チケット

【重要なお知らせ】

コンサートホール ATMCONCERT HALL ATM

  • コンサートホールATM
  • 中止
  • 音楽
  • 公演

シリーズ:希望の音楽 Vol.2【公演中止】ヒラリー・ハーン ヴァイオリン・リサイタルアンドレアス・ヘフリガー(ピアノ)

2022年3月4日(金) 18:15開場 19:00開演

ヒラリー・ハーン ヴァイオリン・リサイタル 中止のお知らせ

3月4日(金)に予定しておりました、ヒラリー・ハーン&アンドレアス・ヘフリガーのリサイタルは、新型コロナウイルス感染拡大防止のための日本政府の水際対策措置延長により、水戸芸術館での公演を含む来日ツアーの全日程が中止となりました。公演を楽しみにされていた皆様には、心よりお詫び申し上げます。何卒ご理解、ご了承賜りますようお願い申し上げます。

------------------------------------------------------------
ご購入済みのチケットにつきましては払戻しをさせていただきます。
◆チケットの払い戻し方法につきましてはこちらをご確認ください

【払い戻し受付期間:1月27日(木)~3月15日(火)】
------------------------------------------------------------

(以下は、当初の公演内容となります)
世界屈指の実力と清新な感性を軸に、国際的な活躍を続けているヴァイオリニスト、ヒラリー・ハーンが約9年ぶりに水戸芸術館に登場します。今回挑むのは、ベートーヴェンの二つのヴァイオリン・ソナタ。第9番〈クロイツェル〉は、作曲家が苦悩を昇華して作品を生み出した「傑作の森」と呼ばれる中期の作で、ヴァイオリンとピアノの対等かつ劇的な二重奏が革新的な、ヴァイオリン・ソナタの金字塔です。また、約10年後に書かれた第10番は、ベートーヴェン最後のヴァイオリン・ソナタ。創作後期に向かおうとする作曲家ならではの自由さ、精緻なニュアンスと明澄さを持つ傑作と申せましょう。
ベートーヴェンの演奏にあたって、ハーンは「ピアニストのエネルギーとヴァイオリニストのエネルギーが何らかの形で一致しないと、音楽から聴こえてくるものを伝えることが難しくなります。力を合わせるのではなく、ぶつかり合うような感じですね」と語っています(『音楽の友』10月号掲載のインタビューより)。彼女が非常に強力なパートナーだと認めるピアニスト、アンドレアス・ヘフリガーとは、どんなコラボレーションを聴かせてくれるでしょうか。シリーズ「希望の音楽」第3回は、この二人の名手が、ベートーヴェンの奥深い音楽世界へと私たちをいざないます。


【出演】
ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)、アンドレアス・ヘフリガー(ピアノ)

【曲目】
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 作品47 〈クロイツェル〉
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第10番 ト長調 作品96

©Dana van Leeuwen Decca

ヒラリー・ハーン

Hilary Hahn

Violin

プロフィール

3度にわたるグラミー賞受賞ヴァイオリニストであるヒラリー・ハーンは、明快で華麗な演奏、非常に幅広いレパートリーに対する自然体の解釈、そして、ファンとの一体感ある結び付きにより、名声を博している。ハーンは、創造性に富む音楽作りへのアプローチと、世界中の人々と音楽的体験をシェアするための熱心な取り組みにより、多くのファンに愛されている。最近では、「100日間の練習(100 Days of Practice)」というインスタグラム・プロジェクトを立ち上げ、自身が練習している様子を撮影した動画を100日間連続で投稿した。このように舞台裏での練習をファンに公開することは、これまで彼女とファンとの間にあった、音楽の創作過程における垣根を取り払うことを目的としている。
2018/19シーズンは、これまでの音楽キャリア全体を繋いできた1本の糸(バッハ)に重点的に取り組んだ。10月には、バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番、ソナタ第1番、第2番を収録したCDをリリースした。これは、ハーンがわずか17歳の時にリリースした最初のアルバム「ヒラリー・ハーン・プレイズ・バッハ」から20年の歳月を経て再びリリースされた、ファンおよび批評家待望のアルバムである。さらに、秋から春まで、バッハの無伴奏ヴァイオリン作品のリサイタルを、ウィーン、パリ、ニューヨーク、ワシントンDC、サンフランシスコ、トロント、東京、ソウル、ベルリン、ロンドン、ミュンヘンで行った。また、2018/19シーズンは、フランス放送フィルのアーティスト・イン・レジデンスを務めた。同楽団との共演では、オーストリア、ドイツ、フランス、スペインでシベリウスを演奏した他、エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928-2016)の最後のヴァイオリン協奏曲の世界初演を行った。この協奏曲は、ラウタヴァーラがハーンのために作曲したものであるが、未完だったためラウタヴァーラの死後、カレヴィ・アホによって完成された。
バッハは、最初の師匠クララ・ベルコヴィチの下で音楽の勉強を開始した頃から、常にハーンの人生の一部となってきた。10歳の時に、フィラデルフィアのカーティス音楽院へ入学した。ここで、ウジェーヌ・イザイとエフレム・ジンバリストの弟子だった、ヤッシャ・ブロツキーに師事したが、ブロツキーはハーンのレッスンの一部を、ほぼ毎回、バッハの無伴奏曲に充てた。ハーンは、バッハのパルティータやソナタの何楽章かを、しばしば彼女の無料コンサート(時にはサプライズ・コンサートのこともある)のプログラムに組み込んでいる。こうした無料コンサートは、編み物サークル、地域のダンス・ワークショップ、ヨガ・グループ、美術の学生、赤ちゃん連れの親たちを対象に行っているものである。また、ハーンは近年の自身の滞在地、ウィーン、シアトル、リヨン、フィラデルフィアなどでも、こうしたミニ・コンサートを生活の一部に組み入れており、今シーズンはフランス放送フィルでも引き続き行う予定である。こうした活動は、音楽愛好家がコンサート・ホールの外でもライヴ演奏に興味を持つことを奨励し、親と幼い子供たちが一緒にライヴ演奏を楽しめる機会を提供するためのものである。
ハーンはファンとの繋がりを作る、天賦の才能に恵まれていることで知られている。その才能の一端は、ファンから集めたアート作品や、自身のユーチューブ・チャンネルのインタビュー・シリーズ(youtube.com/hilaryhahnvideos)、さらには、彼女のヴァイオリン・ケースが、コンサート・ヴァイオリニストであるハーンの生活についてコメントする、ツイッターとインスタグラムのアカウント(@violincase)にも垣間見える。彼女の好奇心は音楽の領域をはるかに超えている。
かつてはブロガーの先駆けとして、自身のウェブサイト(hilaryhahn.com)でファンに宛てて「旅先からの絵葉書(postcards from the road)」と題した記事を投稿したり、主流メディアに記事を投稿したりしていた。
1年のサバティカル休暇からの復帰作であると同時に、ドイツ・グラモフォンへの6年振りの新作となるアルバム「パリ」を今年1月にリリース。彼女のために書かれたエイノユハニ・ラウタヴァーラによる「2つのセレナード」の世界初演録音の他、エルネスト・ショーソンの「詩曲」、1923年パリ都で初演されたセルゲイ・プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲の第1番を収録している。

閉じる

©Gianmaria Gava

アンドレアス・ヘフリガー

Andreas Haefliger

Piano

プロフィール

アンドレアス・ヘフリガーは、名テノール歌手 エルンスト・ヘフリガーを父にもち、スイス人音楽一家の元に生まれドイツで育った。15歳でニューヨークのジュリアード音楽院へ入学、ほどなくして注目を得ることとなった。アメリカではニューヨーク・フィルを筆頭に、クリーヴランド管、ロサンゼルス・フィル、ボストン響、ピッツバーグ響、シカゴ響、サンフランシスコ響など主要オーケストラと次々に共演。ヨーロッパでもロイヤル・コンセルトヘボウ管、ロッテルダム・フィル、ミュンヘン・フィル、ブダペスト祝祭オーケストラ、ベルリン・ドイツ響、パリ管、ロンドン響、ウィーン響といった著名オーケストラと共演を重ねている。またルツェルン、エディンバラ、ウィーン音楽週間、BBCプロムス、アスペンなどの音楽祭には常連として招待され、1988年のニューヨーク・デビュー以来、名門コンサートホールでの公演や、北米、アジアなどで高い評価を得ている。
ロンドンのヴィグモアホールでは、モーツァルトからリゲティまでの作品とともにベートーヴェンのピアノ作品を全曲演奏するヘフリガー・シリーズ「パースペクティブ」を定期的に開催し、このリサイタル・シリーズは彼の近年のCDとも関連づけられている。また、コペンハーゲン・ルイジアナ美術館に於いて、トップクラスの音楽家を招いてのリハーサルやコンサートを行い、2019年1月にはロッテルダム、シンガポール、マドリッド、香港でツアーを行った。
2019年のBBCプロムスで、彼と同じスイス生まれの作曲家ディーター・アマンに特別に委嘱したピアノ協奏曲「グラン・トッカータ」を、サカリ・オラモ指揮/BBC交響楽団との共演で世界初演。同曲はスザンナ・マルッキ指揮/ボストン交響楽団と北米でも初演され、今後はウィーン響、ミュンヘン・フィル、台北市立響との共演のほか、ルツェルン音楽祭ではヘルシンキ・フィルとも演奏を予定している。
2020年3月にはロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホールで行われるベートーヴェンの特別演奏会に出演、エサ=ペッカ・サロネン指揮/フィルハーモニア管との共演で《ピアノ協奏曲第4番》《合唱幻想曲》《幻想曲(ソロ)》を演奏。その他シーズンのハイライトとして上海交響楽団との共演、フラジェ・ピアノ・デイズ、東京でのソロ・リサイタルでベートーヴェンの作品とムソルグスキー「展覧会の絵」、リュドヴィク・モルロー指揮/アスペン室内交響楽団とはモーツァルトのピアノ協奏曲を演奏する。
ソニークラシカルよりモーツァルト、シューマンといったソロCDの他、デッカよりタカーチ弦楽四重奏団、バリトンのマティアス・ゲルネとのCDをリリース。ゲルネとのシューベルトの録音は、ドイツ・レコード批評家賞を受賞した。2018年春、BISレコードより「パースペクティブ」シリーズの最新盤をリリース。また2020年春には初のコンチェルトアルバムがリリース、バルトークの《ピアノ協奏曲第3番》、ラヴェルの《左手のためのピアノ協奏曲》、ディーター・アマンのピアノ協奏曲を収録している。

閉じる

公演概要

会場

コンサートホールATM

開催日

2022年3月4日(金) 18:15開場 19:00開演

【新型コロナウイルス感染症拡大防止に関するお客様へのお願い】

・新型コロナウイルス感染症の再拡大など、状況の悪化により内容の変更や公演の中止または延期を余儀なくされる場合もございますので、最新情報は当館ウェブサイトやSNSにてご確認ください。
・入館時の検温にご協力お願いいたします。37.5度以上の熱があった場合はご入場をお控え願います。
・館内ではマスクの着用をお願いいたします。
・まわりの方とは距離をおとりください。
・体調がすぐれないお客様はご来場をお控えください。
・手洗いと手指の消毒にご協力ください。
・出演者とのご面会はご遠慮いただきます。また、出演者への花束やプレゼントはスタッフがお預かりいたします。

チケット情報

料金

【全席指定】A席8,000円 B席7,000円 U-25 2,500円(25歳以下・要身分証提示)
※未就学児入場不可 

チケット発売日

一般発売

2021年12月18日 9:30〜
※会員先行予約がありますので、一般発売日の時点で、水戸芸術館取り扱い分が終了している場合があります。
※当館では新型コロナウイルス感染拡大防止の対策を行っております。お客様のご理解、ご協力をお願いいたします。

先行予約 運営維持会員

2021年12月14日 9:30〜
※WEB・電話予約のみ

先行予約 水戸芸術館メンバーズ

2021年12月15日 9:30〜
※WEB・電話予約のみ

チケットの取扱い

窓口
水戸芸術館 エントランスホール内チケットカウンター(営業時間 9:30〜18:00/月曜休館)
お電話
水戸芸術館 チケット予約センター TEL: 029-231-8000 (営業時間 9:30〜18:00/月曜休館)
窓口
ヤマハミュージックリテイリング水戸店 (店頭販売のみ・お問い合わせ 029-244-6661)
お電話
かわまた楽器店 029-226-0351 
WEB
e+(イープラス) http://eplus.jp (PC・携帯)

*未就学児はご入場いただけません。
*車椅子のお客様、盲導犬、介助犬同伴のお客様は、お座席へのスムーズなご案内のため、予約時にお知らせください。
*公演中止の場合を除き、一度購入されたチケットの払い戻し、交換等はお受けできません。

お問合せ

水戸芸術館(代表) TEL:029-227-8111

U-25チケットについて(枚数限定)

・25歳以下の方が対象のお得なチケットです(未就学児不可)。
・ご購入いただきましたご本人様のみご利用可能です。
・ご入場の際には、年齢を証明するものが必要となります。
・取り扱いは水戸芸術館のみとなります。

シリーズ:希望の音楽

新型コロナウイルス感染症の流行により、世界中で尊い命が奪われ、暮らしの中のあらゆる活動が制限され打撃を受けています。この疫病に打ち克つために、人類は叡智を結集させなくてはなりません。さらに必要なのは不屈の精神であり、それは希望なくしてはあり得ません。今日の困難を乗り越えるための「希望の音楽」をお贈りします。

Vol.1 2021.11.19 クリスチャン・ツィメルマン(ピアノ)
Vol.2 2022.3.4 ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)
Vol.3 2022.3.5 藤村実穂子(メゾ・ソプラノ)