パトリツィア・コパチンスカヤ
Patricia Kopatchinskaja, Violin
ヴァイオリン
プロフィール
モルドヴァ生まれ。2021/22シーズンはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、バーミンガム市交響楽団のアーティスト・イン・レジデンスを務めるほか、ブダペスト祝祭管弦楽団とのツアー、トロント交響楽団、フィンランド放送交響楽団、マンチェスター・カメラータの演奏会などに出演。カメラータ・ベルンとのアーティスティック・パートナーの関係も継続している。
コパチンスカヤは、現存の作曲家ルカ・フランチェスコーニ、ジェルジュ・クルターグ、マルトン・イレシュらの作品を積極的に取り上げているほか、「怒りの日」「バイバイ・ベートーヴェン」といった舞台作品や、ドイツのダダイスト、クルト・シュヴィッタースの詩に基づいた映像作品「ウルソナタ(原ソナタ)」など、革新的な作品を紹介・制作し続けている。
最近、自らシュプレヒシュティンメ(声パート)を務め、欧州各地での公演が話題をさらったシェーンベルク〈月に憑かれたピエロ〉のほか、カメラータ・ベルン、ソル・ガベッタ(チェロ)との共演による「照らし出された快楽」、ヨーナス・アホネン(ピアノ)との共演による「ジョージ・アンタイルの見た世界」などのCDをリリース。セントポール室内管弦楽団との共演による「死と乙女」は、2018年グラミー賞を受賞。また、イル・ジャルディーノ・アルモニコとの共演による「What’s next Vivaldi」は2021年秋、Opus Klassik賞を受賞。
https://en.patriciakopatchinskaja.com/
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