画構成の秋山邦晴とともに開催し、「サティ再発見」の大きな契機となった。また現代を代表する作曲家たちに、ビートルズ・ナンバーを主題とする作品を委嘱した『ハイパー・ビートルズ』シリーズをリリース。CD「シューベルト:ピアノ・ソナタ集」と「モートン・フェルドマン:トリオ」の演奏で、平成19年度(第58回)芸術選奨文部科学大臣賞受賞。CD「ジョン・ケージ:危険な夜」が平成20年度文化庁芸術祭優秀賞受賞。2011年秋の紫綬褒章を受賞。2014年第23回朝日現代音楽賞を受賞。著書に『パルランド/私のピアノ人生』(春秋社)がある。水戸芸術館では開館当初から数多くの公演に出演。「音楽物語・ぞうのババール」では1995年以来演奏を務めている。

柳家花緑 Karoku Yanagiya
Narration
本名・小林九。1971年生まれ。1987年3月中学卒業後、祖父柳家小さんに入門。前座名九太郎。1989年9月二ツ目昇進。小緑と改名。1994年戦後最年少の22歳で真打昇進。柳家花緑と改名。
「にほんごであそぼ」(NHK教育)で紹介した『寿限無』は子供たちの間で大ブームとなった。
着物と座布団という古典落語の伝統を守りつつも、近年は劇作家などによる新作落語にも取り組んでいる。また、洋服と椅子という現代スタイルで口演する「同時代落語」にも挑戦している。テレビ、舞台などでも、ナビゲーターや俳優として幅広く活躍中。
水戸芸術館では、2014年から「花緑❤水戸芸術館」と題し、演劇・音楽・美術それぞれのジャンルとコラボレーションする企画を行い、人気を博している。音楽では同年、水戸室内管弦楽団第91回定期演奏会(指揮:ハインツ・ホリガー)にて、ドビュッシー〈おもちゃ箱〉の語りを務め、オーケストラとの息の合った共演が高く評価された。

『ぞうのババール』
ジャン・ド・ブリュノフ作
フランス人絵本作家、ジャン・ド・ブリュノフが1931年に発表した、ぞうのババールのゆかいな冒険と心温まる愛と友情の物語を描いた絵本。世界中で半世紀以上も、親から子へと読み継がれている。