
コンサートホール ATMCONCERT HALL ATM
高校生のための水戸室内管弦楽団メンバーによる
公開レッスン&ミニコンサート
2016年10月10日[月]
今夏開催された第40回全国高等学校総合文化祭~2016ひろしま総文~吹奏楽部門に茨城県代表として出場した茨城県立水戸第三高等学校吹奏楽部を、世界的に活躍する水戸室内管弦楽団の熟練の名手たちが指導する公開レッスンです。講師たちによるミニコンサートもあわせて開催します。音楽は聴くだけという方も、楽器を演奏される方も、世界トップレベルの音楽の創り方を間近に体験してみませんか?
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【受講団体】
茨城県立水戸第三高等学校吹奏楽部(指揮:荻沼啓一)
【講師】
四戸世紀(クラリネット)
猶井正幸(ホルン)
竹島悟史(打楽器)
猶井悠樹(ヴァイオリン)
【講習曲】
レスピーギ(森田一浩 編曲):
《リュートのための古風な舞曲とアリア》第3組曲 より
〈シチリアーナ〉、〈パッサカリア〉
レスピーギ(デリア、ライゼン 編曲):
交響詩《ローマの松》 より 〈アッピア街道の松〉
【講師によるミニコンサート曲目】
フーバー:クラッシュ・ミュージック
竹島悟史(シンバル)
ノヴォトニー:ア・ミニット・オブ・ニュース
竹島悟史(スネアドラム)
竹島悟史:ミッドナイト・ブリーズ
竹島悟史(マリンバ)
チャイコフスキー:《四季》 作品37bis より 10月〈秋の歌〉
猶井正幸(ホルン)/竹島悟史(ピアノ)
服部隆之:《真田丸》 より メインテーマ
猶井悠樹(ヴァイオリン)/竹島悟史(ピアノ)
ドビュッシー:狂詩曲 第1番
四戸世紀(クラリネット)/竹島悟史(ピアノ)
公演概要
会場
コンサートホールATM
開催日
2016年10月10日[月]
平成28年度文化庁文化芸術による地域活性化・国際発信推進事業
チケット情報
料金
入場無料(要入場券)
14:00開場 14:30開始
入場券配布
8月13日[土]より
入場券配布場所
水戸芸術館エントランスホール・チケットカウンター(月曜休館)
茨城県立県民文化センター
ノバホール(月曜休館)
※遠方よりお越しの場合は、お問い合わせください。
お問合せ
水戸芸術館(代表)TEL:029-227-8111
【主催】
茨城県、茨城県教育委員会、公益財団法人水戸市芸術振興財団
【後援】
水戸市、水戸市教育委員会、茨城県高等学校文化連盟、茨城県吹奏楽連盟
受講団体
茨城県立水戸第三高等学校吹奏楽部
全学年で98名の部員数を誇る水戸第三高等学校吹奏楽部。活動内容としては定期演奏会、クリスマスコンサート、吹奏楽コンクール、アンサンブルコンテスト、依頼演奏、合宿練習など様々ですが、「練習は本番のように、本番は練習のように」をモットーに集中した練習を行い、人に感動を与える演奏を心がけています。部員間のチームワークも強く、生徒中心に自主的に活動しています。昨年度は茨城県吹奏楽コンクールにおいて金賞を受賞し、東関東大会出場を果たしました。今年度は第40回全国高等学校総合文化祭~2016ひろしま総文~吹奏楽部門に茨城県代表として出場しました。お互いの個性を出し合いながら息の合ったアンサンブルを作り上げていきたいと思います。
講師
水戸室内管弦楽団は1990年、水戸芸術館の専属楽団として、初代館長・吉田秀和の提唱により誕生しました。日本を代表する指揮者である小澤征爾が、2013年水戸芸術館館長に就任すると同時に水戸室内管弦楽団の総監督となり、その運営にあたっています。メンバーは、ソリストとして、またオーケストラの首席奏者として、世界的な活躍を続ける21名の日本人音楽家および5名の外国人音楽家です。これまでに水戸芸術館での定期演奏会、東京や大阪など日本各地での館外公演、3回のヨーロッパ公演などを行い、世界有数の室内管弦楽団との評価を確立しています。

四戸世紀 Seiki Shinohe
クラリネット
水戸室内管弦楽団ゲスト奏者
東京藝術大学附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学を卒業。第1回国際ブラームス・コンクールでトリオ部門優勝・特別賞受賞。モーツァルト・クラリネット協奏曲の演奏がヘルベルト・フォン・カラヤンに認められ、カラヤン・アカデミーに留学。 カール・ライスターに師事。ベルリン交響楽団のソロ・クラリネット奏者として15年間活躍した後、帰国し、読売日本交響楽団首席クラリネット奏者を2011年まで務める。現在、東京音楽大学教授、桐朋学園大学、日本大学芸術学部講師。水戸室内管弦楽団のゲスト奏者として出演を重ねている。

猶井正幸 Masayuki Naoi
ホルン
水戸室内管弦楽団楽団員代表
桐朋学園大学で学ぶ。1973年東京交響楽団に入団の後、75年よりドイツ国立ケルン音楽大学に留学。エーリッヒ・ベンツェルに師事する。ニーダーライン交響楽団、ビーレフェルト・フィルハーモニーオーケストラを経て、81年からボン・ベートーヴェンハレ管弦楽団のホルン奏者を勤めるかたわら、ボン木管五重奏団など室内楽でも活躍する。88年の帰国を機に、99年まで大阪フィルハーモニー交響楽団の首席ホルン奏者を務め、現在桐朋学園大学教授として後進の指導にあたる。また、水戸室内管弦楽団では楽団員代表を務めるほか、サイトウ・キネン・オーケストラなどのメンバーとして活動を続けている。

©大窪道治
竹島悟史 Satoshi Takeshima
打楽器
水戸室内管弦楽団ゲスト奏者
東京藝術大学卒業。第13回日本管打楽器コンクール打楽器部門第2位。2011年、東京オペラシティリサイタルシリーズ「B→C」第136回公演ソリスト。2013年、N響第1756回定期演奏会において、タン・ドゥン作曲〈The Tears of Nature ~マリンバとオーケストラのための〉の日本初演ソリストを務める。クラシック界の打楽器奏者として常に第一線で活躍し続けながら、ピアニスト、作編曲家としての顔も持ち合わせる、気鋭の“音楽家”である。現在、NHK交響楽団打楽器奏者。水戸室内管弦楽団にゲスト奏者として出演。東京藝術大学や洗足学園音楽大学などで、後進の指導にあたる。

猶井悠樹 Yuki Naoi
ヴァイオリン
水戸室内管弦楽団ゲスト奏者
ドイツ、ボン出身。桐朋女子高等学校音楽科を経て、同大学卒業。小澤征爾音楽塾にてコンサートマスターを務める。これまでに、東京・春・音楽祭、サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団、アフィニス夏の音楽祭、軽井沢国際音楽祭などに参加。ウォールドルフ夏期音楽セミナーにて、トーマス・ブランディスに師事し、選抜コンサートに出演。これまでに、釋伸司、奥田章子、加藤知子、堀正文に師事。Resona Quartetとして毎年定期公演を開いている。NHK交響楽団第1ヴァイオリン奏者。