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【重要なお知らせ】

コンサートホール ATMCONCERT HALL ATM

  • 音楽

河原忠之の≪水戸 de Opera!≫
Vol.1 プッチーニ VS ヴェルディ

2018年1月13日[土] 

オペラを知り尽くしたピアニスト、河原忠之がお贈りする新シリーズ《水戸 de Opera!》
第1回のテーマは、イタリア・オペラの二大巨匠“プッチーニ vs ヴェルディ”
イタリア歌曲の名旋律も添えて、日本を代表するオペラ歌手たちが華麗に“饗宴”します!

【出演】
佐藤美枝子(ソプラノ)
林美智子(メゾ・ソプラノ)
望月哲也(テノール)
黒田博(バリトン)
河原忠之(ピアノ、おはなし)

【曲目】
[第1部]
イタリア歌曲から
 マスカーニ:月 (佐藤美枝子)
 プッチーニ:素敵な夢 (林美智子)
 プッチーニ:そして小鳥は (林美智子)
 プッチーニ:魂の歌 (望月哲也)
 ヴェルディ:哀れな男 (黒田博)

オペラ・アリアから
 プッチーニ:〈トゥーランドット〉より “氷のような姫君の心も” (佐藤美枝子)
 プッチーニ:〈トスカ〉より “妙なる調和” (望月哲也)
 ヴェルディ:〈海賊〉より “あの人はまだ帰ってこない...私の頭から暗い考えを” (林美智子)
 ヴェルディ:〈オテロ〉より “無慈悲な神の命ずるままに(イアーゴの信条)” (黒田博)

ロッシーニの重唱曲から
 ロッシーニ:セレナータ (佐藤&望月)
 ロッシーニ:猫の二重唱 (林&黒田)
 ロッシーニ:ヴェネツィアの謝肉祭 (四重唱)

[第2部]プッチーニ vs ヴェルディ
プッチーニ:〈ラ・ボエーム〉より
 第1幕 ミミとロドルフォの二重唱 “愛らしい乙女よ”
  (ミミ:林美智子、ロドルフォ:望月哲也)
 第3幕 四重唱 “さらば甘い目覚めよ”
  (ミミ:林美智子、ムゼッタ:佐藤美枝子、ロドルフォ:望月哲也、マルチェッロ:黒田博)

ヴェルディ:〈リゴレット〉より
 第1幕 ジルダとリゴレットの二重唱 “娘よ!...お父様!”
  (ジルダ:佐藤美枝子、リゴレット:黒田博)
 第3幕 四重唱 “美しい愛らしい娘よ”
  (ジルダ:佐藤美枝子、マッダレーナ:林美智子、マントヴァ公:望月哲也、リゴレット:黒田博)

公演概要

会場

コンサートホールATM

開催日

2018年1月13日[土] 

チケット情報

料金

【全席指定】一般 4,000円  ユース(25歳以下) 1,500円
15:30開場 16:00開演


チケットの取り扱い
水戸芸術館・エントランスホール・チケットカウンター・チケット予約センター 029-231-8000・ウェブ予約 https://arttowermito.or.jp/tickets/ticket.html
e+(イープラス)http://eplus.jp(PC・携帯)MUSIC SHOPかわまた 029-226-0351ヤマハミュージックリテイリング水戸店 029-244-6661

お問合せ

水戸芸術館(代表)TEL:029-227-8111

出演者プロフィール

©武藤章

佐藤美枝子(ソプラノ)

Mieko Sato, Soprano
武蔵野音楽大学卒業。(財)日本オペラ振興会オペラ歌手育成部第9期生修了後、イタリアに留学。
 留学中、第7回五島記念文化賞オペラ新人賞を受賞し、1997年より(財)五島記念文化財団の奨学生としてさらに2年間イタリアで研鑽を積む。1998年、第11回チャイコフスキー国際音楽コンクール声楽部門で日本人初の第1位を受賞、世界の注目を集める。その他、第64回日本音楽コンクール声楽部門第1位をはじめ国内外のコンクールに入賞。CDはビクターエンタテインメントより「至上のルチア」「ああ、信じられないわ~オペラ・アリア集」など7枚をリリース。2011年3月東京(藤原歌劇団公演)、2012年9月名古屋(愛知県文化振興事業団プロデュースオペラ)においてドニゼッティ〈ランメルモールのルチア〉のタイトルロールで、2015年2~3月には錦織健プロデュース・オペラ第6弾モーツァルト〈後宮からの逃走〉にコンスタンツェ役で出演、好評を博した。藤原歌劇団団員。

©Toru Hiraiwa

林美智子(メゾ・ソプラノ)

Michiko Hayashi, Mezzo-soprano
東京音楽大学卒業。桐朋学園大学研究科、二期会オペラスタジオ、新国立劇場オペラ研修所第1期修了。文化庁派遣芸術家在外研修員としてミュンヘンに留学。2003年国際ミトロプーロス声楽コンクール最高位入賞。第5回ホテルオークラ音楽賞受賞。
 二期会、新国立劇場を中心に数多くのオペラに出演、2015年には紀尾井ホールにてペルゴレージ〈オリンピーアデ〉アルジェーネ役、日生劇場にてモーツァルト〈ドン・ジョヴァンニ〉エルヴィーラ役と、初役に挑み卓越した歌唱と抜群の存在感を示した。チョン・ミョンフン、パーヴォ・ヤルヴィなど国内外の指揮者と主要オーケストラに共演を重ね、人気、実力ともに群を抜くメゾ・ソプラノとして活躍する。CDは、「赤と黒」「地球はマルイぜ~武満徹:SONGS」、「ベル・エクサントリック~林美智子ベル・エポック歌曲集」をリリース。
 オフィシャル・ホームページ https://hayashimichiko.themedia.jp/

望月哲也(テノール)

Tetsuya Mochizuki, Tenor
東京藝術大学卒業。同大学院オペラ科修了後、文化庁派遣芸術家在外研修員として渡欧。ウィーン国立音楽大学研究課程リート・オラトリオ科にて研鑽を積む。
 第35回日伊声楽コンコルソ第3位。第11回奏楽堂日本歌曲コンクール第2位。第70回日本音楽コンクール(オペラ・アリア部門)第2位入賞。
 二期会/ハンブルグ州立歌劇場共同制作〈皇帝ティトの慈悲〉の題名役での演唱が新聞・雑誌等で高い評価を得た他、新国立劇場〈魔笛〉タミーノ役、〈タンホイザー〉ヴァルター役等、常に大舞台で活躍。
 コンサートでは、宗教作品やベートーヴェン〈第九〉などに数多く出演。サヴァリッシュ、アシュケナージ、C.ミョンフン、小澤征爾等著名指揮者とも共演している。
 CDは「Il mio tesoro」「Amarilli」「ひそやかな誘い~R.シュトラウス歌曲集」(マイスター・ミュージック)をリリース。
 また豊麗な美声で注目の男声ユニット“IL DEVU”(イル・デーヴ)のメンバーとしても活躍している。二期会会員。

黒田博(バリトン)

Hiroshi Kuroda, Baritone
京都市立芸術大学卒業。東京藝術大学大学院修了後、イタリアで研鑽を積む。
 時代を問わぬ幅広いレパートリーを持ち、二期会〈ニュルンベルクのマイスタージンガー〉ハンス・ザックス役をはじめ、〈エフゲニー・オネーギン〉タイトルロール、〈パルジファル〉アムフォルタス役等、いずれも的確な役作りと高い演技力が絶賛されている。近年では2015年びわ湖/神奈川県民ホール〈オテロ〉イアーゴ役、二期会〈魔笛〉パパゲーノ役、2016年ロームシアター京都〈フィデリオ〉ドン・フェルナンド役等で卓越した存在感を示しており、今後は11月藤沢市民オペラ〈トスカ〉スカルピア役、12月いずみホールオペラ〈愛の妙薬〉ベルコーレ役が予定されている。
 コンサートにおいてもバロックから現代作品に至るまで幅広く活躍。NHK「ニューイヤーオペラコンサート」「名曲アルバム」、テレビ朝日「題名のない音楽会」など放送にも多数出演。
 平成15年度京都市芸術新人賞受賞。国立音楽大学教授。二期会会員。

©K.Miura

河原忠之(ピアノ、おはなし)

Tadayuki Kawahara, Piano and talk
 日本を代表する歌手や器楽奏者が、その共演者にこぞって指名する人気ピアニスト。その幅広い音色,繊細な音楽表現には定評がある。
 国立音楽大学卒業。同大学院修了。イタリアで、故アルド・プロッティ氏のもとオペラ伴奏ピアニストを務め数々の演奏会に出演。マリア・カルボーネのもとでは伝統的なイタリア・オペラの表現にとどまらず、発声法・ディクション等も取得。サイトウ・キネン・フェスティバル等でコレペティトゥールを務める一方、三菱UFJ信託音楽賞奨励賞を受賞した〈オルフェオとエウリディーチェ〉、大阪文化祭賞優秀賞を受賞した〈フィガロの結婚〉、佐川吉男音楽賞を受賞した〈ドン・ジョヴァンニ〉(いずれもいずみホール)、紀尾井ホールでのペルゴレージ〈オリンピーアデ〉日本初演など心に残る上演を牽引。2017年12月にはいずみホールでドニゼッティ〈愛の妙薬〉を指揮。
 国内外の第一線で活躍中の「太メン」男声オペラ歌手4人とのユニット“IL DEVU”(イル・デーヴ)のメンバー。
 国立音楽大学及び大学院准教授、新国立劇場オペラ研修所音楽主任講師。
 IL DEVU公式ブログ http://ameblo.jp/devudivo/