
コンサートホール ATMCONCERT HALL ATM
- エントランス
パイプオルガン・プロムナード・コンサート 2013年10月~12月
2013年10月13日[日]

週末のお昼、気軽にお楽しみ頂けるパイプオルガン・コンサートです。エントランスホールで響く音色に、心安らぐひとときをお楽しみください。
10月13日[日] 第1306回 パヴェル・コホウト
ブクステフーデ:前奏曲とフーガ ト短調 Bux WV.149
J.S.バッハ:コラール変奏曲「恵み深きイエスよ、よくぞ来ませり」 BWV.768
10月26日[土] 第1307回 山田由希子、水越啓(テノール)
J.S.バッハ:前奏曲とフーガ ト長調 BWV541
シュテルツェル: 御身が共にいるならば
タリヴェルディエフ: オルガン協奏曲 第1番 "カッサンドラ"よりアリアムッファト:トッカータ・デシマ
ガーニー:眠り
ヴィエルヌ:オルガン交響曲 第3番 よりフィナーレ
11月2日[土] 第1308回 井上紗和子
ヴィドール:オルガン交響曲 第2番 ニ長調より 第1楽章、第3楽章、第4章、第6楽章
11月23日[土] 第1309回 紺野麻衣
ケルル: かっこうによるカプリッチョ
J.S.バッハ:18のコラールより
いざ来ませ、異邦人の救い主よ 作品659
いと高きところにいます神にのみ栄光あれ 作品662
カルク=エラート:センプレ•センプリーチェ 作品142より11.バッソ•オスティナート[BACH]
ラインベルガー: モノローグ 作品162より第7番
レーガー:オルガンのための12の小品 作品59より5.トッカータ 6.フーガ
11月30日[土] 第1310回 プロムナードスペシャル 鈴木優人
ブクステフーデ:マニフィカト BuxWV203
スウェーリンク:みどりごが私たちのために生まれ
ベーム:高き天より我は来れり
J.S. バッハ:いざ来たりませ、異邦人の救い主 BWV659
J.S. バッハ:「いざ来たりませ、異邦人の救い主」によるトリオ BWV 660
J.S. バッハ:いざ来たりませ、異邦人の救い主 BWV661
ブクステフーデ:カンツォネッタ BuxWV172
ブクステフーデ:暁の星のいと美しきかな BuxWV223
ベーム:イエス・キリストよ、賛美をうけたまえ
J.S.バッハ:プレリュードとフーガ ト長調 BWV541
12月1日[日] 第1311回 原田真侑、佐々木洋平(テノール)
J.S.バッハ:前奏曲とラルゴとフーガ ハ長調
J.S.バッハ:目覚めよ、と呼ぶ声あり
ブラームス:一輪のバラが咲いて
ブクステフーデ:甘き喜びに包まれ
フランク:天使の糧
アダム:さやかに星はきらめき
12月22日[日] 第1312回 クリスマススペシャル 大木麻理
ブクステフーデ:前奏曲 ホ長調 BuxWV141
ダカン:ノエルの新しい曲集 作品2より 第2曲
J.S.バッハ:幻想曲とフーガ ト短調 BWV542
レーガー:クリスマス 作品145-3
ジョンゲン:英雄ソナタ 作品94
公演概要
会場
エントランスホール
開催日
2013年10月13日[日]
10月13日[日] | 26日[土] | 11月2日[土] | 23日[土] | 30日[土] | 12月1日[日] | 22日[日] | |
12:00 | ● | ● | ● | ● | - | ● | - |
13:00 | - | - | - | - | ● | - | ● |
13:30 | ● | ● | ● | ● | - | ● | - |
お問合せ
水戸芸術館(代表)TEL:029-227-8111
【主催】
公益財団法人水戸市芸術振興財団
出演者プロフィール

パヴェル・コホウト Pavel Kohout
オルガン Organ
1976 年生まれ。プラハの音楽院及び芸術アカデミー音楽学部を卒業後、アムステルダムで勉学を続け、歴史的オルガンの研究と演奏で著名な専門家ジャック・ヴァン・オールトメルセンに師事。ヨーロッパで数々のコンクールで第一位を受賞し、2000 年には、東京武蔵野市で4 年に一度開かれる世界で最大の国際オルガン・コンクールで、金賞とJ・S・バッハ賞を獲得。現在、ヨーロッパの新世代のオルガニストを代表する一人。研究も同時に続け、プラハ芸術アカデミーにて、南ドイツ・バロック・オルガン曲の演奏史についての論文で博士号を取得。
ソリストとしてのみならず、数々のオーケストラとも共演し、その活躍の舞台は、ヨーロッパ、ロシア、イスラエル、ニュージーランド、シリア、日本、香港、アメリカと世界各地にまたがっている。中でも、2008 年、オーストラリアの二度目の訪問時にオーケストラ・ヴィクトリアと行った、アレクサンドル・ギルマンの「オルガンと管弦楽のための交響曲第1番」の演奏は、好評を博した。演奏家としてだけでなく、チェコ国営ラジオ放送とのオルガン講習会の企画など、教育・啓蒙の面でも積極的に活動。
ソリストとして発表したCDに、「プラハ-バロックの黄金時代(Prague-L'age d'or baroque)」、「ボヘミアの黄金精神(Anima Aurea Bohemiae)」、「天才J・S・バッハ(Genius Johann Sebastian Bach)」などがある。
http://www.pavelkohout.org

山田由希子 Yukiko Yamada
オルガン Organ
東京芸術大学音楽学部器楽科オルガン専攻卒業。卒業時に日本オルガニスト協会主催第31回新人演奏会出演、同大学同専攻修士課程修了。大学院修了後にオランダ政府給費留学生としてフローニンゲン音楽院に留学し、翌年から文化庁派遣芸術家在外研修員として在学、また中村音楽奨学金を得て、満場一致の最優秀にて卒業。今までにオルガンを廣野嗣雄、今井奈緒子、Wolfgang Zerer、 Theo Jellema、Erwin Wiersingaの各氏に、のちデン・ハーグ王立音楽院修士課程にてJos Van der Kooyに師事した。
これまでにローザンヌ国際バッハコンクール第三位、バチェーノ国際オルガンコンクール第一位、Andrea Antico da Montona国際オルガンコンクール第三位、Comune di Muzzana del Turganoフリウリ国際オルガンコンクール第三位、ジョセフ・ボッサード プライズコンクール第一位、ルチェラ古楽祭コンクール通奏低音部門第一位。日本をはじめヨーロッパ各地、アジア、ロシアなどで演奏会を行う。ロンドンのJohn Hillメモリアルコンサートなどをはじめ、北京中央音楽院主催の古楽音楽祭、その他ヨーロッパ、アジアの音楽祭などにも多数招待されている。2013年春に初めてロシア全土7か所のソロツアーを行い好評を博した。ソロの他、通奏低音奏者としても活動を行っている。
オランダ、サッパメーア市バプテスト教会オルガニスト及びアカデミー講師、日本オルガン研究会会員、日本オルガニスト協会会員。現在オランダ、フローニンゲン市在住。

鈴木優人 Masato Suzuki
オルガン Organ
オランダ在住の指揮者、作曲家、ピアニスト、チェンバリスト、オルガニスト。
1981年オランダ・デンハーグ生まれ。東京藝術大学作曲科を卒業。同大学院古楽科修了。ハーグ王立音楽院修士課程オルガン科および即興演奏科を栄誉賞付きで卒業。作曲を永冨正之、尾高惇忠および青島広志の各氏に、指揮を北原幸男氏に、オルガンを鈴木雅明、ヨス・ファン・デル・コーイ、早島万紀子、内海恵子の各氏に、チェンバロをボブ・ファン・アスペレン氏に、ピアノ・フォルテピアノ及び歌曲伴奏法を、小林道夫、コンラート・リヒター、三善晃、木村徹、ヤコブ・シュテンプフリ、加藤智子、スタンリー・ホッホランド、砂原悟、ロジャー・ヴィニョールズの各氏に学ぶ。2005年、ヴァイオリニストの山口幸恵とともに「アンサンブル・ジェネシス」を結成、音楽監督を務める。東京・渋谷の白寿ホールを本拠に『秋』『冬』『夏』『過ぎにし春』のシリーズを成功させ、NHK制作の『アンサンブル・ジェネシス~光と影~』が好評を博す。11年、横浜市と共催で開かれた神奈川芸術劇場での『エウリディーチェの嘆き』では音楽・ダンス・映像・照明・電子音響との複合的な公演で高く評価された。08年3月「日独リートフォーラム」主宰。09年よりアンサンブル・ヴォクス・ルミニスのプリンシパル・オルガニストを務め、シュッツ『葬送音楽』(Ricercar)の録音で2012年グラモフォン・アワード大賞を獲得。13年3月1日より横浜シンフォニエッタ首席指揮者に就任。オランダ、フォールブルク在住。

大木麻理 Mari Ooki
オルガン Organ
東京藝術大学卒業、同大学院修了。大学院アカンサス音楽賞受賞。日本オルガニスト協会新人演奏会、芸大モーニングコンサートに出演。オルガンを菊池みち子、廣野嗣雄、椎名雄一郎、チェンバロを大塚直哉、鈴木雅明、アンサンブルを今井奈緒子、広沢麻美の各氏に師事。
DAADの奨学金を得てリューベック国立音楽大学に留学し、アルヴィート・ガスト、ミヒャエル・ラドレスクの各氏に師事、満場一致の最優等で卒業。在学中にポセール財団より奨学金を得る。
第13回「静岡の名手たち」受賞、第1回マインツ国際オルガンコンクール第2位、第3回ブクステフーデ国際オルガンコンクール優勝、第65回「プラハの春」国際音楽コンクールオルガン部門第3位、併せてチェコ音楽財団特別賞受賞。ドイツを拠点に欧米各地で演奏活動が続いている。
現在デトモルト国立音楽大学在学中、マルティン・ザンダー氏に師事。
日本オルガニスト協会、日本オルガン研究会会員。