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準・メルクル 弦楽器貸与プロジェクト
貸与者募集のお知らせ指揮者の準・メルクルさんから寄贈された弦楽器を、30歳以下の方に貸与いたします

募集期間 4月4日(土)~4月15日(水) 

水戸芸術館専属楽団・水戸室内管弦楽団とゆかりの深い指揮者、準・メルクルさんから寄贈されたヴァイオリン、ヴィオラ、チェロを、茨城の学生の方に無償で3年間貸与します。本プロジェクトでは、音楽家を目指し、さらなる研鑽を積もうとする若手弦楽器奏者の支援を目的としています。皆様からのご応募をお待ちしております。


【貸与楽器について】
*ヴァイオリン
製作地:ボヘミア(製作年代 1700年代後半)
製作地:ドイツ・ザクセン(製作年代 1800年頃)
製作地:ドイツまたは東ヨーロッパ(製作年代 1910~12年頃)
製作地:東ヨーロッパ(製作年代 1870~1920年)

*ヴィオラ
製作地:ドイツまたはチェコ(製作年代 1800年代前半)
製作地:ドイツ(製作年代 1850~1890年頃)
製作地:ドイツまたはチェコ(製作年代 1900年代前半)

*チェロ
製作地:ドイツ(製作年代 1971年)

【申込受付期間】 2020年4月4日(土)~4月15日(水)当日必着

【実技審査】 2020年4月29日(水・祝)夕方~ 水戸芸術館コンサートホールATM 
※実技審査での演奏曲は自由です(演奏時間は5分程度)。

【審査員】 堀 伝 (水戸室内管弦楽団楽団長)、中村静香 (水戸室内管弦楽団団員)

【応募資格】
現在弦楽器の演奏を学んでいて、下記のいずれかに該当する30歳以下の方
1. 茨城県に本籍を有する
2. 現在、茨城県内に居住している
3. 現在、茨城県内に通学している
4.過去に茨城県内に居住・通学したことがある(申込前に必ず担当までお電話にてお問い合わせください。)

【申込方法】
所定の申込用紙に必要事項をご記入の上、次の3点を水戸芸術館エントランスホールのチケットカウンターにご提出いただくか、下記のお問合せ先へご郵送ください。

1.申込書 (当館ウェブサイトからダウンロード可能)
2.茨城県との関わりを証明するもの (住民票や運転免許証など公的機関が発行しているもの。コピー可)
3.返信用封筒(住所、氏名を記入し、84円切手を貼付したもの)

【審査結果発表】
書類審査、実技審査とも、後日書面にてお知らせします。
書類審査の結果については、4/22[水]までに書面が届かなかった場合はお問合せください。

【事前試奏会】
各楽器は製作年代・地域が異なるため、実際に弾いた上でどの楽器をご希望か、申込書にご記入いただきます。
<日時>
4月4日(土) 17:00~19:00 (水戸芸術館 館内)
※事前にお電話で、ご来館予定時間をお知らせください。
※この日程でどうしてもご都合がつかない方は、別途ご相談ください。

【貸与条件】
・貸与期間は、3年間とします。
・楽器は半年に1度、東京都内の指定楽器店にてメンテナンスを行って頂きます。その際の交通費および通常の楽器使用に伴い生じるメンテナンス費用は自己負担とさせていただきます。
・貸与者には年に1回、楽器の使用状況についてのレポートを提出していただきます。

【その他】
・実技審査での演奏は暗譜とします。伴奏楽器はピアノとします(無伴奏可)。
・伴奏者、譜めくり助手は、参加者がご手配ください。
・提出された書類は返却いたしませんので、ご了承ください。
・実技審査には、指定された日時にお越しください。遅刻した場合は失格となります。
・審査結果に対しての質問には一切お答えできませんのでご了承ください。
・応募の際にいただいた個人情報等は、本プロジェクトの運営以外には使用いたしません。

準・メルクル

Jun Märkl

指揮者

プロフィール

1959年ミュンヘン生まれ。セルジュ・チェリビダッケ、レナード・バーンスタイン、小澤征爾らに指揮を学ぶ。93年ウィーン国立歌劇場に〈トスカ〉でデビュー以来、同歌劇場やドレスデン国立歌劇場、メトロポリタン歌劇場などへ客演している他、バイエルン州立歌劇場では2006年まで常任指揮者を務めた。またミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団やフィラデルフィア管弦楽団、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団など著名なオーケストラへの客演も多い。05年から11年までフランス国立リヨン管弦楽団で音楽監督、07年から12年までMDR交響楽団(ライプツィヒ放送交響楽団)で首席指揮者・芸術監督を歴任。日本では、97年にNHK交響楽団特別演奏会でデビュー。水戸室内管弦楽団には04年の第57回定期演奏会以来共演を重ねている。12年にはフランス文化勲章のシュヴァリエを受章。2021年シーズンから、ハーグ・レジデンティ管弦楽団の首席客演指揮者に就任。

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堀 伝

Tadashi Hori

審査員/水戸室内管弦楽団 楽団長

プロフィール

1935年、愛知県生まれ。小6でヴァイオリンを始める。桐朋女子高校音楽科の第1期生として入学。1957年、桐朋学園短期大学卒業後、岩淵龍太郎の主宰するプロムジカ弦楽四重奏団の第2ヴァイオリンとなる。傍ら東京交響楽団の客員コンサートマスター、古典音楽協会コンサートマスターを務める。1964年、29歳でNHK交響楽団にコンサートマスターとして入団。67年、ウィーン市立音楽院に留学。91年にはNHK交響楽団を退団、東京交響楽団を経てフリーとなる。サイトウ・キネン・オーケストラには発足時より参加。夛久興、服部豊子、齋藤秀雄、ワルター・シュナイダーハンに師事。水戸室内管弦楽団では長年楽団員を務め、現在は楽団長を務める。

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中村静香

Shizuka Nakamura

審査員/水戸室内管弦楽団 楽団員

プロフィール

桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部卒業。全額スカラシップを受けアスペン音楽祭に参加。文化庁芸術家派遣在外研修員として、ジュリアード音楽院に留学。第52回日本音楽コンクール第1位。及び増沢賞、レウカディア賞、黒柳賞受賞。第29回海外派遣コンクール特別表彰。第3回日本国際音楽コンクール入賞。鷲見三郎、海野義雄、小林健次、川崎雅夫、ドロシー・ディレイに師事。1994年より99年まで、旧奏楽堂に於いてベートーヴェン・ヴァイオリン・ソナタ全曲連続演奏会全10回を開催、併せて邦人作曲家の作品も積極的に紹介する。これまでに、NHK交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団等のオーケストラと共演し、各地の音楽祭にも出演している。ヴィオリストとしては、2003年に大垣音楽祭でソロ・デビューを果し、最近ではヴィオリストとしても活躍の場を広げている。また、2年に1度開く自主企画のリサイタルでは、ヴァイオリン曲とヴィオラ曲を織り交ぜるなど、意欲的なプログラムを展開している。CDは、『フランク、サン=サーンス:ピアノ五重奏曲/桐五重奏団』、『シューベルティアーデ~寺嶋陸也とともに~』がリリースされている。
現在、水戸室内管弦楽団、桐五重奏団、サイトウ・キネン・オーケストラのメンバー。ソロ、室内楽で活躍している他、東京音楽大学、フェリス女学院大学で後進の指導にもあたっている。

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公演概要

会場

開催日

募集期間 4月4日(土)~4月15日(水) 

お問合せ

水戸芸術館(代表) TEL:029-227-8111

お問い合わせ・書類送付先

〒310-0063 茨城県水戸市五軒町1-6-8  (9:30~18:00/月曜休館)
水戸芸術館 「準・メルクル 弦楽器貸与プロジェクト」係 (高巣・中村)
TEL: 029-227-8118 FAX: 029-227-8130