
三上郁代
Ikuyo Mikami
オルガン
プロフィール
大阪府出身。東京藝術大学音楽学部器楽科オルガン専攻卒業、同大学院音楽研究科修士課程修了。卒業時に同声会賞を受賞し、同声会新人演奏会に出演。フランスに留学しトゥールーズ地方音楽院及びカン地方音楽院で学び、オルガンを満場一致の成績で修了、チェンバロ、通奏低音のDEM (Diplôme d’Etudes Musicales)を取得。
2011年オーディションに合格し、ミューザ川崎シンフォニーホール・アドバイザー松居直美企画 フランツ・リスト バースデー・コンサートに出演。15年9月、ロシアのカリーニングラードで行われた第9回ミカエル・タリヴェルディエフ国際オルガンコンクールにて、コンクール史上初めて第一位とミカエル・タリヴェルディエフ作品最優秀演奏特別賞を同時受賞、また最優秀ドイツ作品演奏者に贈られるE. T. A. Hoffmann特別賞を受賞。同年10月にはフランス、ビアリッツで行われたアンドレ・マルシャル国際オルガンコンクールにて優勝、優れた現代作品演奏者に贈られるGiuseppe Englert Memorial Prizeを受賞。17年、第29回St Albans国際オルガンコンクールでは3人のファイナリストに選ばれた。18年度上期野村財団奨学生。これまでにオルガンを大塚直哉、秀村知子、今井奈緒子、廣江理枝、ヤン・ヴィレム・ヤンセン、ミシェル・ブヴァール、エルワン・ル・プラドに、チェンバロを大塚直哉、鈴木雅明、ヤン・ヴィレム・ヤンセン、康子・ブヴァール、ステファン・ベシーに、通奏低音を椎名雄一郎、ブリス・サイー、エヴァ・デル・カンポに師事。日本以外にもフランス、オランダ、チェコ、ラトビアで演奏会を行い、また通奏低音奏者としてもコンサートに参加している。現在横浜みなとみらいホール ホールオルガニスト・インターンシップ・プログラム第18期生。日本オルガニスト協会、日本オルガン研究会会員。
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